GoogleはPixel 9シリーズでSamsungのM14を採用。ディスプレイ品質とはトップクラスで、合わせてベゼルのスリム化やディスプレイ輝度の強化にも繋がっています。
一方で先日には海外のユーザーからディスプレイの耐久性に関する不満の声がありました。今回はXにおいてもGoogle Pixel 9 Proのディスプレイの耐久性について情報を頂いたので簡単にまとめたいと思います。
やはり耐久性に問題あり?
先日の情報だとスクリーンプロテクターなしの状態で半年以上使ったiPhone 15は無傷に対してPixel 9 Proは僅か数週間で傷が入ったとの話でした。少なくともPixel 9 ProはGorilla Glass Victus 2を採用しているため耐久性が他社と比較して特段劣るわけではありません。
なのでiPhoneで採用されているセラミックシールドの方がGorilla Glass Victus 2より耐久性があるだけかなと思っていましたが今回以下のような情報を頂きました。
9 Proと9 Pro XL持ち歩いてますが、 9 Proの方にこれまでPixel使っててつかなかったタイプの傷がありました(汗) 数年ぶりにフィルム貼りました…(汗)
少なくともPixel 9 Proのディスプレイは耐久性がちょっと問題があるのかもしれません。また別のユーザーからも以下のように教えて頂きました。
Pixel9Pro、買って1ヶ月も経たずにがっつり画面に線状の傷入ったので弱いのはマジだと思う
少なくとも一例に過ぎませんがユーザーからの印象としては耐久性に難ありという印象です。自分はスクリーンプロテクターを使っているので耐久性を気にしたことがなかったですが全てのユーザーがスクリーンプロテクターをつけないことを考えると問題があるのかもしれません。
何が問題なのか不明。
少なくともアメリカでみるとPixel 9 Pro XLの方が売れているはずですが、それでもPixel 9 Pro XLユーザーからの同様の報告はないです。またPixel 9 Pro XLもGorilla Glass Victus 2を採用しているためスペック上の耐久性は一緒ですがなぜか差がある可能性があります。
Samsungのことなので製造上の問題とは考えにくいですが、現時点だと何が原因になっているのか不明です。何よりディスプレイに傷をつけたくなり人はスクリーンプロテクターを貼っておくのがおすすめです。
また改めてスクリーンプロテクターなしで使うユーザーのニーズを満たすという面でSamsungの方向性は正しいと思います。Galaxy S25 UltraではGorilla Glass Armor 2が採用されており耐久性の改善はもちろん反射率のカットで視認性を改善しています。
何よりGorilla Glass Victusシリーズになってから進化がとまっているという印象で、Gorilla Glass 7iを採用しているのは現状Oppoくらいです。Googleが今後どのような判断をするのか不明ですがビルド品質の向上のためにディスプレイの耐久性を見直した方がいいのかなと思います。