事前情報からもGoogleはPixel Snapというブランドを立ち上げる可能性が高いとの話です。このPixel SnapはQi2に対応したアクセサリーのことを指している可能性があり、単純に考えればGoogle Pixel 10シリーズも対応する可能性があると判断することが出来ます。
今回YouTubeにおいてPixel 10シリーズで本体にマグネットを内蔵するはずがないとコメントを頂いたので簡単にまとめたいと思います。
馬鹿げたことらしい。
Qi2対応機種になるための必須条件としては「本体にマグネットを内蔵」と「Qi2の充電プロファイル」に対応することだとされています。またQi2はAppleのMagSafeをベースに開発されていることも明らかになっています。
AppleがMagSafeを開発する際に、充電効率を改善させるために本体にマグネットを内蔵させたのが先なのか、それともマグネット対応アクセサリーを使えるようにした結果充電効率が改善したのかは不明です。
その上で今回以下のようなコメントを頂きました。
本体にマグネット内蔵するなんて馬鹿げたことはしないでしょう。ケースなしでスマホ使う人はほぼいないので。
メーカー視点で見た場合Qi2に対応する最大のメリットは、充電位置をマグネットで固定化することが出来ることからもワイヤレス充電でよくある充電中のずれなどが発生しにくい。
つまり充電効率が改善することだとされています。あくまでもQi2対応でAppleのMagSafe対応アクセサリーの売り上げが伸びるのはメインではなく副次的な効果だと考えるのが無難です。
ただユーザー視点でみると充電効率の改善よりもマグネット対応アクセサリーを使えることの方がメリットに感じるのでギャップが生じています。何よりメーカーがマグネット対応アクセサリーを売りたいだけであれば多くのメーカーが対応製品を出していてもおかしくないです。
それが現状だと純正品として出しているメーカーがほとんどないことを考えると充電効率の改善を中心に考えていると考えることも出来ます。
ブランド化するのか。
そもそもQi2対応アクセサリーをGoogleが「Pixel Snap」というカテゴリー化するとなった時に、マグネット対応のケースがないと使えないみたいなことを本当にするのか個人的には疑問が悪いです。
Pixel Snap対応アクセサリーを使う場合は「対応ケースが必須」となった場合はユーザーから見れば分かりにくい上に効率性も悪いと思います。逆にケースありきで考えるのであればアクセサリーの売り上げを単純に伸ばしたいだけなのかなと思っちゃいます。
Googleの幹部がWPCに参加していることを考えるとQi2を普及させるためにPixel 10シリーズで対応させると期待したいところです。正直WPCが「Qi2 Ready」を認めてしまったことで余計にややこしいことになったとも言えますが、Pixel Snapというブランド化をするなら本体にマグネットを内蔵して正規対応してほしいところです。