国内でGoogle Pixelの人気が出た理由の一つとしては本体価格の安さなのかなと思います。Pixel 6aの頃から一気にシェアを拡大しましたがその当時半導体不足の影響でSoCを中心に他社が高くなっていた中でPixelはほぼ価格を据え置きにできたからこそ強かった印象です。
一方で今やAppleやSamsungと同価格帯になったからこそて批判されやすいのかなと思います。今回はGoogle Pixel 11シリーズに関して現時点で分かっていることをリーク情報をもとにまとめたいと思います。
内部ドキュメントから判明した計画。
以前リークしたGoogle Tensorのドキュメントからも一部計画は2年近く前に判明しています。
例えばその当時の計画だとGoogle Tensor G5が内蔵ドックとの互換性がないことことからもPixel Tablet 2はGoogle Tensor G4を搭載しておりPixel Tablet 3に関しては
互換性があるGoogle Tensor G6を搭載して2027年に発表予定の計画だったみたいです。
ただGoogleはすでにPixel Tabletの開発を中止したことを明らかにしておりドキュメントはあくまでも計画であり状況によって変更される可能性があることに注意が必要になります。
その上で内部ドキュメントから判明していることの一つ目として先日の記事でまとめましたが3D顔認証を計画していることで早ければPixel 10シリーズで実装される可能性がありました。
ただ実際に非搭載となっており開発が順調にいけばPixel 11シリーズで実装するかもしれません。
AndroidでみればHONORが一番生体認証に力を入れている印象を受けますがAndroid全体で見ると3D顔認証に対応している機種は超限定的でPixel 11シリーズは貴重な存在になるかもです。
100倍ズームへの対応。
そして2つ目として当初の計画ではAIの強化+望遠センサーの刷新で最大100倍ズームに対応する予定だったみたいですがAIの開発が順調だったのかPixel 10 Proで実装しています。
ただ望遠センサーは刷新しておらずAIへの依存度が高いこともあり処理が破綻する時もあります。このことを考えると望遠センサーを刷新して土台をしっかりさせないと実用性は改善しません。
なのでPixel 11 Proシリーズを中心に望遠センサーを刷新してもおかしくないと思います。AIにストレージやRAMのコスト増加はドキュメント作成当時はそこまではなかったと思います。
なのでコストとのバランスを考えると計画変更を余儀なくされている可能性も十分ありえます。とはいえフラッグシップモデルだからこそハードの進化はやはり必要になってくると思います。
リークから判明していること。
そしてドキュメントとは関係なくリークから判明ていることの一つ目としてはセキュリティを強化する可能性がありGoogle Tensor G6にはTaitan M3を統合する可能性があります。
ちなみにPixel 3で初めてTaitan Mを統合しておりPixel 6でTaitan M2を搭載しています。そして6世代ぶりに強化される可能性がありより高度なセキュリティに対応するかもしれません。
GoogleやAppleがセキュリティを強化している一方で脆弱性というかハッカーなどといたちごっこになっている部分もありGoogleとしてもセキュリティの強化に尽力しています。
ただそれがソフトではなくハードレベルで底上げされるのはユーザーとしては安心に繋がります。
5Gモデムの刷新。
そして2つ目として5Gモデムの刷新でMediaTekのM90を採用する可能性があると言われています。昨年末からM90のテストを開始していると言われておりすでに最終決定した可能性もあります。
現時点でGoogleがどのようなチューニングを採用しているのか不明ですが単純に考えるとPixel 10シリーズが採用しているExynos5400iと比較すれば電力効率が改善するかもです。
つまり消費電力が抑制されるので発熱しにくくなり電池持ちも改善する可能性があります。
何よりGoogle Tensorに切り替わってからPixelの最大の課題が通信だったのかなと思います。Pixel 10シリーズでは通信関連の不具合はだいぶ減った印象ですがまだまだの印象です。
それこそ自分のようなオタクからすればSamsung製の5Gモデムをあまり信用出来ないです。だからこそスペックどうこうの前にSamsung製とおさらばになるかもしれないのは楽しみです。
Google Tensor G6の存在。
現時点だとTaitan M3にしろM90にしろGoogle Tensor G6周りの情報が多いです。
一方でGoogle Tensor G5に関して1+3+4のオーソドックスな8コア構成を採用していますがGoogle Tensor G6はDimensity9500が採用しているC1- Ultraを一つにC1-premiumを6つ搭載していると言われており現行世代が採用している高効率コアが完全にカットとの話です。
高効率コアはそこまで効率的ではないことからも全てカットしたのではないかと言われています。
もちろんクロック数やプロセスノード次第の面もありますがアーキテクチャだけで見れば大幅に改善する可能性があるので現行世代より余裕を持たせることが出来るのかもしれません。
またGPUに関して詳細は不明ですがクロック数が増えてデュアルコアからトリプルコアに強化されると予測されているとはいえパフォーマンスの部分でどこまで改善するのかは分かっていません。
何より注意点としてパフォーマンスが向上したとしてもベンチマークやゲームのための強化ではない可能性が高くレイトレーシングに関しては完全にカットされるとの予測もあります。
何よりGoogleが目指しているのは効率化と最適化でそのための独自SoCなのかなと思います。
何を持って「性能」と判断するか。
ここ数年のPixelは性能が低いと言われますが性能と一括りにして判断するのは難しいです。ちなみに現状のベンチマークではGoogleが重視しているAIのパフォーマンスを計測出来ないです。
そのためベンチマークの結果で見えてくるのはその機種の性能全体ではなく主にゲームパフォーマンスなどが中心となってくるのでベンチマークなどで性能を一概に判断することは出来ないと思います。
逆にゲームに拘りを持っている人からすれば非常に分かりやすい指標なのかなと思います。一方でベンチマークの結果で判断するなら中華系の機種がもっと売れてもいいかなと思います。
iPhoneやGalaxyは中華系と比較すればベンチマークは低いですがそれでも売れているのは多くのユーザーは性能だけで判断しているわけではなくソフトや最適化を重視している結果です。
また面白いなと思う部分として例えばカメラのためにISPを最適化したり電池持ちのためにチューニングを最適化するのはプラスに捉えられることが多いのにAIのための最適化は認められないとなぜAIだけがここまで仲間はずれかつ否定されるのか非常に気になるところです。
何より最適化なんて数値で表現することも出来なければスペックで分かる部分でもないです。そして多くのユーザーは性能よりも最適化の方が重視しており性能だけで価格を判断するのは正直無理があるのかなと思っておりよく使われる性能という言葉に要注意かなと思います。
頂くコメントをみてもスマホに興味を持ち始めた時にひっかかりやすい言葉だと思います。
AIだけで勝負は厳しい。
一方で内部ばかり進化してしまっても多くのユーザーにとって進化が分かりにくいです。海外サイトが指摘していますが現状だとAIがユーザーの買い替え動機になることはほぼないです。
もちろん中にはいると思いますが全体でみればAI以外の部分の進化が重要になると思います。2025年においてiPhone 17シリーズがバカ売れしていますが興味深い部分としてiPhoneは明らかにAIが遅れており販売動向をみる限りAIの弱さがマイナスに作用していないことになります。
あくまでも現状だとGoogleが力を入れているAIをどんなにアピールしても大きな影響はないです。
デザインの刷新に期待。
だからこそ分かりやすい進化が必要だと思っており一つはデザインの刷新に期待したいところです。Googleによると2〜3年周期で新しいデザイン言語に挑戦していくことを明らかにしておりPixel 10が初めて前モデルと同じデザイン言語を採用した機種であることも明らかにしました。
つまりGoogleの発言通りであればPixel 11シリーズも同じデザインの可能性はあると思います。
正直Pixel 6シリーズからPixel 10シリーズまで同じデザイン言語を採用しているのかなと思っていましたがGoogleの中では新しいデザイン言語としてPixel 11シリーズで刷新されてもそこまで大きな違いはないかなと思っいるとはいえほぼ一緒よりはマシかなと思っています。
何より現状だと分かりやすい進化があるとすれば3D顔認証くらいですがパンチホールデザインを継続採用する可能性があるのでぱっと見が変わらないからこそデザインの刷新には期待したいです。
ただもしかしたこの記事が公開される頃にはレンダリング画像がリークしているかもです。あくまでも勝手な推測ですがaシリーズのようにカメラバンプをなくすことはほぼないと思います。
というか搭載しているセンサーに圧倒的な差があるのでほぼ物理的に無理なのかなと思います。
ちなみにPixel 10 Proでみればカメラバンプ込みの厚みがほぼ12.5mmなので本体の厚み自体を12.5mmにすればカメラバンプをなくすことは可能だと思いますが多分望んでいないと思います。
望遠をペリスコープで搭載している時点で非搭載機種と同じデザインにするのは多分無理です。またPixel 9aからカメラフレームがなくなったことでフラッグシップモデルと廉価版でデザインが明確に区別されたのでユーザーにとって非常に分かりやすくなったのかなと思います。
以前のようにデザインを揃えるとしても廉価版に揃えるのはプロダクトとしてはちょいおかしいです。
まとめ。
何よりAndroid 17の開発が進めばリーク情報もかなり増えていく可能性が高いと思います。ちなみにAndroid 17では散々邪魔と言われたAt a Glanceを削除することが可能になりAndroid12以前のようにWi-Fiとモバイルデータ接続が分離するので使いやすくなると思います。
現時点だとPixel専用機能が分かっていませんがソフトの面もかなり期待したくなります。個人的にはGoogleには今の方向性を継続してほしくカメラが強化されれば御の字です。