iPhone 16に牽制。Galaxy Z Fold 6の廉価版は10月頃に登場へ

グローバル市場ではいまだにシェアを確保しているSamsungですが、2023年第4四半期は最新機種となるGalaxy Z Fold 5やGalaxy Z Flip 5の販売不調からも上手く売上を伸ばすことができず。

さらにホリデーシーズンでもない2024年第1四半期には失速してHuaweiに折畳式機種市場でついにシェア1位を奪われるとしています。Samsungとしても活性剤が欲しいのか事前情報通りであれば廉価モデルを導入するとの予測。

今回THE ELECがGalaxy Z Fold 6の廉価版の発表時期に言及していることが判明したのでまとめたいと思います。

iPhoneを牽制する可能性。

今回の情報によるとSamsungは例年より前倒しでGalaxy Z Fold 6やGalaxy Z Flip 6を正式発表する可能性があることに言及。ちなみに現行モデルは2023年7月下旬に正式発表して、8月11日より一部市場で発売しています。

一方でGalaxy Z Fold 6などは2週間程度前倒しされる可能性があり7月中に一部市場で発売する可能性があるとしています。そして噂されている廉価版について今回の情報によると9月から10月頃に発売される可能性があるとしています。

例年通りであれば9月にAppleは新型iPhoneを発表することが多く、今年で見ればiPhone 16シリーズを正式発表される可能性。ちなみに廉価版の生産台数は20〜30万台程度と様子見半分のGalaxy Ringよりも少ない状態に。

ただiPhone 16シリーズと同時期にぶつけることでAppleからユーザーを奪える可能性もあります。ちなみにGoogleは10月にPixel Fold 2を正式発表する可能性があり、OnePlusに関しても同時期になる可能性があります。

なのでこのタイミングでの廉価版の導入は他社の折畳式機種にも影響を与える可能性があります。

より薄型化する可能性。

現行モデルは前モデル対比で薄型化したとはいえ折り畳んだ状態で13.4mmもあり開いた状態では6.1mmと筐体サイズにアドバンテージがありません。

一方で先日にはGalaxy Z Fold 6のレンダリング画像がリークしましたが本体を開いた時の厚みは6.1mmと現行モデルと同じため、おそらく折り畳んだ時の厚みもそこまで変わっていない可能性があります。

ただ今回の情報によると廉価版はGalaxy Z Fold 6より薄型化される可能性があることに言及。少なくともS-Penをサポートしないことからも一部部品をカットすることができる結果本体を薄型化しつつ本体価格を下げることができるとしています。

あくまでも今回の情報を見る限りでは、本体のスペックをカットしない限り本体を薄型化できないということになります。ちなみに2世代目となるGoogle Pixel Fold 2は折り畳んだ時の厚みが11mm以内の可能性がありGalaxy Z Fold 6より圧倒的に薄くなるかも。

また今後正式発表されるvivo X Fold 3は開いた時の厚みが5mm以下の可能性があり重さも221g以下になる可能性がある。結局他社と比較すると、Samsungの折畳式機種に対する技術力はそこまで高くないという流れになりかねないです。

廉価版の導入で逆にユーザーを失望する流れにならないことに期待したいところです。

 

最新情報をチェックしよう!