需要なし。旨みなし。ハイエンドコンパクトモデルが出てこない理由

先日正式発表された「Oppo Find X9s Pro」はOppoのフラッグシップモデルの中ではコンパクトモデル扱いとなる「6.3インチ」のディスプレイを採用していますが、ハイエンドコンパクトモデルを望むユーザーからすればまだまだデカいとの話。

今回Digital Chat Station氏がハイエンドコンパクトモデルに期待出来ない理由について言及しているので簡単にまとめたいと思います。

需要があまりない。

今回同氏が中華メーカーのプロダクトマネージャーに「ハイエンドコンパクトモデル」の需要について共有したところ、専門的な視点から以下のような回答があったとしています。

情報量が増え続ける現在の環境では、6インチ画面では表示効率が十分とは言えません。ユーザー調査でも、約6.5インチが最も人気で、持ちやすさと表示領域のバランスが最適とされています。そのため、年末に登場予定の小型モデルでも、6.3インチ→6.4インチ前後へと大型化する流れが見られます。

少なくとも持ちやすさを優先するのであれば6インチの方が優秀ですが、そうなると情報の視認性が悪く結局バランスが悪いということになります。そしてバランスが悪い機種は一部ユーザーに好かれたとしても、万人受けはしないと判断することができます。

結局バランスがとれた上での最低ラインが、多くの無印が採用している「6.3インチ」なのかもしれません。

スペックとの両立が難しい。

また2つ目の理由として以下のように投稿しています。

小型スマホユーザーでも、バッテリー・カメラ・性能に対する要求は高いですが、現行の技術では6インチサイズにそれらをすべて両立させるのは困難です。さらに、角が丸いフレーム設計は内部スペースを圧迫し、バッテリー容量にも影響します。そのため、6インチサイズや丸みのあるフレームの復活は現時点では難しく、具体的な開発計画もないとのことです。

シリコンカーボンバッテリーの技術が以前と比較すればかなり進化したと思いますが、それでもユーザーが求めるレベルのスペックをコンパクトな筐体に搭載するのは難しいことになります。

さらに筐体サイズが小さいと、「安い」という先入観があるのか、コンパクトモデルは安さも求められがちです。メーカー側からすればハイエンドコンパクトモデルは需要が限定的なのに安さを求められ結果利益率も薄いと、リスクをとってまで出す製品ではないとの認識なのかなと思います。

何よりコンパクトモデルを望むユーザーは、「小型化」を望むではなく、今後これ以上大型化しない方が期待した方がまだ現実的なのかもしれません。

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