Sonyの発言をみる限り「モバイル部門」にあまり期待していないようにも見えますが、少なくとも市場から撤退する可能性は低い。事業を存続させるためにも「利益率」を改善させることにフォーカスしており、ラインナップの削減もその一つなのかもしれません。
今回海外の投稿フォーラムであるESATOにおいて次期Xperiaに望むことについて投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。
買わない人のための機種を作るべきではない。
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
可能性はほぼゼロであることに同意します。ソニーにソニーの携帯電話を作ってほしいだけです。それはニッチな電話です。モデルは1つだけです。彼らは最高の技術を投入し、ファンを喜ばせるべきです。
個人的には今回の投稿に割と同意で、Sonyには「最高だと思えるXperia」を開発して継続して欲しいところです。ちなみに2018年に発足した「岸田体制」の時、本当に自分たちが作りたいXperiaを作ろうも一つのコンセプトだっとされています。
逆に言うとその当時発売されていたXperiaは開発者があまり作りたくなかったXperiaなのかもしれません。もちろん市場がどう評価するかは別としてメーカーが本当にいい物だと思える物を開発しないと開発者の思いはユーザーに届かないのかなと思います。
Xperia 1Ⅵでの一般化は市場を迎合した結果なのか、コストの問題だったのか不明ですが、Xperia 1Ⅶでの方向性は非常に重要に感じます。
買わない人の声をきくべきではない。
また以下のようにも投稿されています。
マスマーケットや、とにかく電話を買わない愚かなレビューサイトをなだめるために機能を落とすのは無意味です。
結局市場で評価が高いスマホというのはGalaxyやiPhoneなど使いやすさにフォーカスした機種です。もちろんXperiaが使いやすくなった方が嬉しいと思う人もいると思いますが、Xperiaである必要がないようにも感じてしまいます。
Xperiaがどんなに使いやすさを意識しても、ソフトの完成度でGalaxyに追いつくことのは厳しく、エコシステムの完成度でiPhoneに追いつくことも無理です。下手に意識してまねると逆に「劣化版」のように見えてしまうかもしれません。
なので売り上げを上げることは重要ですが、市場の声に敏感になりすぎると、Xperia XZ2シリーズの時のように迷走と言われても仕方ない。また「たられば」の人は、その部分が改善しても買わないことが多いです。
最近だとXiaomiのおサイフケータイの非搭載で話題になりますが、端末自体に魅力を感じている人はおサイフケータイ非対応でも買うと思います。結局たればを言っている人は代替手段を用意してまでも欲しいと思っていないことになります。
Sonyには変に市場の声に惑わされずやりたいように開発を進めてほしいです。市場の声を聞く=ファンの要望に応えるではなく、だからこそSonyはユーザーに対して不定期でアンケートを実施しているのかなと思います。