国内だけ?Xperiaはなぜセールなどで安売りをしないのか

国内のSony StoreにおいてSonyはXperiaの安売りをなかなか行いません。一方でざっくりと3ヶ月から半年に1回の周期で価格改定を行い値下げを行う感じです。ちなみに従来通りの周期であればXperia 1Ⅵの次の価格改定は4月前後になる可能性があります。

今回は国内のSony StoreにおいてXperiaのセールが行われない理由について主観的にまとめたいと思います。

定期的な売上に期待している?

直販市場において「セール」といえばGoogleが一番話題になりやすいと思います。Googleは年に数回大型セールを行う感じになりますが、逆に言うとセール以外のタイミングだと価格も下取りも渋くて販売がかなり鈍化する可能性があります。

日本国内ならまだマシかもしれませんがアメリカでみると絶えずセールをやっている印象で、逆にセール以外の時は全く売れていない可能性があります。一方でセールを行わないのであれば、ある意味ユーザーにとって買い時が分かりやすいと思います。

先ほどの話とも重複しますが不定期に価格改定があるとはいえ、セールがないからこそユーザーは自分が欲しいと思ったタイミングで買い替えをしやすい可能性があります。

セールがあった方がユーザーの注目も集めやすく販売台数を稼ぎやすいかもしれません。ただセールが常態化してしまうと買い控えが発生することに加え値下げしないと売れないという流れになるのを避けているのかもしれません。

ブランド価値を気にしている?

また年代によると思いますが国内において「Sony」というブランド力は地味に強いと思います。またスマホ市場においては珍しく国内メーカーというのも付加価値が高いのかもしれません。

あくまでも主観ですが、中高年かつライトユーザーは「Sony」というブランドだけでも安心感があり、Xperia 10シリーズが一定数売れている感じにも見えます。だからこそ後がないSonyは使えるものを出来るだけ使いたいのかもしれません。

その中で安売りをすることでブランド価値を下がるのを避けているのかもしれません。国内で最も人気があるAppleは基本値下げをしないです。それでも売れるだけの人気があるということにもなりますがブランド価値は人気が出れば出るほど高くなっていきます。

一方でGoogleの場合は大型セールを乱発することからもブランド価値が高いとは言えません。またSamsungに関してもアメリカではセールを地味にやっているのに国内で派手に行わないことを考えるとブランドの価値をある程度意識しているのかもしれません。

Sonyはヨーロッパなどでブラックフライデーを開催していることからも、海外ではそこまで「ブランド」を意識していないのかもしれません。実際のところは不明ですがブランドを少しでも守るために安売りを避けているのかなと思います。

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