コストカット優先?Galaxy Z Flip 6ではシリーズ初の試みが採用に

Samsungは例年より早く7月上旬に下半期の新製品イベントを開催すると予測されており、このイベントではGalaxy Z Flip 6やGalaxy Z Fold 6に加え、Galaxy RingやGalaxy Watch 7シリーズが正式発表される可能性があります。

今回韓国のメディアサイトによるとGalaxy Z Flip 6ではZシリーズで初の試みが採用される可能性があると報告しているのでまとめたいと思います。

Galaxy Zシリーズ初の試み。

Source: smartprix

すでにOnLeaks氏がCADを基に作成したレンダリング画像を公開していることからもほぼ確定的なデザインが判明しているGalaxy Z Flip 6ですが、今回の情報によると発売地域によって搭載SoCが異なる可能性があるとしています。

今回の情報によるとGalaxy S24シリーズと同じとしていることからも販売地域によってSnapdragon 8 Gen 3もしくはExynos2400を搭載している可能性があることに。

同様の情報は以前別のリーカーが言及していましたが、今回同サイトが言及したことでより信憑性が高まったことになります。少なくともGalaxy S24とGalaxy S24+のExynos2400搭載モデルが販売されている地域では同様にGalaxy Z Flip 6もExynos2400搭載モデルになる可能性があります。

Samsungとしては利益率の改善に加えコスト削減というメリットがあると思いますが、ユーザーからすれば単純によりパフォーマンスが高いSnapdragon 8 Gen 3搭載モデルが欲しいと思います。

また今回の情報で言及していないことからもGalaxy Z Fold 6は従来通りSnapdragon搭載モデルしか存在していない可能性があります。

一部スペックに言及。

Source: smartprix

事前情報によるとGalaxy Z Flip 6は前モデル対比で筐体サイズはほとんど一緒ですが本体の厚みは増している。そして本体の厚みが増した理由としてはバッテリー容量の増加だと言われており、4000mAhのバッテリーを搭載すると予測されています。

そして今回の情報によると容量構成はRAM8GB/ROM256GBがベースになるとしています。Galaxy AIを本格的に強化していくのであればオフライン処理でも多少の余裕を持たせるためにRAM12GBは欲しかったところですが残念なことに強化されない感じです。

また現行モデルで刷新されたばかりのサブディスプレイですがサイズなどに変更はなくとも常時表示ディスプレイに対応した上で、採用されているディスプレイの品質も改善しているとの話です。

あくまでも今回の情報を見る限りSamsungはスペックの強化よりも価格の据え置きを優先したように見えます。またGalaxy Z Fold 6ではサイドフレームにチタンが採用されるとの予測ですがコストカット重視であればアルミを継続採用すると思います。

デザインはほぼ変わらずスペックは順当な底上げでGalaxy AIの搭載とアップデートサポート期間の拡張が大きな特徴になると思います。

コストのことを考えると仕方ないですが主力であるGalaxy Zシリーズの最新機種と考えるとちょっと面白みがないですよね。

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