先日より国内でも発売されたGoogle Pixel 11シリーズですがベンチマークスコアの低さからも「ゴミ」とかかなりきつめの言葉ですでに叩かれている印象です。またゲームパフォーマンスが低い=端末自体の性能が低いとの見方もかなり強くなっている印象です。
今回Android AuthorityがGoogle Tensor G6のパフォーマンスに言及しているので簡単にまとめたいと思います。
パフォーマンスはいかに?

まずGoogle Tensor G6のアーキテクチャをまとめると以下のようになります。
| 項目 | Tensor G6 | Tensor G5 | Tensor G4 / G3 |
|---|---|---|---|
| CPU構成 | 7コア構成** • 1x Arm C1-Ultra (4.11GHz) • 4x Arm C1-Pro (3.38GHz) • 2x Arm C1-Pro (2.65GHz) |
8コア構成** • 1x Cortex-X4 (3.78GHz) • 5x Cortex-A725 (3.05GHz) • 2x Cortex-A520 (2.25GHz) |
G4:8コア / G3:9コア** • G4: 1x X4 + 3x A720 + 4x A520 • G3: 1x X3 + 4x A715 + 4x A510 |
| GPU | PowerVR CXTP-48-1536** (1.29GHz) |
PowerVR DXT-48-1536 (1.1GHz) |
Arm Mali-G715 MC7 (940MHz / 890MHz) |
| RAM規格 | LPDDR5X(※Pixel 11 Proは前作16GBから12GBへ削減) | ||
| 機械学習 (TPU) | 第5世代 TPU | 第4世代 TPU | 第3世代 TPU |
| セキュリティ / モデム | Titan M3 / MediaTek M90** | Titan M2 / Samsung Exynos | Titan M2 / Samsung Exynos |
| 製造プロセス | TSMC 3nm** | TSMC 3nm | Samsung 4nm |
その上で同サイトの指摘内容をまとめると以下のようになります。
| 検証項目 | 指摘内容 | ガジェット視点での分析 |
|---|---|---|
| ⚡ CPU性能 (Geekbench 6) |
前作比 シングル+18% / マルチ+21% • **進化点**:1コア削られたものの、最新のArm C1構成と高クロック化(4.11GHz)により大幅進化。 • **競合差**:Galaxy S26+(Exynos 2600)に対しシングルで18%、マルチで51%劣る。Snapdragon機に対してはマルチで52%引き離されている。 |
💡 日常動作は快適だが最高性能は控えめ: キャッシュ容量の抑制や熱管理により、実処理はDimensity 9400(2025年世代)と同等レベルにとどまる。 |
| 🎮 ゲーミング性能 (3DMark) |
ピーク性能は他社ハイエンドの半分以下 • **グラフィック向上**:前作比7〜10%向上。60fps固定は狙えるが120fps重厚ゲームには不向き。 • **他社との差**:Snapdragon 8 Elite Gen 5(Adreno 840)やDimensity 9500はTensor G6の**2倍以上のスコア**。レイトレーシングにも非対応。 |
⚠️ ゲーム性能の妥協: サーマルスロットリング時の保持率(79%)は他社より高いが、元々の絶対性能の低さから長時間のヘビーゲームには向かない。 |
| 🧠 開発思想 & 意識調査 | • **Googleの戦略**:CPU/GPUの生性能よりも**TPU(第5世代)を中心としたAI処理重視**の調整。 • **読者投票(2,085票)**: – 生性能の向上を要望:33%** – 省電力・効率重視:30%** – ベンチマーク待ち:21%** – バランス妥当:16%** |
🏆 AI特化の代償: ゲーム性能やRAM削減(12GB)が足枷となり、ハイエンドの価格帯(Proシリーズ)としてはユーザーの不満が残る結果に。 |
| 📝 結論 | • 結論:** 普段使いやAI機能には十分な処理能力(前作比約20%アップ)を備えるものの、同価格帯のSnapdragon 8 Elite Gen 5やExynos 2600搭載機と比較するとグラフィック性能は半分以下にとどまり、本格的なゲーマーにはおすすめしにくい設計。 | |
あくまでもGoogleが言葉にしている通り「日常」に最適化することを最優先にしており、ヘビーゲーマー向けというにニッチなニーズ向けのチューニングはしていないのは明白です。
正直ゲームより日常を重視したチューニングをしているのはここ数年続いてきましたが、いつまでゲームパフォーマンスで叩かれるのか気になっちゃいます。ゲームをやる人からすれば、そのパフォーマンスの低さからも本体価格が高すぎるとの声があります。
一方で大してゲームをやらない人からみれば、ゲームパフォーマンスが高いことを理由に今のスマホの価格に納得できるわけがないです。完全に意見が分割されるからこそ今後も叩かれ続けるのかなと思います。