市場調査会社の調査結果から2023年第四四半期に最も売れた折畳式機種はGalaxy Z Flip 5であることが判明しており、今中国で勢いのあるHuaweiの折畳式機種をしっかり抑えているのはすごいところ。
何よりグローバル市場で発売されていることに加え、$999と折畳式機種の中では決して高くないことからも、多くの市場で一定の売り上げを確保していると思います。
そして今回Revegus氏がGalaxy Z Flip 6の搭載SoCに言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
まさかのExynosを採用する可能性。
今回同氏が以下のようにポストしていることが判明しました。
I wouldn’t be surprised even if the Exynos is included in this year’s Flip 6.
— Revegnus (@Tech_Reve) March 20, 2024
今回のポストを確認するとGalaxy Z Flip 6でExynosを搭載したとしても驚かないだろうとしています。2023年においてExynos2300はパフォーマンスの低さからもモバイル部門は採用を見送ったとされており、現にGalaxy S23シリーズはSnapdragon 8 Gen 2を販売地域関係なくヒョ共通で搭載。
一方で一部市場向けのGalaxy S24やGalaxy S24+はExynos2400を搭載しており、逆に見ればモバイル部門がSnapdragon 8 Gen 3に劣らないパフォーマンスを実現していると判断したことに。
この流れであればGalaxy Z Flip 6でExynos2400を搭載してもおかしくないと言いたいところですが、歴代Galaxy ZシリーズでExynosを搭載したモデルは存在していません。
つまり例年通りであればありえない流れになります。
結局も安さで勝負するしかないのかも。
一部情報によるとGalaxy Z Flip 6は現行モデルとほとんどデザインは変わらず厚みのみ増した状態に。厚みが増した理由としてはバッテリー容量を増加させるためと言われています。
中華メーカーはバッテリー容量を増加させつつも本体を薄型化させてきていることを考えると、Samsungにとっては非常に厳しい流れになっている可能性。
またExynosを搭載する狙いとしてはコストカットであり、本体価格が安くなるのか据え置きになるのかは現時点で不明です。少なくとも保守的な理由での採用の可能性が高いです。
先日の情報からもGalaxy Z Fold 6では廉価版が追加される可能性があると予測されており、今回の情報と合わせて考えると同社にとってGalaxy Zシリーズは主力機種でありながれも価格のことしか考えていない。
主力機種だからこそ新しい技術を搭載するなどしてほしいところですが、もうSamsungには期待できないのかもしれません。結局価格を据え置きにしてもGalaxy Zシリーズの売れ行きが悪化しているということは「価格」が一番の問題ではないことに。
この流れだとSamsungがシェア1位から完全に転落するのは時間の問題なのかもしれません。