直近の情報からもGoogle Pixel 11シリーズが搭載予定のGoogle Tensor G6はアーキテクチャが大幅に刷新される可能性があるため、処理性能はもちろん電力効率も改善する可能性があります。
さらに噂通りであればTSMCの2nmプロセスノードを採用すると言われており、プロセスノードの微細化により処理性能や電力効率の改善にも期待出来ます。今回RedditにおいてGoogle Pixel 9シリーズのパフォーマンスについて投稿されていたので簡単にまとめたいと思います。
Google Tensorの立ち位置。

今回あるユーザーが「iPhone 13」から「Google Pixel 9」へ買い替えた際に、Pixel 9の方が全ての作業において著しく高速だとしています。そしてこの投稿に対してあるユーザーは以下のように返信しています。
A15 Bionic は、Tensor G4 より明らかにゲーム性能で優れています。GPUコアが1つ少ない非ProモデルのiPhoneに搭載されたA15であっても差は多少縮まるだけで、A15の方が効率が高く、スロットリング(性能低下)も少なくなります。Pixel 9 が iPhone 13 より速い世界は存在しません。
またベンチマークの結果をもとにGoogle Tensorは「ミドルレンジ性能+最強クラスのAI処理」という位置付けだと指摘。実際にGoogleの優先事項はCPUやGPUのパフォーマンスではなくGeminiのようなAI機能にあるとしています。
iPhoneの方が遅く感じる理由。

一方でiPhoneの方が遅く感じる理由として以下のとうに投稿しています。
もし iPhone 13 が遅く感じる場合、それはCPUやGPUの問題ではなく、バッテリー劣化(80%以下で性能制限が入る)やストレージ(NAND)の劣化が原因の可能性が高いです。少なくとも「Pixelの方が速いからiPhoneが遅い」という状況は存在しません。
何よりGoogle TensorとAチップでより差を実感するとすれば、「長期使用」の場合だとしています。その理由としては世代を重ねるごとにアプリ側も高い処理能力を前提に最適化されていくため、パフォーマンスに余裕があるチップほど長期間快適に使いやすいとしています。
おそらく投稿者の「高速」とはベンチマークスコアにおける数字ではなく、単純に「感覚的」なことを言いたかったのかなと思います。これはベンチマークで計測できるものではなく、UIやアニメーションだけでも感じ方が変わってきます。