完全無欠じゃない?vivo X Fold 5 Proが強過ぎて笑える

2024年に登場した折畳式機種の大きな特徴としては軽量化もそうですが薄型化が一気に進んだ印象を受けます。Honor Magic V3で見ると折り畳んだ時の厚みがカラバリによりますが9.2mmと超薄いです。

そして今回vivo X Fold 5 Proの一部スペックがリークしたので合わせて2025年における折畳式機種市場ついてざっくりとまとめたいと思います。

vivo X Fold 5 Proの一部スペックが判明。

事前情報通りであればvivoが来年発表する折畳式機種の名称は4というナンバリングをスキップする可能性があります。そのためvivo X Fold 5という名称を採用する可能性があり今回の情報によると一部スペックが判明しました。

Digital Chat Station氏がSnapdragon 8 Gen 4を搭載した折畳式機種をすでに触ったことをweiboで明らかにしています。その上で背面にはサークル型のカメラを搭載しており50MPのトリプルレンズカメラにもちろんペリスコープを採用しているとの話です。

さらに6000mAh前後のバッテリーを搭載する上でワイヤレス充電にも対応しているとの話です。またIPX8を継続採用した上で本体を閉じた時の厚みは9mm以下になることを指摘しています。

そしてバックパネルにガラスを採用したモデルの重さは210〜219gになるとしています。

具体的な機種名に触れていないですがSnapdragon 8 Gen 4を搭載していることに加えIPX8を継続採用すると表現していることからもvivo X Fold 5 Proを示唆している可能性があります。

ちなみにvivo X Fold 3は防水/防塵に非対応なことに加えワイヤレス充電にも非対応です。またSnapdragon 8 Gen 2と最新のSoCを搭載していないのでvivo X Fold 5ではないと思います。

今年と同じ流れであれば2025年の3月頃に正式発表される可能性があるのでまだまだ先です。なので詳細なスペックはまだ分からないですが今回の情報だけでも期待値がかなり高いです。

メインカメラセンサーはvivo X200 Proなどと同じく1/1.288インチのLYT-818を採用なのか気になるところです。また望遠に関しては現行モデルがOV64Bですがvivo X200と同じくLYT-600に刷新される可能性があります。

使用感は変わらない可能性がありますが超音波式画面内指紋センサーのサプライヤーが変更される可能性もあります。何より今回の情報通りであればvivo X Fold 3 Proよりスペックを大幅に強化した上でデザイン重視となるvivo X Fold 3より薄くて軽いデザインを採用する可能性があるので驚愕です。

ちなみにvivo X Fold 3 Proは本体を閉じた時の厚みが11.2mmで重さは236gとなっています。なので今回の情報通りであればvivo X Fold 5 Proでは2mm以上薄型化するのですごいです。

今年購入した折畳式機種の一部は薄型化に固執するあまりスペックとのバランスが悪い印象でした。ただvivo X Fold 5 Proではスペックとデザインのバランスを両立したまま進化する可能性がありvivo X Fold 5が出るならvivo X Fold 5 Proより薄くて軽い可能性があります。

Honor Magic V3がすごい。

先日コミュニティにおいてアンケート調査をさせて頂きましたが折畳式機種でデザインを優先しているユーザーが多い印象で逆に自分が最も重視しているカメラを求めているユーザーは少ないと個人的には想定外の結果になりましたが中華メーカーが薄型化に拘るのは納得です。

現時点でグローバル市場において折り畳んだ時の厚みが最も薄くて軽いHonor Magic V3はカメラを求めないユーザーにとってはスペックとデザインのバランスがかなり優秀に感じます。

前モデルはカメラもお粗末で何より折畳式機種特有の機能がほぼないとソフトが致命的でした。一方でHonor Magic V3では大幅に改善しておりGalaxy Z Fold 6ほどのソフトはなくvivo X Fold 3 Proほどのカメラもないですが全体的なバランスは非常に優れていると思います。

これで前モデルと同様にポルシェデザインのグローバルモデルが出れば欲しくなると思います。何より変に薄型化に固執してバランスが悪くなるのであればデザインをほぼ変えずにスペックをしっかりと底上げして欲しいと思っていましたがHonor Magic V3で見方が変わりました。

そして今回のvivo X Fold 5 Proのリーク通りであればバランスよく進化しそうで安心です。

ちなみにSnapdragon 8 Gen 4を世界で初めて搭載する折畳式機種として来年の第1四半期にOppo Find N5が登場すると予測されており詳細なスペックは分かっていません。

ただバッテリー容量は6000mAh前後で本体を閉じた時の厚みは9mm前後になると予測されています。現行モデルは他の中華系と比較するとコンパクトなのでこのサイズ感を維持しながら薄型化して大容量バッテリーを搭載できるという流れになるのであればかなりやばいかなと思います。

また背面にはサークル型を採用したカメラを搭載しているとの話で広角はLYT-T808を継続かもしれません。そして10月下旬に発表されるOppo Find X8シリーズと同じ流れであればAppleのMagSafeみたくマグネットタイプのワイヤレス充電に対応する可能性がありColorOS15でソフトもより洗練されるかもしれません。

何より2025年第1四半期には待つべき価値が十分にある魅力的な折畳式機種が出る可能性があります。

三つ折りタイプの選択肢が増える可能性。

また個人的に気になる部分としてHuawei Mate XTのような三つ折りタイプが今後どうなるかです。中国において予約件数は650万件を超えたみたいですが直近の情報によると生産台数は当初の50万台から100万台に倍増となっていますが予約件数に対して全く追いつかない感じです。

自分は中国におけるHuawei製品の予約方法を把握していないですが無料できるとの話もあれば予約を完了させるためには支払いもする必要があると実店舗やオンラインショップでも対応が違うのかもしれまんが生産台数を考えると予約は無料でできることが多いのかなと思います。

またいつもお世話になっているまめこさんによるとHuaweiの従業員からの情報としてHuawei Mate XTは早ければ年内には在庫状況が落ち着いてくる可能性があるとの話です。

またその情報を裏付けるかのように2025年第1四半期にグローバル展開との話もあります。少なくとも中国国内におけるニーズを満たしつつグローバル分を生産している可能性もあります。

一方で先日の情報からもXiaomiが申請した特許から三つ折りタイプを開発している可能性があります。ただ有名なリーカーによると特許を申請しているからといって開発が順調に進んでいるとは限らず、何より製品化するかも別の話と指摘しておりXiaomiがすぐに動く可能性は低いかなと思います。

またOppoやvivoは直近で出す動きはないとされておりOnePlusに関してもおそらく同様です。その中で可能性があるのはHonorでリーカーによるとHonor Magic VTを開発しているとの話があります。

さらに折り畳んだ時の厚みが三つ折りタイプでありながら10mm以下にするのが目標との話です。実際のところはどうなるか不明ですがHuawei Mate XTのような形状を採用するとなると外折りと内折りのヒンジ技術が必要で現状で両方とも製品化しているのはHuaweiとHonorのみです。

Samsungは三つ折りタイプのプロトタイプは過去に公開していることがありましたがディスプレイはまだしもヒンジ技術はどうしても中華メーカーと比較すると遅れている印象です。

そのため実際に製品化するとなってもしばらく先の話になってしまうのかもしれません。ちなみにSamsungはHuawei Mate XTに対抗するために2025年に世界初のローラブルスマホを正式発表する可能性があるとしており最大で12.4インチ程度の大きさになるとの予測です。

ただ現時点で詳細は不明で通常のスマホ+ローラブル機構を採用しているのか気になるところです。以前公開されていたプロトタイプでは折畳式+ローラブルのものがあったと思うので楽しみです。

何よりHuawei Mate XTがグローバル展開されるのであればめちゃくちゃ欲しいところでグローバル展開されるのであれば大陸版で発生しているプレミアム価格も落ち着くかなと思います。

ただ中国でも2万元となっているのでグローバルモデルは50万円以内で御の字という感じになるかもしれません。何よりHuawei Mate XTで培った技術をHuawei Mate X6に活かすことができれば恐ろしいかもしれません。

まとめ。

今回は来年登場する折畳式機種に関する情報がでてきたのでざっくりとまとめてみました。個人的にはvivo X Fold 5 Proが非常に楽しみですがHuawei Mate XTも気になるところです。

あとはこのまま円高が進んで少しでも海外スマホが購入しやすいようになってほしいです。

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