少なくともPixel Foldはパスポートにインスパイアされたデザインを採用しており幅広の折畳式機種として発表されましたがユーザーからのフィードバックはイマイチでした。
その結果今のデザインとなっていますが今後パスポート型がトレンドになると思います。今回は36万円を超えるとはいえiPhone Duoが欲しい理由について主観的にまとめたいと思います。
今後のベンチマークになる。

あくまでも正式発表された内容をみる限りiPhone Duoは初代の割には完成度が高いです。ただもちろんですが実際に使ってみないと見えてこない部分が多々あるのかなと思います。
そして今回iPhone Duoが欲しいと思う一つ目の理由としてはベンチマークになるからです。良くも悪くもSamsungや中華メーカーはAppleの動向をかなり意識する傾向が強いです。
例えば今までブック型の折畳式機種は「Fold」という命名規則を採用することが多かったです。

ただAppleが「Duo」という命名規則を採用したことで今後追従する可能性があります。それこそ中華メーカーは直近でみれば「Pro Max」を色々な機種に採用し始めているので折畳式機種の命名規則が変更され「Duo」になったとしてもいつものことかと思っちゃいます。
デザイン追従の流れに。

そしてデザインに関して事前情報通りであればAppleは10年近く前から折畳式機種の開発を開始していたとしており初期のプロトタイプは外折のデザインを採用していたとの噂です。
ただコストや耐久性の問題から断念されたみたいですがこの情報を入手したHuaweiが牽制するために初代折畳式機種であるHuawei Mate Xで外折を採用したのかと勘繰っちゃうくらいAppleの動きに敏感なメーカーが多いです。
またパスポート型に関してもリークはかなり前にあったことからも他社は牽制するために同様のデザインを採用した機種を先行して発表した可能性がありOppoなども今後続く可能性があるとも言われています。

もちろん実際のところは不明ですがiPhoneがパスポート型を採用したことは大きく今後中華メーカーを中心にパスポート型をどんどん出してくる可能性はかなり高いと思います。
どう捉えるかはユーザー次第ですが中華系はよくiPhoneをパクったと言われがちです。ただ露骨にパクったと思われたとしてもiPhoneに近いカラバリやデザインを採用することに大きな意味があると思っておりそれだけiPhoneの影響力が強いことに違いはないと思います。
何よりビルド品質に拘るAppleがどのように拘ったのか確認するためにも欲しいところです。
時代と逆行。

次に2つ目としてiPhone Duoのデザインが今までの流れと完全に逆行しているからです。直近でみれば中華メーカーを中心に折畳式機種は薄型化/軽量化を主軸に進化した印象です。
ある中国での調査結果によると価格やスペックよりも取り回しの良さを求める声が多かったことからもバータイプに出来るだけ尽力した感じですがちょっと行き過ぎた感じです。

例えば本体を開いた時の厚みは3.9mmとか4.1mmと言われても差を実感しにくいです。さらにHONORで話題になりましたが標準装着されているスクリーンプロテクターをわざわざ剥がした上で個体差も考慮しないとスペック通りの数値にならないとが意味不明です。
結局過度のスペック競争になっていた中で今年登場した世代でみれば技術的よりもコスト的に限界になったのか薄型化よりもスペックの底上げに力を入れてきた印象です。

その中でiPhone Duoを見るとAppleが理想とすることは可能な限り詰め込んだ結果本体を閉じた時の厚みは10mmオーバーで本体の重さも250gオーバーと中華系でみれば2〜3年前の機種かそれより前の世代と同等なので決してデザインで優れてはいないです。
ただ例えば今や多くのメーカーが採用していないチタンをサイドフレームに採用しています。またいまだに折畳式機種では珍しいですがIP68に対応とユーザーが日常で使うものだからこそ耐久性にしっかりフォーカスした結果本体はかなり重くなってしまったのかもしれません。

単純に考えれば折り畳んだ状態だとかなりコンパクトであることからもスペック以上に重く感じる可能性は高いですがそれでもより多くのユーザーに受け入れられるかもしれません。
そしてiPhone Duoがこれだけ重くて分厚くても売れるとなれば中華系を中心に薄型化/軽量化よりもスペック重視の流れに変わる可能性は十分にあるのかなと思います。
何よりiPhone Duoのデザインがどれだけ快適に感じるかどうか確かめるためにも欲しいです。
Androidが抱えている課題。

そして3つ目としてはAndroidで解決していない部分をどう対処しているか確認するためです。内部スペースを効率的に使うとなれば仕方ないですが本体縦向きのまま使う場合にスピーカーの位置は上下になってしまうのでざっくり言えばステレオではなくなります。
だからといってステレオにするために横向きにして使うのであれば本末転倒に感じます。

従来のブック型は横向きにした方がコンテンツが大きくなることが多いので本体の向きを変えるメリットがありますがパスポート型の場合は単純にコンテンツに合わせる感じです。
iPhone Duoは本体の向き関係なく空間オーディオを実現するために対角線上にスピーカーを配置していますがそれでも本体の上下に配置されていることに違いはないのかなと思います。
iPhoneのスピーカーはもともと優秀な方なのである程度上手くまとまっていると思います。ただもし微妙であるならスピーカーの搭載位置含めて見直しが必要になるのかもしれません。
生体認証の今後。

そして生体認証に関してiPhone DuoはTouch IDを搭載した久し振りのiPhoneです。コストの問題だったのか内部スペースの問題なのかその両方なのか実際のところは不明です。
逆にAppleですら3D顔認証を搭載しないとなれば今後折畳式機種の生体認証の進化にはあまり期待出来ない可能性も出てきており画面内指紋センサーを搭載する機種すら皆無です。

またメインディスプレイはUDCに対応していますがFaceTime Cameraと表記しています。つまりセルフィーなどを撮ることは想定しておらずあくまでもFaceTime用になります。
なので画質は厳しいと判断することができだからこそ顔認証を搭載しなかったのかもです。一方でiPhone DuoがUDCを採用したことで今後同様に採用する機種は増えるかもしれません。
そうなればコストも下がった上で技術も進化すると思うので実用性は改善するかもです。何よりTouch IDのみになったことでiPhoneだからと違和感を感じるのか確かめたいです。
アプリの最適化。

そして何よりアプリの最適化で海外サイトの記事をみると現時点ではちょっと怪しいです。ただ発表に合わせてAppleは開発者向けにSDKを配布しているので最適化が進むかもです。
とはいえこれは一朝一夕で出来るものでもないので発売までにどれだけ進むか次第です。現時点で情報が全然足りないので何ともですがGalaxyのようにオプションで最適化が不十分なアプリを強制的に対応させることができるのかが微妙でおそらくそれはないと思います。

またフレックスモードに対応していますが同様に対応しているアプリは限定的かもです。正直Appleの純正アプリやYouTubeなどGoogleの純正アプリのみ対応しても物足りないです。
アプリの最適化は時間がかかる上に結局のところアプリ開発者によって温度差があります。なので足並みを揃えるのは難しくAndroidの課題となっていますがiOS向けのアプリを開発している開発者たちがマジで最適化してくるのか今後が非常に気になるという感じです。
逆にiOS向けでも最適化が不十分となればAndroidでも今後にあまり期待出来ないと思います。何より現時点でアプリがどの程度最適化されているのか知りたいので使ってみたいと思います。
まとめ。

個人的にはiPhone Duoに対して正直そこまで期待値が高いわけではありません。
現時点だとスペックでしか判断出来ないこともありますがカメラはデュアルかつ広角も弱めでバッテリーに関してもシリコンカーボンではないのでOppoやvivoに電池持ちで及ばない可能性がありハードを求めるのであればOppoを選んだ方が満足度が高いと思います。
一方で最初の話に戻りますが良くも悪くもiPhone Duoが今後のベンチマークになります。

また10年近く前から開発をしていたとしていますがSamsungやHuaweiは約7年前に製品化をしており世代を重ねるごとに改善していますがそれでも課題は残っています。
その中でAndroidメーカーが抱えている課題をAppleはどのように解決しているのか気になるところでAppleも同様に抱えているのであれば今後解決しないのかもしれません。

国内だとぶっ飛んだ価格で折畳式機種の中で圧倒的に高いですがアメリカでみた場合だとGalaxy Z Fold8 Ultraより安くPixel 11 Pro FoldやGalaxy Z Fold8より$100高いだけと価格は他社並みとなっている中でどのような評価になるのか楽しみです。
何よりiPad miniの一台持ちを初代iPad miniが出てから夢見てきたのでようやく折畳式機種が出たからには買わないわけにもいかないという感じで予約を頑張りたいです。