従来カメラ特化型ですが中華系のUltraモデルは基本Xiaomi以外は大陸版限定でした。ただ今年はvivo X300 UltraにOppo Find X9 Ultraのグローバル展開は確定しています。
国内では発売されるかなんともですがグローバル市場でみれば流れは変わってくると思います。今回はOppo Find X9 Ultraなどカメラスマホの登場によって市場の流れが変わってきたと思うのでまとめたいと思います。
方向性の違い。
少なくともハードでみれば中華系のUltraモデルが市場をリードにしていることに違いはないです。そして今年は中華系のUltraモデルでも特徴というべきか方向性が変わってきた印象を受けます。
まず内部スペースの問題からも仕方ないとは思いますがエントリーモデルやミドルレンジでは超広角が優先される一方でハイエンドでは超広角よりも望遠を優先する傾向が強いと思います。
ユーザーからすれば望遠を優先したいならハイエンドを買ってねと分かりやすいのかなと思います。
一方でUltraモデルでみると望遠を優先するばかりに超広角を犠牲にしていた印象ですが今年でみればXiaomi 17 Ultraは超広角を強化しておらず前モデルから変わっていないです。
ただvivo X300 Ultraに関しては動画性能を向上させるためにも超広角は必要不可欠として市場でトップクラスとなる1/1.28インチのLYT-818を採用した上で手ぶれ補正も強化しています。
またリークでみる限りOppo Find X9 Ultraはセンサーの詳細は不明ですが1/2.75インチのJN5ではなく1/2.0インチのセンサーを採用と明らかに超広角を強化した流れとなっています。
カメラに拘りがある人は画角を切り替えながら撮影すると思いますが求められるのは一貫した撮影体験で個人的に例えば超広角が弱いと感じてしまうとその機種で超広角は使わなくなります。
広角と望遠の良さが活きる画角で撮影するという感じですがvivo X300 UltraにしろOppo Find X9 Ultraにしろ今までのハイエンドモデルが疎かにしていた部分を強化しています。
望遠の方向性の違い。
そして2つ目の違いとしては望遠でXiaomi 17 Ultraは3.2倍から4.3倍がシームレスズームを採用した一方でvivo X300 Ultraに関しては前モデルと比較すればスペック的に進化があまりない印象ですが手ぶれ補正を強化することで体験を向上させつつテレコンを強化しました。
そしてOppo Find X9 Ultraに関しては市場トップクラスとなる1/1.28インチの200MPの望遠センサーを搭載しつつ今や珍しい光学10倍に対応した2つ目の望遠センサーを搭載しています。
これはvivoと異なる考えでOppo Find X9 Ultraの光学10倍望遠はある意味外付けレンズを内蔵したという感じでざっくり言えばトリプルレンズカメラ+外付けレンズの構成です。
同じ大型望遠センサーを搭載しているのは一緒ですが長距離撮影であればvivo X300 Ultraで中距離撮影かつ長距離も撮れるOppo Find X9 Ultraとある意味選びやすいとも思います。
個人的にはテレコンを常に持ち運ぶような使い方をしないと思うので本体で完結出来るOppo Find X9 Ultraが良さげですが運動会などはvivo X300 Ultraが良さげの印象です。
ちなみにOppo Find X9 Ultraにしろvivo X300 Ultraにしろライブ会場における撮影をアピールしていることを考えるとそれだけ中国では専用機を持ち込めないライブが増えていると判断することができ外付けレンズを買うなら専用機を買えばいいという指摘は見当違いです。
持ち込めない場所が増えているものに投資しろと言っているのと一緒なのかなと思います。
GalaxyかiPhoneというイメージ。
自分のXにおけるタイムラインをみると一時期Xiaomi 17 Ultraの話題ばかりでした。
なのでXiaomi 17 Ultraがめっちゃ売れているという印象になりますがキャリア販売すらされてない機種が実世界においてバカ売れしているとは考えにくく本体価格が20万円でキャリアですら販売に苦戦している価格帯の機種なのでそうそう簡単に売れるはずはないです。
ただあくまでも自分のタイムラインでみれば数年前まではスマホのカメラと言えばGalaxyかiPhoneのどっちかだみたいな声が多かったですがXiaomiが国内でもUltraモデルを発売してくれるようになったからこそその流れは少しずつ変わってきたのかなという印象です。
もちろん一般層含めたら流れは変わっていないに等しいですがまずはオタクの中においてカメラスマホの認知度が上がってきた感じで今後より興味を持つ人が増える可能性もあります。
もちろんカメラスマホに興味を持つ人は限定的で認知度が上がれば上がるほど専用機との争いが起きるのかなと思っていますがこれは正直避けられないのかなと思っています。
何よりどっちが優秀というよりは優秀だと思うシーンに合わせて使い分けするのが一番です。専用機が好きだからと言ってカメラスマホを使っちゃだめなわけではなくカメラスマホが好きだからといって専用機を使っちゃダメというわけでもなく一択にする必要がないと思います。
日本に住んでいるとあまり実感しませんが国内で展開しているメーカーは地味に多いと思います。例えば韓国でみれば極端ですがほぼiPhoneかGalaxyでXiaomiは見向きもされないです。
アメリカで流れが変わった印象。
一方でアメリカにおいて中華メーカーがほぼ進出しておらず選択肢としてはOnePlusくらいです。
ただOnePlusもグローバル展開をやめる可能性があると言われておりアメリカ市場における選択肢が減るのに等しい中で海外サイトの記事を見ていると中華系に興味を持っている人が徐々に増えている印象で今までのGalaxyかiPhoneの2択みたいな流れが変わりそうです。
毎年恒例とも言えますが年末には読者が選ぶ今年良かったスマホランキングにおいて2025年は発売されてから2ヶ月も経過していないかつアメリカで正規販売されていないOppo Find X9 Proが上位にランクインするなど特にカメラに興味を持つユーザーがアメリカで販売されている機種以外に興味を持つ流れが強くなってきているのかなと思います。
また海外サイトの機種もOppo Find X9 Proを高く評価するなど流れが変わった印象です。市場の流れが少しずつ変わってきているからこそvivoやOppoもリスクをとってでもUltraモデルをグローバル展開しようと積極的に動いた可能性があるのかなと思っています。
プレミアムモデルがより注目を集める。
また散々言われていることでもありますがAIによるストレージやRAMのコスト増加に伴い今年登場する機種の多くは前モデル対比で値上がりする可能性が高いと予測されています。
その中で市場調査会社によるレポートをみるとユーザの行動としては安い機種を買うのではなく少し多めの予算を用意することでちょっと高い機種を買って出来るだけ長く使うニーズが強くなるとも言われておりメーカーもプレミアムモデルをより注力すると言われています。
利益率の低いエントリーモデルは結局コストを減らすことが出来ないためラインナップを削減した上で製造効率を上げることで出来るだけ値上げを抑制しようとしていますがそれでも値上げ回避は難しくエントリーモデルほど値上げに敏感なユーザーが多いので売れにくいです。
また出荷台数でみればエントリーモデルのシェアが多いことからも前年対比で出荷台数はかなり減少すると言われていますがプレミアムモデルが売れるようになるのであればメーカーにとっては売り上げは維持できなくても利益率に関しては改善する可能性があります。
またリーカーによるとおそらく中華メーカーの中でみた場合だと思いますが今年出荷台数が1億台を突破するメーカーはOppoのみになる可能性があるとしておりサブブランドをOppoに再統合していることもあると思いますがフラッグシップモデルの販売が好調なことに加えグローバル展開の強化を頑張っているからこそ他社よりもいい流れになっているとの話です。
ちなみに今までみてきた統計だとOppoはAppleに次いで平均販売価格が高いメーカーでそれだけエントリーモデル主軸ではなく高いモデルも売れるようになってきた可能性があります。
そして良くも悪くもAppleは今の市場状況の影響を最も受けにくいと指摘されることが多いです。また面白い部分として最も安定して成長する可能性が高いと言われているのはGoogleです。
何よりコスト増加はどのメーカーも直面している問題であってその中でどのように差別化をすることが出来るかが重要になってきた感じでAppleに関しては絶対的なブランド価値がありGoogleに関してはAIでOppoに関しては中華系の中でフラッグシップモデルを主軸にしつつ折畳式機種含めてグローバル展開を強化しているからこそ人気が出てきたのかもしれません。
何より徐々に市場の流れが変わっていきそうなので今後の動向が非常に楽しみに感じます。
まとめ。
少なくともvivoが国内進出する可能性は低いと思っているからこそ個人的にはOppoに頑張って欲しいと思っておりOppo Find X9 Ultraの国内展開を頑張ってほしいところです。
やはり市場を刺激する存在が重要でOppo Find N6の国内展開も大きな意味があると思います。