デザインの刷新が決めてになったのかXperia 10 VIIはSonyの想定を超える売上を記録したことが判明しておりオタクからの評価も比較的高かったXperia 10シリーズに見えます。
今回Xperia 10 VIIIが正式発表されたのでざっくりとスペックやデザインについてまとめたいと思います。
デザインを確認。

スマホの高価格化がとまらないからこそ今まで以上にミドルレンジモデルの注目度が高くなっている印象ですが市場統計をみると従来のように安ければいいという話でもないです。
スマホ市場が成熟していることからもユーザーの買い替えサイクルはどんどん長期化しています。その中での高価格化はユーザーがより長く快適に使うというニーズを刺激したのとの話です。
| 比較項目 | Xperia 10 VII | Xperia 10 VIII |
|---|---|---|
| サイズ・重量・素材 | 153.0 × 72.0 × 8.3 mm / 168g Gorilla Glass Victus 2(前面) プラスチックフレーム&背面 |
153.0 × 72.0 × 8.3 mm / 168g Gorilla Glass Victus 2(前面) プラスチックフレーム&背面 |
| 防水・防塵性能 | IP65 / IP68(1.5m / 30分) | IP65 / IP68(1.5m / 30分) |
まずデザインを確認していきたいと思いますが前モデル対比で大きなデザイン変更はないです。本体サイズを確認すると縦横に本体の厚みと一緒となっており重さに関してもそのままです。
重さに起因するカメラやバッテリーに大きな変更がないことからも変わらないのは当たり前なのかもしれませんが軽さはXperia 10シリーズの特徴だからこそ大事だと思います。

また前モデルと同じく並列型のカメラデザインで本体上部に寄せていない理由としては本体横向きで撮影する際に指がカメラ部分に被らないように配慮しているからとの話です。

ただ本体側面にある即撮ボタンは本体縦向きでカメラ撮影することを前提にしているように見えるので実際に本体横向きで撮影する人がどの程度いるのかちょっと気になるところです。
雰囲気が変わった。

一方で前モデルの筐体はプラスチックのマット仕上げでしたがXperia 10 VIIIではバックパネルにカメラフレームと氷や霧などの自然美から着想を得た
トランスルーセントレイヤーを採用したことからも奥行きのあるデザインを実現しています。

カラバリはフローズンホワイト/フロストグレー/ミスティライラックの3色展開で前モデルは全体的に暗いイメージがあったからこそXperia 10 VIIIではだいぶイメージが変わりました。
プラスチックと聞くとマイナスのイメージがあるかもしれませんが筐体を軽くしつつも耐久性を担保した上でコストも安いと最近はフラッグシップでも採用する流れとなっています。
このことを考えると個人的には悪くないと思っており従来通りシンプルにまとまっています。
ディスプレイを確認。

そしてディスプレイに関してスペックで見れば前モデル対比でほとんど変わっていません。ちなみにGorilla Glass Victus 2の採用と耐久性の部分でも違いはないかなと思います。
| 比較項目 | Xperia 10 VII | Xperia 10 VIII |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 6.10″ OLED(10億色 / 120Hz / HDR) 1080 × 2340px(19.5:9 / 422ppi) Triluminos display |
6.10″ OLED(10億色 / 120Hz / HDR) 1080 × 2340px(19.5:9 / 422ppi) Triluminos display |
一方で進化した部分として周囲の照度に合わせて色を自動調節するアダプティブトーンに類似した機能を実装したとしていますがこれはユーザーの使い方次第で評価が分かれます。
輝度の改善。

そして多くのユーザーにとって恩恵がある部分としては輝度で前モデル対比50%の改善です。ちなみに海外サイトを参考にすると前モデルは自動調節で1064ntisでXperia 10 VIIIは1509nitsと公称通りの改善が見られ数字だけでみればGalaxy S26に匹敵するレベルです。
| 測定項目 | Xperia 10 VII | Xperia 10 VIII |
|---|---|---|
| 手動調節最大輝度 | 676 nit | 657 nit (-19 nit 減少) |
| 自動調節最大輝度 (屋外ピーク) |
1064 nit | 1509 nit (+445 nit 大幅向上) |
なのでユーザーが重視する見やすさという部分ではフラッグシップに負けない感じです。
課題はそのまま。

一方で前モデルの課題だったリフレッシュレートの最適化はちょっと残念な感じみたいです。ChromeやYouTubeなど一部Google純正アプリであれば60Hzに最適化されるみたいですがほとんどのサードパーティアプリになると120Hz表示で消費電力が増えるとの話です。
ただゲームアプリになると基本60Hz表示になることが多くオプションから制限を解除する必要があるとしており消費電力や発熱を考えてデフォルトでは制限なのかもです。
何よりディスプレイは分かりやすく言えば明るくなって視認性が大幅に改善されました。一方でほとんど変わっていないことからも太いベゼル含めてそのままみたいです。
基礎スペックを確認。

そして基礎スペックに関して残念なことにAndroid16を標準搭載しています。一方でアップデートサポート期間はメジャーが4年にセキュリティが6年と前モデルと一緒です。
アップデートサポート期間が変わらないからこそAndroid17を標準搭載しているのであればお得感が増したと思いますが開発が追いついていないの意図的なのかちょっと残念です。
そして歴代と同様PixelよりもピュアAndroidに近い感じで本当最低限という感じです。
新機能を実装。

一方で新機能としてPoint & Pay メニューで電源ボタンの二度押しで追加可能です。ただ用途を分かりやすくするために支払い関連のアプリを表示しているだけで実際には複数のページや任意のアプリの登録が可能とカスタマイズ可能なクイック起動って感じです。
タッチ決済やQRコード決済などアプリを開く必要があるものとは相性がいいかなと思います。
容量構成を確認。

そして容量構成に関してRAM8GB/ROM128GBの一択で最大2TBのSDカードに対応しています。また中華メーカーの機種にはよくありますが最大6GBの仮想RAMに対応したのは意外でした。
ちなみに仮想RAMはストレージにある程度の空きがないと使えないので注意が必要です。
| 比較項目 | Xperia 10 VII | Xperia 10 VIII |
|---|---|---|
| SoC(チップセット) | Snapdragon 6 Gen 3 (4 nm) オクタコア(4×2.4GHz + 4×1.8GHz) Adreno 710 |
Snapdragon 6 Gen 3 (4 nm) |
| メモリ / ストレージ | 128GB 8GB RAM(UFS) microSDXC対応(SIMスロット併用) |
128GB 8GB RAM(UFS) microSDXC対応(SIMスロット併用) |
| OS / アップデートサポート | Android 15 最大4世代のメジャーアップデート |
Android 16 最大4世代のメジャーアップデート |
また搭載SoCはSnapdragon 6 Gen 3なので残念なことに前モデルから一緒となっています。
個人的には前モデルに感じていたちょっとしたもたつきが改善しているのであれば十分と考えていましたがSoCにリフレッシュレートの最適化が変わっていないことからも動作性はほとんど変わらないのかなと思っておりあとは実際に試してみてどう感じるかだと思います。
バッテリー関連を確認。

そしてバッテリー容量も一緒ですが海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると13時間36分なので前モデル対比で30分近くスコアが改善したのは嬉しいところです。
| 測定項目 | Xperia 10 VII(左) | Xperia 10 VIII(右) |
|---|---|---|
| 総合スコア (ACTIVE USE SCORE) |
12:57h | 13:36h (+39分 増加) |
| 📞 通話 (CALLS) |
34:57h | 31:55h (-3時間2分 減少) |
| 🌐 Web閲覧 (WEB) |
13:51h | 14:43h (+52分 増加) |
| 🎬 動画再生 (VIDEO) |
17:04h | 23:35h (+6時間31分 大幅増) |
| 🎮 ゲーム (GAME) |
6:12h | 5:52h (-20分 減少) |
おそらくですが同じSoCを採用したからこそ全体的な最適化がより強化されたのかもです。そして充電速度に関して平均充電速度が改善されたのかフル充電に要する時間が前モデル対比で僅かに改善していますがフル充電に1時間40分かかるので遅いかと思います。
| 比較項目 | Xperia 10 VII | Xperia 10 VIII |
|---|---|---|
| バッテリー・充電 | 5000mAh 有線 30W PD(ワイヤレス非対応) |
5000mAh 有線 PD / QC(ワイヤレス非対応) |
| 通信・接続性 | 5G, eSIM, Wi-Fi, Bluetooth, NFC 3.5mmイヤホンジャック |
5G, eSIM, Wi-Fi 6e, Bluetooth 5.4, NFC 3.5mmイヤホンジャック |
| その他機能 | 側面指紋認証、フロントステレオスピーカー | 側面指紋認証、ステレオスピーカー |
個人的には最大10Wくらいでも良かったのでワイヤレス充電に対応してほしかったです。
その他を確認。

その他生体認証は電源ボタンに統合された指紋認証に加え防水/防塵はIP68に対応です。またデュアルフロントかつステレオスピーカーを継続ですがこれは試さないと分からないです。
正直基礎スペックの部分はほとんど変わっておらず最適化を中心に電池持ちの改善です。
カメラを確認。

そしてカメラに関して海外サイトによるとハードにおける変更は全くないとの話です。ただ広角が1/1.56インチとセンサーサイズでみればまともなのは嬉しいところだと思います。
| カメラ区分 | Xperia 10 VII | Xperia 10 VIII |
|---|---|---|
| 広角(メイン) | • センサー:Sony IMX766(50 MP) • センサーサイズ:1/1.56″, 1.0µm • レンズ:24mm, f/1.9 • 機能:PDAF, OIS • 動画:2160p@30fps (4K) |
• センサー:Sony IMX766(50 MP) • センサーサイズ:1/1.56″, 1.0µm – 2.0µm • レンズ:24mm, f/1.9 • 機能:全方向(multi-directional)PDAF, OIS • 動画:4K30fps / 1080p60fps |
| 超広角(Ultrawide) | • センサー:SmartSens SC1320CS(13 MP) • センサーサイズ:1/3″, 1.12µm • レンズ:16mm, f/2.4 • 動画:1080p@30fps |
• センサー:SmartSens SC1320CS(13 MP) • センサーサイズ:1/3.06″, 1.12µm • レンズ:16mm, f/2.4(固定フォーカス) • 動画:1080p@30fps |
| 前面(インカメラ) | • センサー:SmartSens SC820CS(8 MP) • センサーサイズ:1/4″, 1.12µm • レンズ:26mm, f/2.0 • 動画:1080p@30fps |
• センサー:SmartSens SC820CS(8 MP) • センサーサイズ:1/4.0″, 1.12µm • レンズ:26mm, f/2.0(固定フォーカス) • 動画:1080p@30fps |
搭載SoCが一緒であることを考えるとアルゴリズムを変更しない限りは撮れる写真や動画にも大きな違いがないと思っておりカメラに関してもやはり使ってみないと分からないです。
価格を確認。

最後に価格に関して国内で製品ページは公開されていますが価格や発売日は不明です。ちなみにイギリスにおいて前モデルが400ポンドだったのが550ポンドと大幅な値上げです。
RAMやストレージのコスト増加で特にミドルレンジモデルは値上げ回避はほぼ無理な状況です。ただ単純に日本円でみれば約8万7000円から約12万円への値上げになるので衝撃的です。
また香港などをみても製品ページはあれど価格や発売日に関する情報は見当たらないです。
| 基準通貨 / 区分 | Xperia 10 VII | Xperia 10 VIII | 値上げ率 | 日本国内推測価格 |
|---|---|---|---|---|
| ユーロ(EUR) | 450 ユーロ | 600 ユーロ | +33.33% | 約 99,733 円 (税込 約 99,800 円) |
| ポンド(GBP) | 400 ポンド | 550 ポンド | +37.50% | 約 102,850 円 (税込 約 102,800 円) |
| 日本国内(JPY) | 74,800 円 | 予測提示価格帯:約 99,800 円 〜 102,800 円前後(大台の約10万円超えを想定) | ||
何よりヨーロッパにおける価格をみれば大幅な値上げになっているので覚悟した方がいいです。あくまでも海外の価格をベースに考えれば10万円前後が一つの目処になると思います。
とはいえターゲット層のほとんどがキャリアで購入することを考えると定価よりも実質価格がかなり重要になってくる感じでキャリアがどこまで頑張ってくれるか次第だと思います。
| 比較項目 | Xperia 10 VII(前モデル) | Xperia 10 VIII(新型) |
|---|---|---|
| デザイン・筐体 | ベース筐体 • サイズ・厚み・重量(168g)は同等 • マット仕上げのプラスチック背面 • 暗めのベーシックなカラー展開 • 横持ち撮影配慮の並列カメラ / 即撮ボタン |
質感・カラー刷新 • 自然美着想の「トランスルーセントレイヤー」採用(奥行き感のあるクリア仕上げ) • 明るい印象の新3色(フローズンホワイト / フロストグレー / ミスティライラック) • 重さは168gの軽量・コスト重視設計を維持 |
| ディスプレイ | 基本スペック • 6.1インチ 有機EL(太めベゼル継続) • 自動調節最大輝度:1064 nits • リフレッシュレート:最大120Hz • Gorilla Glass Victus 2 |
視視性・輝度大幅UP • 自動調節最大輝度:1509 nits(約50%向上、高照度下で見やすい) • 周囲光に応じた自動色調調節(アダプティブトーン類似機能) • アプリごとのリフレッシュレート最適化課題は継続 |
| 基礎スペック・SoC | 据え置き構成 • SoC:Snapdragon 6 Gen 3 • RAM 8GB / ROM 128GB(SD最大2TB) • 初期OS:Android 15 • サポート:OS 4年 / セキュリティ 6年 |
仮想RAM・新機能追加 • SoCは同型据え置き(動作感はほぼ同等) • 最大6GBの仮想RAMに新対応 • 初期OS:Android 16 • Point & Pay メニュー(電源2度押しで決済等アプリ即起動) |
| バッテリー・充電 | 大容量5000mAh • バッテリーテスト:12時間57分 • 有線急速充電対応(フル充電に約1時間40分超) • ワイヤレス充電:非対応 |
最適化でスタミナ改善 • バッテリーテスト:13時間36分(約39分向上) • 最適化強化により平均充電速度・フル充電時間もわずかに改善(ワイヤレス非対応は継続) |
| カメラ仕様 | ハード構成 • 広角(メイン):50MP(1/1.56インチ, OIS) • 超広角:13MP • 前面:8MP |
ハードは完全据え置き • センサー類は前モデルから完全変更なし • 画質・動画性能の大きな差はアルゴリズム・処理次第 |
| 価格・販売状況 | • 英国価格:400ポンド • 国内直販価格:74,800円〜 |
海外価格大幅値上げ • 英国価格:550ポンド(約37.5%値上げ) • 国内想定価格:直販ベースで約9万円〜10万円前後の可能性大(キャリアの実質価格が重要に) |
とりあず購入しようと思っているので手元に届いたら試してみたいかなと思います。