少なくとも現在Google Storeで開催されているサッカーキャンペーンをみる限り、例年のセールと比較するとちょっとインパクトに欠けるのかなと思います。ただ他社は一部機種を価格改定による値上げをしていることを考えるとセールをやってくれるだけでもマシなのかもしれません。
今回YouTubeにおいてPixelはセールをよりも定価自体を安くしてほしいとコメントを頂いたので簡単にまとめたいと思います。
定価をより安くすべきなのか。

今回YouTubeにおいて以下のようにコメントを頂きました。
ストクレ無し、あってもサムスンレベルの還元だけにして値下げしてくれれば良いのにとずっと思ってます。
販促にコストを投じるのであれば、その分本体価格を安くして欲しいという気持ちも分かります。一方で販促弱めで定価を安くする、もしくは従来の方法のメリットとデメリットをまとめると以下のようになります。
| 項目 | セールをやらず定価を安くする | 定価はそのままでセールで安く見せる |
|---|---|---|
| ユーザーの印象 | 価格が分かりやすく公平感がある | 「お得に買えた」という満足感を演出できる |
| 購入タイミング | 欲しい時に安心して購入できる | セール待ちが増えやすい |
| ブランド価値 | 適正価格のイメージを維持しやすい | 頻繁な値引きで定価の価値が薄れる可能性 |
| 販売促進効果 | 話題性を作りにくい | 大型セール時に大きな注目を集めやすい |
| 販売台数 | 安定しやすいが爆発力は弱い | セール期間に販売が集中しやすい |
| 在庫調整 | 柔軟性が低い | セールで在庫処分しやすい |
| 価格競争力 | 常時安い価格で勝負できる | セール時のみ競争力が高くなる |
| メーカー利益 | 利益率を計算しやすい | 販売時期によって利益率を調整できる |
| デメリット | セールの話題性や購買意欲を刺激しにくい | 定価で買ったユーザーの不満や買い控えが発生しやすい |
| Pixelで考えた場合 | Pixel aシリーズ向き | Pixel Proシリーズ向き(現在のGoogle方式) |
それぞれにメリットとデメリットがある感じです。
Googleの目的は?

少なくともここ数年のGoogleの動きを見ていると「ブランドロイヤリティ」の改善によるファンを増やすことです。Pixel 6シリーズの頃はファンが少なかったこともあり、誰にとっても安く購入できる価格にすることで、まずはユーザーを増やすことを最優先していた印象です。
一方で今は既存のファンを離さないこと主軸にしているようにみえ「囲い込み」を優先している印象を受けます。これに対してどのように捉えるかはユーザー次第ですが、基本「価格優先」で購入するユーザーはファンになりにくいです。

こう考えるとGoogleの目的からずれるのかなと思います。また今や安ければ売れるという話でもなく、仮に安ければ売れるのであればユーザーはキャリアではなく直販版でもっと購入するようになってもおかしくないと思います。
なので高い/安いはあれど、価格以外の部分も求めているからこそキャリアで購入する人が圧倒的に多いのかなと思います。その中で単純に定価を安くしてもGoogleにとってはメリットはあまりないのかなと思います。
また定価を安くするとコスト増加の現状で値上げに直結にしますが、Googleはストアポイントなど施策を調整することで値上げを回避しているようにも見えます。少なくとも誰にでも安くするというフェーズは終わったのかなと思い、仮に安くするとしてもaシリーズなのかなと思います。