SonyはXperia 1ⅥやXperia 10Ⅵでアップデートサポート期間を最大4年に拡張。Xperia 1Ⅵの方がメジャーアップデートの回数は1回多いとはいえ、フラッグシップモデルとミドルレンジモデルで最大サポート期間を揃えてくるとは思いませんでした。
今回はSoftBankの情報をもとにXperiaはどれだけ長く使うことができるのかざっくりとまとめたいと思います。
修理受付期間を確認。
キャリアモデルを購入するメリットの一つとして「保証」がしっかりしているなどサポートを受けやすいことがあります。一方でメーカーの直販版のように在庫をあまり持つこともなく売り切りも早い印象を受けます。
その中でキャリアモデルがどれだけ保証を受けることを出来るのかまとめると以下のようになります。
修理状況 | サポート期間 | |
Xperia 1Ⅳ | × | 2026年2月28日で終了予定 |
Xperia 1Ⅴ | ◯ | 生産打ち切り後3年を予定 |
Xperia 1Ⅵ | ◯ | 生産打ち切り後3年を予定 |
まず意外だった部分としてXperia 1Ⅴの生産は継続中であることです。ちなみに執筆時点でSoftBankオンラインショップにおいてXperia 1Ⅴの販売は継続しており、言ってしまえば在庫が残っていることから終売出来ないと判断するのが分かりやすいのかもしれません。
そしてXperia 1Ⅳでみると2022年6月3日に発売したことからもトータルのサポート期間は3年と11ヶ月という感じでしょうか。ただXperia 1Ⅴでみると2023年6月16日に発売されまだ生産中であることを考えると最低でも4年以上はサポートしてくれることになります。
Pixelよりは短い。
一方で他社と比較するとGoogle Pixel 8の場合は修理受付予定日は「2028年9月30日」となっています。Pixel 8シリーズは2023年10月に発売されたことを考えると丸4年という感じで、Pixel 9シリーズでみると生産終了してから「4年」となっています。
このことからも単純に考えるとPixelの方が修理受付期間は最低でも1年は長いことになります。なのでキャリアで修理込みでサポートをしてほしいと思った時にはXperiaよりPixelを選んだ方がいいと思います。
あくまでも今回のデータはSoftBankで他のキャリアはどうなるのか不明です。ただSoftBankでみた場合Xperiaはアップデートサポート期間と修理受付期間がほぼ一緒しているのに対してPixelは短いという感じになります。
なのでPixelの場合受付期間終了後は正規の修理代理店に依頼することになります。何より注目すべき部分としては「発売日」から計算することでXperiaの場合は4年が一つの目処になると思った方がいいです。
ただ機種によって生産期間は異なるため短くなることもあれば長くなることもあるので変動はあると思います。