Pixel 10 Pro Foldの開発秘話。ギアレスヒンジの恩恵が凄すぎた

いよいよ国内でも発売されたGoogle Pixel 10 Pro Foldですがぱっと見の印象としては前モデルから大きく変わらずです。とはいえ現時点では折畳式機種としては2つの世界初に対応しており内部は大幅なアップグレードに。

今回GoogleGoogle Pixel 10 Pro Foldで採用されたギアレスヒンジについて言及していることが判明したのでまとめたいと思います。

どれだけの進化をさせるのか。

まずPixel 10 Pro Foldを開発するにあたって「どれだけ進化をさせるのか?」を決める必要があったことに言及しています。ちなみに進化といっても安全というべきか保守的な進化と積極的な進化があります。

最初のアップグレードで、非常に大きなエンジニアリングリフトでした。仕様とカメラを簡単に更新し、色をリフレッシュすることができました

少なくともPixel 10 Pro Foldでアグレッシブな進化を遂げることが出来たのは新たに採用されたギアレスヒンジのお陰だとしています。

また今回の情報によるとギアレスヒンジを開発するにあたって複数のチームが協力して開発をしたことを明らかに。

最大の変更点は、これがギアレスヒンジと呼ばれるものであることです。これは、文字通りギアがないことを意味します。チームはこの新しいデザインに興味を持っていました。なぜなら、ギアは時間の経過とともにヒンジに問題を引き起こす可能性があるからです。ギアは時間の経過とともに損傷し、ほこりがそれらの間に付着し、折りたたみ式で重要な基本的な開閉体験を低下させる可能性があります。ギアレスヒンジの方が信頼性が高く、時間が経ても完璧に機能し続けます

少なくともギアレスヒンジの開発が間に合ったからこそPixel 10 Pro Foldがよりイメージ通りのデザインを採用できたと考えることが出来ます。

内部スペースの見直し。

またギアレスヒンジを採用したことで内部スペースの節約につながったことにも言及しています。

新しい内部セットアップは、より大きな、より良いもののためのスペースがあったことを意味しました。折りたたみ式デバイスでこれまでで最大のバッテリーを搭載し、30時間以上持続できます。

さらにヒンジ部分にギアを使用しているからこそあった隙間の部分をギアレスヒンジに切り替えたことでカットすることが可能になった。その結果折りたたみ式機種として世界で初めてIP68に対応することが出来たとしています。

また内部スペースを最適化できたからこそ、充電コイルの搭載位置の修正に加えマグネットを内蔵することが出来たと判断することが出来ます。来年はギアレスヒンジを中心にどのような進化を遂げるのか非常に楽しみです。

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