Pixelと真逆の流れ。Galaxy AIは今後S22などより多くの既存機種も対応に?

Samsungの発表によるとGalaxy S24シリーズの売上は一部市場でかなり好調で、この勢いをさらに加速させるためにGalaxy Z Fold 6やGalaxy Z Flip 6を例年より早く7月上旬に正式発表すると予測されています。

またSamsungは折畳式機種市場でシェアを大きく落としていることからもカンフル剤として廉価モデルを追加するとの予測。今回GSM ArenaによるとSamsungはGalaxy AIの対象機種をより拡大する可能性があると報告しているのでまとめたいと思います。

対象機種をより拡大する可能性。

SamsungはGalaxy S24シリーズでGalaxy AIを初搭載。順当に考えれば今後登場するGalaxy Z Fold 6やGalaxy Z Flip 6も同様に対応する可能性があります。

今後登場する最新機種が対応するのは当たり前とも言えますが、先日の発表からもGalaxy S23シリーズやGalaxy Z Fold 5など2023年のフラッグシップモデルを中心に今後OneUI6.1へのアップデートで対応することが明らかになっています。

そして今回の情報によるとSamsungモバイル部門のトップであるTM Roh氏の発言から、今後SamsungはよりGalaxy AIの対象機種を拡大することを模索していることが判明したとしています。

Samsungは最新機種で搭載された新機能をアップデートで既存機種でも対応させることはよくあります。この流れをGalaxy AIでも採用していく可能性があります。

ただ今回の情報では今後どの既存機種が対象になるのか不明です。

Googleとは真逆の動き。

Galaxy AIはオンライン処理の機能とオフライン処理機能があるため、本体のスペックに過度に依存しないオンライン処理の機能が今後既存機種に拡大していく可能性があります。

その上でGalaxy S23 FEは今後Galaxy AIに対象機種になっていますが、同じSoCを搭載しているGalaxy S22シリーズやGalaxy Z Fold 4などは現時点で対象外になっています。

少なくともSoCやRAMだけの問題ではない可能性があり、2022年モデルに搭載させるとしても何かしたらのハードルがあり、このハードルを解決するための方法をSamsungは積極的に模索しているのかもしれません。

今回の情報によれば「多くの努力が必要」とした上で集中的に投資しているとの話。またこの流れはGoogleと全く逆の流れで既存のPixelのへの対応にGoogleは消極的に見えます。

先日のアップデートでGoogleはPixel 7シリーズにかこって検索を対応させましたが、音声消しゴムマジックやベストテイクなど最新機能は既存機種は現時点で対応していません。

GoogleはおそらくSamsungと真逆に考えで「オフライン処理」がメインだからこそ、本体のスペックに依存する。そのため最新機種を既存機種に対応させることが難しいという感じだと思います。

何より同じサポート期間なら、GoogleよりSamsungの方が新機能を既存機種に可能な限り拡大させてくれると思うのでユーザーの満足度が高いと思います。

 

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