みんな絶対落とすよね?Pixelの耐久性改善に重要な要素としてデザイン

先日の情報からもGoogle Pixel 9 Proのディスプレイは同じPixel 9シリーズと比較しても傷がつきやすい可能性があるとの報告があります。ただGorilla Glass Victus 2を共通採用などスペック的に見れば遜色があるわけではないので原因が不明です。

何より高いスマホだからこそ「耐久性」はかなり重要な要素になってくると思います。今回9To5GoogleによるとGoogleがPixelの耐久性をテストする方法を明らかにしたと報告しているのでまとめたいと思います。

耐久性をテストする方法。

今回のGoogleはPixelの耐久性をテストする方法を明らかにしたとしています。

  • 「…ロボットアームは、タブレットをバックパックに何度も入れたり取り出したりして、毎日の初めにバッグを開梱したり梱包したりすることをシミュレートします。」
  • 「…低い高さからいくつかの錠剤を何度も何度も落とし、小さな滴にどのように持ちこたえるかを確認します。」
  • 「…モーターを使用してデバイスを激しく揺さぶって、どのように生き残るかを確認する機械。」

今回のあくまでも一例で、他には14,000フィートで携帯電話に何が起こるかを確認するための高高度テストやデバイスが-30ºC(-22ºF)から75ºC(167ºF)の範囲の温度でどのように生き残ることができるのかもテストをしています。

少なくともユーザーの日常に少しでも寄り添えるように様々なシーンを想定してテストしていることになります。

デザインが重要。

GoogleによるとPixel 9の耐久性はPixel 8対比で2倍と大幅に改善したことを明らかにしていますが、これはPixel 9シリーズで採用されたデザイン言語も大きな役割を果たしているとの話です。

例えば従来のPixelはバッテリーを交換するにもディスプレイを一度はずす必要がありましたが、Pixel 9シリーズではバックパネル側からバッテリーの交換が可能となっています。

さらにこの構造変更に合わせてサイドフレームの耐久性を強化しており、結果全体的な耐久性の改善と、もちろん耐久性を改善するには採用する「素材」も重要だと思いますが、Googleはデザインの強化で耐久性の改善を意識している考えることができます。

私たちがデザインチームに提供する最も重要なフィードバックの1つは、製品のデザインマージンと呼ばれるものです。例えば、私たちは「この電話はあと何回ドロップできますか?ユーザーの90%が年に一定回数携帯電話を落とす場合、それ以上生き残るものをどのように構築できますか?そして、これらの決定は、私たちがさらに長持ちする電話を作るときに特に重要です。

現時点でPixel 10シリーズのデザインがどのように進化するのか不明ですが、Pixel 6シリーズからPixel 9シリーズまでは第3世代のデザインであることを明らかにしています。

ただ耐久性という部分でみると同じ第3世代であってもPixelは世代を重ねるごとに耐久性がしっかり改善されていると判断することができます。あとは製造含めたビルド品質がもっと安定すれば問題ないのかもしれません。

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