8aももちろん。Pixelを購入した最初に確認すべき電池持ちを改善させる方法

国内では5月14日より発売予定となっているGoogle Pixel 8aですが、あくまでもスペックから見ると電池持ちにあまり期待出来ない状況にあります。最後のSnapdragonを搭載したPixel 5a 5Gに関してはめちゃくちゃ電池持ちが良かったですがGoogle Tensorに移行してから不安定に。

さらにPixel 8シリーズでは前モデル対比でさらに電池持ちが不安定になるなど、他社のフラッグシップと比較しても不安定であることに違いはありません。今回はPixel 8aなどGoogle Tensorを搭載したPixelの電池持ちを安定させる方法について簡単にまとめたいと思います。

完全放電をする。

現時点でGoogle Pixel 8aの電池持ちがどのな感じにまとまっているのか不明ですが、少なくともPixel 7aを見る限り不安しかない感じで、スペックでみればPixel 8aはさらに電池持ちが悪い可能性があります。

その上でPixelを購入したら最初にやりたいことの一つとしては「完全放電」です。これは単純な話で電池残量を0%にすればいいだけで最低でも2回はやってほしいところです。

多くの機種はバッテリーの最適化を行い初期設定から長くて2週間近くかかる可能性もあります。また初期設定直後はバックグラウンドで様々な処理をしていることからも発熱しやすく電池持ちも悪いことが多いです。

そのため開封直後に安定しないのは仕方ないですが、2週間近く経過してバッテリーの最適化も大体終わってきた頃に完全放電をしておくかしていないかで多少なりとも差が発生することがあります。

注意点としては完全放電をしても電池持ちが劇的に改善するわけではないこと。ただ少しでも安定させるという面でもやっておくのはありかなと思います。

データ接続の見直し。

Google Tensorに移行してからGoogleはコストカットのためかSamsung製の5Gモデムを搭載しています。初代Googleのチューニングの問題なのか5Gモデムの問題なのか定かではありませんがPixel 6シリーズの時は散々で通信関連の不具合が多発しました。

一方でPixel 7シリーズからは5GモデムがExynos5300に刷新され、通信関連の不具合が減った印象ですが他社の5Gモデムと比較した場合に発熱しやすく消費電力が多い結果電池持ちにも悪影響を及ぼしています。

特にGoogleはPixel 7シリーズからPixel 6シリーズでの過ちを繰り返さないように電波感度を上げているとの報告があり、その結果不安定な通信環境になればなるほど電波を可能な限り掴もうとするので消費電力が増え結果発熱しやすく電池持ちが悪化します。

海外のユーザーの報告を見てもWi-Fiの環境下では問題がなくてもモバイルデータ接続に切り替えた場合電池持ちが一気に悪化するとの話。モバイルデータを使わないようにするのは不可能だと思うので対処方法の一つ目としてはユーザーの地域によりますが5Gをオフにすること。

この前久しぶりに実家に帰った時に思いましたが5Gを一度も認識することがなかった。なので5Gをほとんど掴まない地域に住んでいるユーザーは潔くオフにするのはありだと思います。

そして2つ目としては今年の始め頃から発生した通信関連の不具合の原因になった「接続の自動調整」です。設定項目を見ると「バッテリーが長持ちしてパフォーマンスが向上する」と記載されていますがこれが原因で不具合が発生していたとの話。

あまり通信状況が安定しないと思った時は潔くオフにして見るのもありです。

少しでも安定させる必要。

残念なことにPixel 8aもExynos5300を統合している可能性が高いのでPixel 8シリーズやPixel 7シリーズが抱えている問題を踏襲している可能性が高いです。特に通信関連には最大限の配慮を払った方がいいかなという印象です。

一方で電池持ちを改善させるためにバッテリーセーバーモードを使うべきだとの話もありますが、その前にユーザー自身ができることはあると思っています。特にPixel 8aを購入するユーザーは購入したら最初に完全放電をすることをおすすめします。

 

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