モバイル部門の優先度が下がった?Xperiaは辛うじて生きている状態に

少なくとも直近の情報をみる限り2025年に新型Xperiaは3モデル構成になる可能性があります。ただ今年とは違った特別なモデルが追加されるという感じではなくXperia 5シリーズが復活して合計で3モデル構成になるだけの可能性。

モバイル部門は利益率改善が最優先事項になっていることからも、これ以上ラインナップを強化することも大刷新も厳しい状況になっているのかもしれません。今回海外の投稿フォーラムであるESATOにおいてXperiaはかろうじて生きていると投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。

優先度がかなり低い?

今回以下のように投稿されていることが判明しました。

Xperiaはかろうじて生きています。

ソニーは、一部の電話市場よりもDEIの方が重要であると感じているため、Xperiaの予算全体(およびその他の部門)をDEIブル排泄物(ソニーグローバルジャスティスファンド)に投入しました。それだけです。

同フォーラムの中では比較的信ぴょう性が高い投稿をしている人物によるもので一部市場ではモバイル部門の優先度が低いことに。ちなみに自分は初耳だったのですがソニーグローバルジャスティスファンドは以下のようになります。

ソニーは、人権の尊重およびダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)の推進にコミットしています。全ての人に尊厳と敬意をもって接することはソニーの最も大事な行動規範の一つであり、これまで事業と社員の多様性を強みとする文化を築いてきました。
さらにこの取り組みを推進するため、ソニーグループは1億USドルの「Global Social Justice Fund」を2020年6月に設立しました。ファンドを通じて、社会正義および人権保護に取り組んでいる団体への支援、DE&Iの推進を世界各地で行っています。

「人」を大切にする会社として社会貢献すると同時にSony製品も愛してもらおうという考えなのかもしれません。そうなってくると「Sony製品」が変な話売れればよく「Xperia」が売れる必要はないということになります。

今回の投稿にどこまでの信ぴょう性があるのか不明ですがモバイル部門の予算はどんどんなくなっているのかもしれません。

保守的になる可能性。

少なくとも今回の投稿通りであれば、モバイル部門に十分な予算はないため保守的になる可能性があります。その一環として従来のニッチ向けのコンセプトではなくXperia 1Ⅵで一般化して幅広いユーザーに購入してもらおうと考えたのかもしれません。

何より冒険がしにくくなるので「Xperia PRO」シリーズなど一部のオタクしか買わないシリーズの復活に期待できなくなります。またXperia 1シリーズ自体も今後どんどん無難になっていく可能性があります。

当たり前の話ですが開発にコストをかけられないのであれば進化には期待できない。また何か進化させたくても販売台数が減ればコンポーネントにおいて規模の経済を活かしにくいので全体的にコスト増加しやすくなる。

ただ値上げしてしまうと販売台数がさらに鈍化する可能性があると厳しい感じです。何より来年のXperiaではどうなるのかXperia 1Ⅵの流れを踏襲するのか非常に気になるところです。

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