国内ではGoogle Pixel 10 Proシリーズが前モデルと異なり128GBモデルが廃止に。そのため最低価格は前モデルから高くなっていますが、256GBモデルでみれば価格が据え置きになったのは強いのかなと思います。
今回GSM ArenaがGoogle Pixel 10 Proの価値について言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
全体的には厳しめの評価。
まず同サイトによるとGoogleはPixel 10 Proにおいて細部を細かく底上げしたというよりは、全体的に見てより良いパッケージに見えるように底上げした可能性があると指摘しています。
いくつかの古典的なGoogleの痛点は対処されていません-充電は容認できないほど遅いままで、バッテリー寿命は競争力がなく、チップセットは曲線の後ろにあり、他のほとんどのようにスロットルします。今年も電話が重い。
また大きなポイントであるカメラに関しても以下のようにコメントしています。
Pixelsはカメラのハードウェアに関してあまり前進しておらず、中国のメーカーによって検査されています。今年の改善されたクローズアップ撮影には希望の光がありますが、最適ではないカメラアプリの実装によってまだ妨げられています。全体として、カメラの体験はそれなりに良いですが、何世代にもわたってPixelを手に入れる理由になるほど素晴らしいものではありませんでした。
どの機種と比較するのか。そしてどこまでを求めるかで評価が変わってくるとは思います。少なくとも独自ISPの搭載でカメラの色味や低照度撮影における改善ははっきりと分かりますが、多くのユーザーはそこまでの拘りがないのももっともです。
何より「安定性」の部分がしっかり底上げしきれなかったのは今後の課題です。正直電池持ちが良ければ充電頻度が減るので充電速度が遅くてもいいですが、Pixel 10シリーズは電池持ちが悪いのに充電速度も遅いのでユーザーによってはストレスになる可能性があります。
絶対的な価値。
一方で他社と比較した場合Pixel 10 Proには絶対的なポジションがあることに言及しています。
サムスンのラインナップは構造が異なり、真にコンパクトなカメラ付き携帯電話はありません。彼らは本当にコンパクトな携帯電話を持っています。Galaxy S25はあらゆる方向で小さく、大幅に軽量です(45gは大きな違いです)、言うまでもなく大幅に安価です。
まずAndroidメーカーの機種の中でみると小型のProモデルがないことに加え、Galaxy S25は同サイトが指摘している通りカメラに拘っている機種とはいえないのでPixel 10 Proはアドバンテージがあると思います。
Pixel 10 Proの主な魅力は、本当にソフトウェアです。他のメーカーが見落としている特定の細部へのすべての滑らかさと注意(Googleがすべての初期のバグをクリアした後)、さらに他の場所では入手できないAIベースの機能(Galaxyでは、実際にはそうではありません)-Pixel電話は、ソフトウェア会社がソフトウェアをほとんど正しく行うショーケースです。
また最新のAIを試したいと思う人にとっても魅力的な存在になるのかなと思います。Googleは以前よりハードではなくソフトに注力しているのは一目瞭然ですが、今や他社と同程度の価格帯になってしまったからこそ、ハードをもって頑張ってほしかったのかなと思います。
これでカメラセンサーが刷新されているとか、シリコンカーボンバッテリーを搭載しているとか、ハードで分かりやすい特徴があれば、全体的にもっと分かりやすかったのかもしれません。
スマートフォンとしては全体的に特に大きな価値はありません。
同サイトも厳しめの評価で締めているので物足りなさを否めないのかもしれません。