厳し目の指摘。Xperia 1Ⅶはどう進化してもファンを失う可能性

事前情報からもXperia 1Ⅶでは一般化が進むと予測されています。今の時期に出てくるXperia関連のリークは基本フェイクですが「一般化」に関しては妥当という感じでここからニッチ向けになったら迷走していると評価されてもおかしくないです。

今回海外の投稿フォーラムであるESATOにおいてXperia 1Ⅶの方向性について投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。

ごもっともな指摘。

今回以下のように投稿されていることが判明しました。

恥ずかしい。2025年モデルに関するニュースを聞きたいです。彼らがユニークなソニーの機能を取り戻すことを非常に希望し、望んでいます。ソニーの携帯電話をやるつもりなら、大衆市場ではなくソニーのファンに応える必要があります。 大衆市場に優しいデザインの変更をしても、市場シェアを獲得することはできませんが、筋金入りのソニーファンを失うことになります。

SonyがXperia 1Ⅵの売り上げの詳細を明らかにしていないため何ともですが、Xperia 1Ⅵで一般化したことで新規ユーザーを獲得できた可能性があるとはいえ既存ユーザーからすればあまり魅力に映らなかった可能性があります。

少なくとも現行モデルを支えてきたユーザーの中で、「Xperiaだから」という理由で買っていたユーザー以外はニッチ向けのコンセプトが好きで買っていたのかなと思います。

そうなると今回の投稿にあるように一般化してもシェア拡大は難しい上に既存ファンが離れると厳しい状態になる可能性もあります。何よりXperia 1Ⅵの売り上げがしっかり伸びているのであれば一般化は成功ですが、ほとんど変わらないのであれば成功とは言えないです。

特に2024年はXperia 5シリーズから最新機種を出さなかったこともあり、Xperia 5シリーズユーザーがXperia 1Ⅵに買い替えたとしても個人的には成功とは言えないのかなと思っちゃいます。

コストカットしやすい。

何より市場のニーズに合わせて「一般化した」と言えば聞こえはいいですが、ディスプレイの仕様が大きく変更された理由としては今まで通り4K/アスペクト比21:9に対応したディスプレイを仕入れることが難しくなったと言われています。

またPhoto ProやVideo Proなど専用のカメラアプリが一つに統合された上でシンプルなUIに変更されましたが、今までのように3つのアプリをそれぞれ開発することが困難になったとも言われており、一部噂によるとアスペクト比変更に伴い最適化が困難になった結果とも言われています。

つまり「一般化」したというよりはコストカットの結果一般化するしかなかったとも言えるのかもしれません。ただ今までの特徴がなくなっただけだと退化したと言われるので、より多くのユーザーが求めている電池持ちの改善などにフォーカスしている可能性があります。

そもそも電池持ちを1世代でここまで改善できたのはすごいと思いますが、ハードを刷新するよりは安上がりにすんだとネガティブな捉え方も出来ます。現時点でXperia 1Ⅶでどのような進化をするのか不明です。

ただ開発期間を考えるとXperia 1Ⅵの売れ行きはあまり反映していない可能性があります。となるとXperia 1Ⅵの売れ行きによってテコ入れするにも強化するにも反映されるのは2026年に登場するXperiaからになるのかもしれません。

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