Xでの話によるとSonyは今後Xperiaの望遠を強化するために何かしらの開発を進めている可能性があることに。少なくともXperia 1Ⅶではカメラソフトによるアルゴリズムの強化でズーム画質が改善したとはいえ他社と比較するとハードの弱さが目立ちます。
今回はXperia 1Ⅶでも継続採用されている7.1倍までの光学シームレスズームについて主観的にまとめたいと思います。
やっと意味がわかった。
Xperia 1Ⅳで初めて採用されたのが光学シームレスズームで、最新世代となるXperia 1Ⅶでみれば3.5倍から7.1倍の間であれば光学品質のズーム撮影ができるとしています。
現状だとXperiaのみの機能であって他社は追従していません。一方でほとんどの機種は例えば望遠センサーを2つ搭載していれば3倍と5倍の2つの焦点で光学ズーム撮影ができる感じです。
また他社と比較する場合にどうしても同程度の倍率における比較がメインになります。例えば3.5倍は他社の3倍より優れているのか、7.1倍は他社の5倍と比較してどうなのかと。
実際に比較してみるとXperia 1Ⅶの望遠は他社に健闘できることはあっても優れていることは少ないです。ただ最近使っていてこの考え方自体が間違っていたのではと思い始めました。
ちなみにSonyによると望遠を強化した理由は奥行きのある撮影が楽しめるようにするためであってズーム倍率を強化するためではありません。
自分の使い方とは違った。
Xperia 1Ⅶのズームを使っていて感じることの一つとしてはフォーカス精度が甘いというかフォーカスが合わせにくい印象を受けることです。一方で他社でみるとXperiaのように光学シームレスズームに対応していないため、フォーカスが合わない場合は被写体との距離を調整しながらフォーカスを合わせる感じになります。
単焦点であることを考えればフォーカスが合わない時は自分が動くしかないのは当たり前とも言えます。一方でXperia 1Ⅶの場合は他社のようにスマホを動かしてフォーカスを合わせるのではなく、ズーム倍率を変更してフォーカスを合わせるのが最適な使い方なのかなとようやく最近気がついた感じです。
これは一部Xperiaで実装されているテレマクロと同じ感じで、Xperiaは動かすのではなくそれ以外の部分を動かして調整する感じです。自分はこの考え方になってからXperiaに対する望遠の見方がちょっと変わった感じです。
一方で自分の考え方がsonyと一緒であれば、ますます独自路線なのかなと思います。