事前情報からもAppleは今年の下半期に同社初の折畳式機種となる「iPhone Ultra」を正式発表する可能性があると言われています。ただ発売時期に関する情報はかなり錯綜しており、何より製造が安定していないと言われています。
今回Ming Chi Kuo氏がiPhone Ultraの在庫状況などについて分析していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
初期在庫は限定的。

今回同氏が言及していることをまとめると以下のようになります。
| 比較・分析項目 |
過去の事例:iPhone X(2017年) |
未来の予測:折りたたみiPhone(2026年) |
| 主な革新性と売り |
初のOLEDオールスクリーンデザイン、ノッチ、Face ID / TrueDepthカメラシステムの導入。 |
これまでにない革新的なユーザーエクスペリエンス(UX)を最大のセールスポイントとする。 |
| 初期の製造・出荷量 |
製造難度が高く、第3四半期の組立出荷量は100万台未満と推定。2017年後半の出荷量は約3,000万台に到達。 |
同様に製造上の課題で初期生産が制限。高価格化と製造難度から、2026年後半の出荷量は約700〜800万台と大幅に低くなる予測。 |
| 発売スケジュール |
9月12日に発表されるも在庫が足りず、予約は10月27日、発売は11月3日へと遅延(iPhone 8シリーズより後)。 |
2026年第3四半期の出荷量が限定的なため、予約開始や公式発売は2026年第4四半期(10〜12月)にずれ込む可能性。 |
| 市場の需要と価格 |
11月下旬には供給不足が大幅に緩和。 |
キャリアや転売屋への調査から、約2,300〜2,500米ドル(非常に高額)の価格帯でも、少なくとも2026年末までは非常に強い需要が続く。 |
| 品薄リスク・転売 |
(※発売初期に深刻な品薄が発生) |
予約開始直後に即完売し、納期は4〜6週間以上に長期化。初期供給の少なさと認知度の高いデザインから、公式価格の50〜100%のプレミアム(転売価格の高騰)もあり得る。 |
| 需要評価の最適期 |
— |
2026年末〜2027年第1四半期。
年末の繁忙期や発売の熱狂が落ち着き、初期の製造問題や供給制約が改善されたこの時期に、需要が持続的かどうかが明確になる。 |
同氏は「iPhone X」の事例と同様にiPhone Ultraの需要に対して供給が全く追いつかない可能性があると指摘しています。実際にどの程度の価格になるのか不明ですが、この価格帯の機種がこの在庫状況になったら驚異的なのかなと思います。
また生産量が限定的であることからも年内に折畳式機種で市場シェア1位を獲得するのは難しいのかなと思います。さらに非常に高価であることからも市場によって温度差がより明確になるのかもしれません。
とりあえず今回の情報通りであれば、iPhone Ultraは9月に正式発表されても、発売自体はちょっと先の話になるのかもしれません。