バイバイ?Pixel 10はGalaxyとの関係がピークを過ぎたことを証明する存在

直近の情報からもGoogleは現地時間の8月20日にGoogle Pixel 10シリーズを正式発表すると予測されています。少なくともラインナップは現行モデルと同じく4モデル構成でデザイン自体は大きく変わらない可能性があります。

今回Phone ArenaによるとPixel 10とGalaxy S26の存在を両社の関係がピークを過ぎたことを証明すると報告しているのでまとめたいと思います。

Tensor G5でSamsung離れ。

ここ近年で見るとSamsungとGoogleはより密接な協力関係を築いているように見えますが、今回の情報によると両社の関係は少しずつ冷めてきていると指摘しています。

その上でGoogleに関してはPixel 10シリーズでSamsung離れを一気に進める可能性があります。Pixel 6シリーズでGoogle Tensorを採用してからコストカットのためかSamsung製のカメラセンサーの採用などSamsungのコンポーネントをより多く採用するになり、Pixel 7シリーズの頃はコンポーネントの半分はSamsung製と言われていたくらいです。

一方でPixel 10シリーズが搭載するGoogle Tensor G5ではTSMC製に移行。また5Gモデム含めてSamsung製のドライバーなどを一切Google Tensor G5では採用していないと予測されています。

またPixel 10シリーズでは実現しませんが、今後カメラセンサーに関してもSony製に切り替えが進んでいく可能性があります。

Galaxy AIでGoogle離れ。

一方でSamsungはハードの面であればGoogleに依存していたわけではありません。ただSamsungが依存していた部分としてはAIの開発なのかなと思います。Galaxy AIの一部機能はGemini ProとGoogle Cloudによって支えられています。

またGalaxy S25シリーズはGemini Nanoを統合した機種でもあります。

Googleは、Galaxy AIで同社と協力することで、SamsungがAIの時代に取り残されないようにしました。確かなパートナーがいなければ、サムスンはアップルのように顧客を失望させたかもしれない。

一方でSamsungに関してはAI企業であるPerplexityと契約を結んだとしており、Galaxy S26シリーズでは新たな支援機能や検索機能に対応したとも言われています。

少なくともSamsungにとってGoogleから一気に離れることは難しいと思いますが依存度を減らせることに違いはありません。なので今まではお互いにべったりという印象でしたが今後はその状況が少しずつ変わっていくのかもしれません。

ただGoogleはSamsungに莫大なお金を払ってまでGeminiアプリを標準搭載してもらっていることを考えると、単純にスマホだけの問題では済まないようにも感じます。

 

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