RAMやストレージのコスト増加は今後も継続すると言われており、来年にかけてより多くの機種が値上げに直面すると言われています。その中でも堅調な数字を残すのはAppleだと言われています。
今回Counterpoint Researchが2026年第3四半期における市場統計に言及しているので簡単にまとめたいと思います。
目次
堅調な数字?

今回同サイトが2026年第3四半期における市場調査レポートを公開していることが判明したのでまとめると以下のようになります。
| メーカー / ブランド | Q3 2026 シェア (前年同期比) |
出荷動向 & 戦略の背景 | 主要牽引モデル & トピックス |
|---|---|---|---|
| 🏆 業界を牽引するトップ2(Samsung & Apple) | |||
| Samsung | 23% (出荷量 YoY 3%減) |
出荷台数は微減も主要OEMで最大のシェア拡大を獲得し首位を維持。メモリー危機下で高単価モデル(ASP向上)に注力し収益性を防衛。新興国でのAシリーズも堅調。 | ・Galaxy Z Fold8 シリーズ(初期需要が非常に強力) ・Galaxy Aシリーズ(新興国で安定供給) |
| Apple | 22% (Q3として初の20%超え) |
Q3として過去最高のシェア(22%)を記録。無印「iPhone 18」不在の影響で出荷総数は減少したものの、Proモデルの好調とiPhone 17の残存効果でシェアを拡大。 | ・iPhone 18 Pro シリーズ(中国・インドで前作超えの記録的ローンチ) ・iPhone 17 シリーズ(継続的モメンタム) |
| 🇨🇳 中国系主要ブランド(収益性確保と戦略再編) | |||
| Xiaomi | 10% (出荷量 YoY 30%超減) |
低価格帯および非コア海外市場への露出を大幅削減。高負荷な赤字販売を避けるため出荷計画を制限しつつ、中国国内のハイミドル〜最上位層へ集中。 | ・Xiaomi 18 シリーズ & フォルダブル機 ・自社開発SoC 「XRING O3」(差別化を支援) |
| OPPO (OnePlus / realme含む) |
9% (出荷量 YoY 20%超減) |
OPPO、realme、OnePlusの3ブランド間の重複を排除し統合整理。低粗利市場から高収益市場へ供給リソースをシフト。 | エントリー〜ミドルレンジ全般の値上げ実施により利益率を最優先。 |
| vivo | 8% (出荷量 YoY 20%超減) |
コア市場であるインド・中国へ集中。値上げに伴い予算帯モデルが主要価格帯から外れ、在庫不足も重なって出荷数が大きく制限。 | ・Yシリーズ(実用層向け) ・X / V / S シリーズ(プレミアム層拡大) |
| 💡 全体サマリー | 市場全体:YoY 20%減(2012年以来最低) | 平均販売価格(ASP):前年比20%高騰 DRAM/NANDのメモリー危機に伴うBOMコスト高騰により、低価格帯(マス市場)が壊滅的打撃を受ける一方、Samsung(23%)とApple(22%)のプレミアム重視路線が功を奏し、両者で世界シェアの約半分を占める二極化が一段と進んでいます。 |
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少なくともSamsungでみれば「Galaxy Z Fold8」が牽引してくれた感じです。一方で中華系を中心に利益率の低いエントリーやミドルレンジのラインナップを削減しつつ、プレミアムモデルを強化することで利益をしっかり確保しようという流れになっています。
今回の結果をみてみ中華系は出荷台数でみればかなりのマイナスになっていることを確認することができ、いかに低価格帯の機種に依存していたかをはっきりと確認することが出来ます。
何よりトップ5でみてもSamsungとAppleがどうにかなっている感じで、中華系は非常に厳しい状況に見えます。