一部情報によるとGalaxy S24シリーズの累計販売台数は3500万台を突破と非常に好調との話です。ちなみにGalaxy S21シリーズの頃は2600万台程度と言われているので絶好調かなと思います。
一方でSamsungは先日開催された新製品イベントにおいてGalaxy S25 Edgeをチラ見せしています。今回Phone ArenaがGalaxy S25 Edgeの一部スペックに言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
デザインを確認。
リーク段階ではGalaxy S25 Slimと呼ばれていた機種ですが正式名称はGalaxy S25 Edgeであることを明らかにしています。ただ歴代GalaxyでみるとEdgeという名称が採用されたのEdgeディスプレイを搭載したモデルのみです。
少なくとも展示品の画像をみる限りフラットディスプレイを採用しているように見えるため、なぜSamsungはEdgeという名称を採用したか不明で単純だけどSlimの方が分かりやすかったように感じます。
そしてデザインから確認していきたいと思いますが以前リーカーが公開したレンダリング画像は展示品と地味に異なることから参考にならない感じですが本体の厚みはSamsungによると6mmくらいとしており少なくともGalaxy S25の7.2mmよりは薄くなるのかなと思います。
また直近の情報からもサイドフレームはアーマーアルミフレームを採用しているとの予測なのでGalaxy S25と同じくアルミかつマット仕上げでフラット形状を採用していることも確認できます。
さらにサイドフレーム部分をみる限りミリ波対応モデルが存在していることに違いはないです。また本体右側面に音量ボタンと電源ボタンを採用しており指紋認証は統合されていないように見えます。
折畳式機種でみると本体を薄型化するために画面内指紋センサーを搭載しないことがあります。なので電源ボタンに統合していることが多いですがGalaxy S25 Edgeは超音波式画面内指紋センサーを採用しているのかもしれません。
そしてGalaxy S25シリーズの中でもデザインに統一性がない部分としてカメラ部分になります。Galaxy S25などはカメラバンプ自体がほとんどないとはいえカメラリングごとに独立した感じです。
一方でGalaxy S25 Edgeはカメラバンプがある上に台座があるとこの感じはかなり久しぶりです。バックパネルはフラット形状かつマット仕上げでGorilla Galass Victus 2を採用と予測されています。
何より本体の薄さが大きな特徴ですが個人的にカメラデザインはこっちの方が好きです。
ディスプレイを確認。
そしてディスプレイを確認していきたいと思いますがパンチホールにフラットディスプレイを採用しています。ディスプレイサイズは6.67インチになると言われているのでスペック表記だと6.7インチになるかもしれません。
現時点で本体サイズの詳細は不明ですがディスプレイサイズからも決して小型モデルではないです。リークしているスペックでみればGalaxy S25+と同じディスプレイを採用してコストカットかもしているのかもしれません。
なのでGalaxy S25 EdgeはGalaxy S25+の派生モデルと考えた方が分かりやすいと思います。ちなみにGalaxy S25+の重さは190gであることからもGalaxy S25 Edgeの方が軽いと思います。
ただGalaxy S25の162gより軽くなる可能性は低いかなと思っており180g前後で御の字です。
普段大型モデルを使っている人からすれば薄くて軽いと感じるかもしれませんが普段小型モデルを使っている人からすれば薄くてもデカいことに違いはないので取り回しは悪く感じる可能性があります。
そして可変式120Hz表示に対応した上でピーク輝度は2600nitsとGalaxy S25+と一緒です。ちなみに海外サイトのディスプレイテストの結果を参考にするとGalaxy S25+は自動調節で1449nitsなので同サイトのテスト結果でみればGalaxy S25より本当に僅かに明るい程度です。
おそらくGalaxy S25 Edgeに関しても自動調節で1400nits前後になるのかなと思います。一方で現時点で情報ないのが表示解像度でGalaxy S25+と同じくWQHD+にするかどうかです。
ちなみにバックパネルと同様にGorilla Glass Victus 2を採用すると予測されており耐久性は同程度になると思います。何よりディスプレイサイズからも大型化モデル扱いになる可能性があるので注意が必要です。
基礎スペックを確認。
次に基礎スペックの部分としてOneUI7.0を標準搭載していることに加えGalaxy S25のように強化されたGalaxy AIや最大7年のアップデートサポートに対応などは共通化されると思います。
そして容量構成に関してRAMは12GBになるとの話でGalaxy S25 Ultraのように16GBモデルはない可能性が高くストレージに関してはUFS4.0に対応している可能性があるとの話です。
この時点で128GBモデルは存在せず256GBモデルがベースであっても512GBモデルまでの可能性があるかなと思います。そして搭載SoCに関して7コアバージョンのSnapdragon 8 Eliteを搭載する可能性があります。
Qualocommによると7コアバージョンは超薄型の折畳式機種向けに開発された派生モデルとの話です。コア数が少ないため通常版と比較してパフォーマンスは落ちますがベンチマークで見ると数%の差しかないと言われており通常版を搭載しても発熱対策で制限するならほぼ一緒かもしれません。
また7コアバージョンの方が発熱がしにくいことに加えSoC自体のコストも抑制されているとの話です。ただ7コアバージョンをさらにカスタマイズしてfor Galaxy扱いにすると逆に高くつきそうです。
大型モデルのサイズ感であっても本体が薄いとどうしても排熱効率は悪くなる可能性があります。なのでSoC以外の発熱対策をどうするかが気になるところで大型のペイパーチャンバーを搭載できるのか不明でチューニングが不十分だとアプリがすぐに強制終了とか不安定になる可能性もあります。
また気になる人が多いバッテリー容量ですが直近の情報によると3900mAhになるとの話です。
韓国からの情報としてそもそも本体を薄型化するにあたって採用したかった新しい内部基盤が間に合わなかったとも言われておりこの時点でスペックとの両立が難しくなるとの話でした。
さらにSamsungは中華メーカーのようにシリコンカーボンバッテリーを採用していません。なので単純にバッテリー容量が犠牲になる感じで3900mAhはちょっと心許ないかなと思います。
ちなみに海外サイトを参考にするとGalaxy S25+はバッテリーテストで14時間10分を獲得しています。前モデルが12時間30分だったのでしっかり電池持ちは改善していますが4900mAhのバッテリーを搭載しているからであっての話でGalaxy S25 Edgeは電池持ちがそこまで安定しないと思います。
単純に考えるとGalaxy S25よりバッテリー容量が少なくてディスプレイサイズが大きいことからバッテリーテストのスコアは12時間前後で決して電池持ちが良いといえる機種ではないかもしれません。
そして充電速度に関してGalaxy S25と同じと言われており有線で最大で25Wに対応との話です。ワイヤレス充電に関してはシリーズ共通で最大15WでQi2 Readyに対応させる可能性があります。
とはいえ正直薄型化のためにワイヤレス充電コイルが犠牲になっていないことを祈るばかりという感じです。何より基礎スペックでみるとGalaxy S25と共通化している部分が多いのかなと思います。
一方で安定性の部分は不安で同様のコンセプトは中華メーカーの方が相性がいいと思います。
カメラを確認。
そしてカメラに関してメインカメラセンサーは200MPでGalaxy S25 Ultraと同じくHP2を採用している可能性がありますが2つ目のセンサーに関しては超広角か望遠なのか不明です。
仮にGalaxy S25と同じ超広角であれば1/2.55インチのIMX564を搭載している可能性があります。何よりカメラはスペック的に見るとあまり期待するべきではなくGalaxy Z Fold Special Editionの望遠なしに近い感じかもしれません。
おそらくカメラ関連のGalaxy AI機能はGalaxy S25シリーズである程度共通化される可能性があります。そして気になる正式発表時期に関して直近の情報だと4月頃になる可能性があるとの予測です。
ちなみに以前は5月頃とも言われていたので4月中旬頃正式発表で5月発売になるのかなと思います。何よりOneUI7.0/β版からもGalaxy S24シリーズよりも後回しになっている可能性があります。
またリーカーによると現時点でのファームウェアだとアメリカではキャリアモデルがない可能性があると指摘しています。そのためSamsungオンラインショップにおいて直販版のみが販売される可能性があります。
そして生産台数は300万台前後とされておりGalaxy S24が1000万台以上売れていることを考えると控えめな印象で販売地域は制限され販売第一次国が優先になるのかなと思います。
ちなみにGalaxy Ringは最初50万台程度で販売第一次国で販売されたことを考えるとGalaxy Ringの初期の販売地域よりは広い可能性がありますが日本での販売は何ともです。
個人的には直販版限定でもいいので販売して欲しいところですが過度の期待は避けた方がいいかなと思います。そして残念なことに現時点で価格に関する情報は全くないですが$1000を超えてくる可能性があります。
海外サイトによるとGalaxy S25 Edgeは市場データを集めるためのプロトタイプ的な意味合いが強いと言われており何より本体の薄型化に伴ってコンポーネントのコストが増加している可能性があります。
少なくともGalaxy S25より安くなることは考えにくくGalaxy S25+より高い可能性もあります。またGalaxy S25 Edgeの市場の反応次第ではGalaxy S26シリーズで薄型化される可能性があると指摘されています。
とりあえず現時点だと日本で発売されるか不明で価格も安くはならない可能性が高いです。
まとめ。
今回はGalaxy S25 Edgeの現時点でリーク情報を元に改めてスペックでまとめてみました。Samsungも試験的な意味合いが強いと思いますが薄型化にどこまでのニーズがあるのか不明です。
折畳式機種ならまだしもストレートタイプでスペックや価格を犠牲にして薄型化の本当に必要があるのかなと思っておりプロダクトとしては面白いですがよく分からない流れだと思います。
何よりSamsungはGalaxy Zシリーズの薄型化を優先して進めてほしいかなと思います。