熱や電池持ちは?Pixel 11とGalaxy S26のリアルな使用感を比較

Samsungによると苦渋の決断だったとしていますがGalaxy S26シリーズでは値上げしています。ただアメリカや韓国での販売は好調と前評判とほぼ真逆の売れ行きとなったのがすごいです。

今回はGoogle Pixel 11とGalaxy S26の比較レビューを主観的にまとめたいと思います。

デザインを比較。

まず最初にめっちゃ言われることですが本体の軽さ優先の人はGalaxy S26がおすすめです。Pixel 11に限らず歴代Pixelは本体サイズに対して重いことが多いので向かないです。

その上でデザインを確認していきたいと思いますが縦幅はGalaxy S26の方がコンパクトです。縦幅がコンパクトの方が片手操作しやすくなりますがその際に重要になるのが横幅です。

比較項目 Galaxy S26 Pixel 11
本体サイズ
(幅×高さ×厚さ)
約 71.7 × 149.6 × 7.2 mm 約 72.0 × 152.8 × 8.6 mm
本体重量 167 g 197 g
前面ディスプレイ素材 Corning® Gorilla® Glass Victus® 2 Corning® Gorilla® Glass Victus® 2
(耐傷・指紋防止コーティング)
背面パネル素材 Corning® Gorilla® Glass Victus® 2 Corning® Gorilla® Glass Victus® 2
(ポリッシュ仕上げ)
サイドフレーム素材 Armor Aluminum 2 フレーム 航空宇宙グレードアルミニウム
(サテン仕上げ)
防水・防塵性能 IP68 準拠
(水深1.5m/30分浸水耐久)
IP68 準拠

ただ横幅を比較してみるとほぼ一緒でGalaxy S26の方が小さく見えるけど片手操作のしやすさは自分の手の大きさだとほとんど変わらないのでちょっと注意が必要かなと思います。

一方で見た目ほど片手操作はしやすいとは言えなくても軽いので取り回しはかなり優秀です。

何より片手操作のしやすさよりも物理的に小さい方が好きという人もいるのでピッタリです。

そして両機種ともサイドフレームはアルミにフラット形状かつマット仕上げとほぼ一緒です。

また本体背面もGorilla Glass Victus 2のフラット形状を共通で採用していますがPixel 11は光沢仕上げのガラスを採用しているので好みが分かれるところかなと思います。

個人的にはマット仕上げの方が好きということもGalaxy S26の方が所有欲を満たしてくれます。想定していたよりもPixel 11の背面は指紋が目立ちにくいとはいえ自分は可能な限りケースをつけたくない人間なのでマット仕上げでより指紋が目立ちにくい方が嬉しいです。

デザインと実用性のバランス。

そしてデザインの印象を分けるもう一つの部分としてカメラでGalaxy S26は垂直型に対してPixel 11は並列型の採用と個人的にはGalaxy S26の方がスッキリとした印象を受けます。

ただテーブルに置いた時にGalaxy S26は左右にガタガタしてしまうのはデメリットです。

ちなみにカメラバンプ込みで本体の厚みを計測してみるとGalaxy S26は10.96mmに対してPixel 11は11.42mmと0.5mm程度しか差がないので単純にGalaxy S26の方が目立ちます。

また充電プロファイル的にGalaxy S26はQi2に対応しているためマグネット対応のアクセサリーをケースと合わせることで楽しむことが出来ますが本体がコンパクトなことに加え垂直型のカメラデザインを採用しているからこそアクセサリーに干渉しやすいのもマイナスです。

カメラバンプを出来るだけ目立ちにくく抑えてきたPixel 11の方がデザインと実用性のバランスがとれている印象を受けますが最大のネックになるのはやはり重さなのかなと思います。

ディスプレイを比較。

そしてディスプレイに関して両機種ともフラットディスプレイにパンチホールと共通です。ちなみにベゼルを比較してみるとGalaxy S26の方がよりスリムで洗練されている印象です。

ただネットでPixel 11のベゼルは時代遅れすぎるとの指摘がありましたが普段ベゼルがほとんど気にならない人間からすればそこまで太さに差があるかと言われれば微妙に感じます。

比較項目 Galaxy S26 Pixel 11
画面サイズ / 名称 6.30 インチ 6.3 インチ(160 mm)
Actua ディスプレイ
パネル種類 & 駆動 Dynamic LTPO AMOLED 2X
最大 120Hz
OLED
スムーズ ディスプレイ
(60~120 Hz)
解像度 & 画素密度 1,080 x 2,340 px
411 ppi
1,080 x 2,424 px
422 PPI
アスペクト比 19.5 : 9 20 : 9
ディスプレイ輝度 ピーク輝度:2,600 ニト HDR輝度:2,000 ニト
ピーク輝度:3,000 ニト
色表示 & HDR HDR10+ 対応 24 ビット フルカラー(1,600万色)
HDR サポート
コントラスト比 2,000,000:1 以上
ガラス素材(保護力) Corning® Gorilla® Glass Armor® 2 Corning® Gorilla® Glass Victus® 2
カバーガラス

一方でGalaxy S26はGorilla Glass Armor 2の採用とスペックでみれば耐久性が優れている上に反射の抑制とフィルムを使わない人ほど恩恵を受けやすいのかなと思います。

コンテンツの表示を比較。

そしてYouTubeを再生してみるとPixel 11の方が自分の目だと赤みが強く見えます。一方でGalaxy S26はざっくりと青みが強く見えますが全体的に濃いことから臨場感があります。

自分のような素人から見れば正直どっちが優れているというよりは好みの問題に感じます。

ディスプレイ輝度を比較。

そしてディスプレイの視認性に直結する部分として輝度ですが屋内で比較する限りではGalaxy S26の方が明るいと感じることが圧倒的に多く見やすいディスプレイに感じます。

一方で屋外でカメラを起動した状態で比較してみるとPixel 11の方が明確に明るいです。

ただホーム画面などHDR表示以外になるとGalaxy S26の方が明るく感じることが多い印象です。なのでPixel 11は特に屋外で動画の視聴やカメラ撮影などHDR表示をする時に強いです。

一方でGalaxy S26は屋内含めて幅広いシーンで明るいと感じることが多いのかなと思います。正直スペックで見ても大した違いはなくディスプレイの色味と明るさで選ぶのがシンプルです。

基礎スペックを比較。

そして基礎スペックに関してアップデートサポート期間は最大7年と一緒となっています。ただPixel 11は基本毎月1回は配信されるのでアップデートの回数はかなり違うと思います。

一方で配信回数が多いということは最新のセキュリティ状態にできるメリットに対してPixelの場合は不具合やバグに遭遇する機会が増えるのでここは正直運なのかなと思います。

セキュリティをより重視。

ちなみにGoogle VPNを使えるのもメリットで公共のWi-Fiもセキュリティを担保出来ます。さらにGoogle Tensor G6ではTitan M3を統合しておりハードレベルで底上げされています。

また量子耐性があるとしておりAIを多用する人ほどPixel 11の方が間違いないと思います。

容量構成を比較。

そして容量構成でみるとベースモデルはRAM12GB/ROM256GBで共通となっています。

ストレージ容量 Galaxy S26 Pixel 11
256 GB モデル ストレージ:256 GB
メモリ:12 GB RAM
ストレージ:256 GB
メモリ:12 GB RAM
512 GB モデル ストレージ:512 GB
メモリ:12 GB RAM
ストレージ:512 GB
メモリ:12 GB RAM
(Zoned UFS 搭載 / 高速化)

さらにストレージオプションも最大512GBは一緒ですがPixel 11はZoned UFSに対応です。簡単に言えばストレージの動作速度を担保しつつもストレージ自体の寿命も長くなります。

数年スマホを使っていると動作が重くなったように感じる原因の一つはストレージの劣化です。なので長期間同じスマホを使いたい人はPixel 11を選んだ方がより快適なのかもしれません。

バッテリー関連を比較。

そしてバッテリー関連に関してバッテリー容量でみるとPixel 11の方がそれなりに多いです。ちなみに海外サイトを参考にするとGalaxy S26は15時間20分のスコアを獲得しています。

一方であくまでも自分の使い方でみるとPixel 11対比で電池持ちはあまり変わらない印象です。自分は長時間の動画視聴や動画撮影などをしないので負荷の高いタスクをさせた場合にまた結果が変わってくる可能性がありますが日常使う上ではそこまで差がない印象を受けます。

比較項目 Galaxy S26 Pixel 11
バッテリー容量 4,300 mAh 4,985 mAh
(最小 4,840 mAh)
バッテリー駆動時間 記載なし 30 時間以上
有線急速充電 最大 25 W
(USB PD3.0 / 30分で最大55%充電)
急速充電対応
(別売30W以上 USB-C PPS充電器使用時、約30分で最大55%充電)
ワイヤレス充電 最大 15 W
(Qi2 Ready)
最大 25 W
(Google Pixelsnap / Qi2.2 認証済み)
ワイヤレス給電
(リバース給電)
4.5 W
(ワイヤレスバッテリー共有)
記載なし

そして充電速度に関して最大速度はPixel 11の方が速いです。Galaxy S26は充電開始30分で62%に対してフル充電に要した時間は1時間ちょいって感じです。

一方でPixel 11 は80分くらいかかるのでGalaxy S26の方が単純に速いです。またワイヤレス充電に関してPixel 11はこのサイズ感でありながら最大25Wに対応です。

さらに本体にマグネットを内蔵しているのでワイヤレス充電の汎用性自体がかなり高いです。

その他を比較。

その他IP68は共通で生体認証に関して超音波式画面内指紋センサーを共通で採用しています。センサーも一緒なのでチューニングの差だと思いますがGalaxy S26の方がもっさりです。

また2D顔認証も一緒ですがPixel 11はクラス3に対応かつ低照度でも割と認証出来ます。本体のロック解除含めて使う時にほぼ生体認証を使うからこそPixel 11の方が快適です。

そして音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしてみました。決してPixel 11が優秀とは言えませんがGalaxy S26対比では音量も音質も安定しています。

パフォーマンスとAI

そしてほぼ毎年恒例になりつつありますがPixel 11が最も批判されているのがSoCです。とりあえずパフォーマンスの持続性と発熱を調べるためにベンチマークで負荷をかけてみました。

スコアでみれば単純にPixel 11は半分なので動作性は大幅に劣ると思うかもしれません。

測定タイミング Galaxy S26 Pixel 11
1回目終了時点 42.0 ℃ 34.8 ℃
2回目終了時点 42.3 ℃ 35.6 ℃
3回目終了時点 41.2 ℃ 34.6 ℃

ちなみに計測終了ごとに外部温度を計測したところPixel 11はほとんど発熱をしないです。一方でGalaxy S26は持てないわけではありませんがかなり発熱するのを確認出来ます。

スコアが低いのに快適。

自分は重いゲームをやったりスマホで動画編集などをしないので負荷の高いタスクについては評価出来ませんが多くのユーザーは日常使う上でいかに快適に動作するかが重要だと思います。

例えば自分がよくやるホワイトアウトサバイバルでみれば動作性はほとんど差がないのにPixel 11の方が発熱が少ないので結果熊狩イベント時のストレスがかなり違います。

またOneUIのデメリットでもありますがPixel 11の方が全体的に軽快に動作する印象です。

Pixel 11は現状だと原神はピンクになる現象が発生するなど重いゲームは全然ダメです。また頂いたコメントを見るとポケモンGOでも厳しいとの話で3Dグラフィック系は弱いです。

なのでゲームを幅広くやりたい人にPixel 11は絶対的に向かないですが自分は当面だとホワイトアウトサバイバルがまともに動作すればよく何よりゲームよりも日常使う上で快適に動作することが重要でPixel 11は十分に快適に動作しているので特段不満はありません。

ソフトの方向性の違い。

むしろGemini intelligenceの新機能の一つになるのかAI音声入力はかなり快適です。Googleが今実装できるAIをしっかり搭載した上で生活がより楽になればそれで十分です。

一方でGoogleがGemini intelligenceを始めた理由の一つとしてスマホの依存度を下げつつ日常をより楽しんでほしいからだとしており要はタスク処理はスマホに任せるべきです。

この考えは本体のソフトにも反映されておりここ数年で追加された機能の多くは自動化です。アダプティブ系は最適化してくれる機能が多く要はユーザーが都度設定する必要はないです。

つまりカスタマイズ性に優れるOneUIと比較するとある意味真逆なのかなと思います。

一方で今や類似機能を実装していることが多いですが例えば消しゴムマジックを使った場合Galaxy S26だと補正後に指が6本になっているのに対してPixel 11はちゃんと指が5本のままとかしっかり確認しない見落としてしまような違いとはいえ精度に差があります。

またこの精度の差が積み重なっていくと将来的にはかなりの差に繋がっていくのかなと思います。

カメラを比較。

最後にカメラを確認していきたいと思いますがセンサーの詳細は現時点で確認出来ません。Device Infoでもロックがかかっておりセンサー名を確認出来ないのはもどかしい感じです。

カメラ項目 Galaxy S26 Pixel 11
広角(メイン) 50 MP

ISOCELL GN3 (1/1.56″)
ƒ/1.8 / 23mm / OIS
Dual-Pixel PDAF
8K30 / 4K60動画対応
48 MP

Quad PD (1/1.56″)
ƒ/1.70 / 画角 85°
マクロ フォーカス機能対応
望遠カメラ 10 MP(光学3倍相当)

ISOCELL 3K1 (1/3.94″)
ƒ/2.4 / 69mm / OIS
PDAF / 4K60動画対応
10.8 MP(光学5倍)

Dual PD (1/3.2″) / OIS
ƒ/3.1 / 画角 23°
最大30倍 超解像ズーム
超広角カメラ 12 MP

センサーサイズ 1/2.55″
ƒ/2.2 / 14mm / 固定フォーカス
4K60動画対応
13 MP

センサーサイズ 1/3.1″
ƒ/2.2 / 画角 120°
インカメラ 12 MP

ISOCELL 3LU (1/3.2″)
ƒ/2.2 / 23mm
Dual-Pixel PDAF / 4K60
10.5 MP

Dual PD(オートフォーカス対応)
ƒ/2.2 / ウルトラワイド画角 95°

ただセンサーサイズや画素数だけでみれば両機種とも似たり寄ったりなのかなと思います。とりあえず写真と動画のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

超広角で撮影。

Galaxy S26はシャドウが強めというか黒潰れしているように見えます。

やはりGalaxy S26の方が彩度高めの印象を受けます。

広角で撮影。

Pixel 11でかなり彩度が高くなりましたが、それでもGalaxy S26の方がまだ上です。

接写してみましたが色味はかなり近いです。

超広角とは逆でGalaxy S26の方が明るく補正された上で彩度も高めの印象を受けます。

望遠で撮影。

手前の「緑」の色味が全然違います。

両機種とも光学倍率で撮影してみました。

10倍になるとGalaxy S26は全体的に暗めになる感じで、これはGalaxyだとあるあるです。

20倍だとGalaxy S26は一気にノイズが増えたことを確認することが出来ます。

長距離撮影に関してはPixel 11の方が安定している印象を受けます。

ポートレートで撮影。

Pixel 11の方が僅かに被写体に寄りにくい印象です。

一方で2倍になるとPixel 11の方が被写体に寄りやすいです。

光学倍率になるとPixel 11は最短撮影距離が長くなり取り回しが悪くなります。

望遠でマルチに撮影。

背景のボケ感はかなり似た雰囲気です。

次に倍率は変えず中距離撮影をしてみました。

両機種とも意外と頑張っている印象です。

Galaxy S26は派手にフレアが入った印象です。

10倍ですがGalaxy S26は背景にボケ感がないです。

Galaxy S26の方がノイズが多い印象を受けます。

超広角(低照度)で撮影。

次に低照度の環境で手持ちでサンプルを撮影してきました。

やはりGalaxy S26の方が白飛びが抑制出来ています。

広角(低照度)で撮影。

Galaxy S26の方が白飛び自体は抑制出来ていますが、フリンジが発生しています。

Pixel 11は明るく撮影しようとした結果白飛びしやすくなっているのかもしれません。

望遠(低照度)で撮影。

Galaxy S26の方がクリアに撮影出来ています。

Galaxy S26は明るい一方でノイズが多く感じます。

流石に光学倍率ということもありPixel 11の方がまだマシです。

まとめ。

今回はPixel 11とGalaxy S26の比較レビューを主観的にまとめてみました。Galaxy S26は前モデル対比で値上げに対してPixel 11は128GBモデルの廃止で最低価格は高くなりましたが256GBでみた場合はむしろ値下げとかなり頑張った印象を受けます。

ストレージ容量 Galaxy S26 Pixel 11
256 GB モデル 136,400 円 136,800 円
512 GB モデル 163,900 円 156,800 円

Galaxy Sシリーズは100人いたら95人とか出来るだけ多くのユーザーのニーズに応えようと頑張っているのに対してPixelは何より日常の快適さを改善することに注力している印象です。

なのでPixelの方は簡単に言ってしまえばオタクのニーズを拾いきれていない印象を受けます。ただこれは優劣というよりはコンセプトの違いなのであとはユーザーの好み次第だと思います。

一方で多くのユーザーはそこまでスマホに詳しくないからこそ許容範囲が広いGalaxyの方が買って後悔する可能性は低いと思っておりPixelは使い方が明確な人ほどおすすめです。

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