2月にはGalaxy S25シリーズやGalaxy Ringなど国内でも発売予定と楽しみの新製品もあります。一方で海外においては中華メーカーを中心に旧正月明けから本格的に動いてくる可能性があります。
今回はスマホの購入を考えているならGoogle Pixel 9aなど3月まで待った方がいいと思うのでまとめたいと思います。
iPhone SE(第4世代)
2月に発売予定のGalaxy S25シリーズを購入する予定のユーザーは別の話になると思いますが国内市場でみると3月は新製品が数多く登場する可能性があり今購入するなら待った方がいいです。
まず一つ目の機種としてはiPhone SEで直近の情報からも大量生産を開始したと言われています。先日には早くもiPhone SEとされるモックアップを撮影した動画がリークして話題になりました。
事前情報通りiPhone 14をベースにしたデザインに見えサイドフレームにバックパネルとフラット形状を採用しておりフロント部分に関してはノッチデザインを採用していることを確認することが出来ます。
またiPhone 14とデザインが地味に違く感じる要因としてiPhone SEはシングルレンズカメラを搭載していることでカメラ部分の台座すらないことからもデザインは非常にスッキリしている印象を受けます。
リークしている画像をみる限りサイドフレームもバックパネルもマット仕上げを採用しているように見えます。現時点で確定的な価格はリークしていませんが少なくとも廉価版という安っぽいデザインに感じません。
ちなみにモックアップはブラックとホワイトの2色がリークしていますが一部情報によると4色展開になるとの話もあり歴代SEの特徴とも言えたレッドが継続されているのか現時点で不明です。
少なくともiPhone 14のデザインをベースにしつつiPhone 14を感じさせないのがすごいです。そのため古臭いデザインという印象を受けずAppleは本当にコストカットをするのが上手いと思います。
またiPhone SEが向いている人は単純にiPhoneがいいけど出来るだけ安いiPhoneが欲しい人。そしてそれなりに使いたいけどカメラよりもゲーム性能などパフォーマンス重視の人が中心です。
事前情報通りであればiPhone SEはiPhone 16と同じくA18チップを搭載する可能性があります。またApple intelligenceに対応するためRAM8GBに対応するとも予測されており動作性はフラッグシップと同じ可能性があり負荷の高いゲームでも十分なパフォーマンスの可能性があります。
またAppleは最適化が非常に上手いことからも少ないバッテリー容量でも電池持ちの改善に期待できます。ちなみにiPhone SEはiPhone 14と同じバッテリー容量と予測されており現行世代が1800mAh程度のバッテリーを搭載していたことからも電池持ちは大幅に改善する可能性があります。
iPhone 16よりバッテリー容量が少ない可能性がありおそらくですが電池持ちは劣ります。それでもiPhone SEと思えない電池持ちを実現している可能性があり安定性には期待したくなります。
何よりアナリストによるとiPhone SEの登場でAppleは今年通期でシェア1位を獲得すると予測されているくらいで国内のミドルレンジ市場でも圧倒的な人気機種になる可能性があります。
Xiaomi 15 Ultra
次に2つ目の機種としてXiaomi 15 Ultraで国内発売の可能性が高いのかなと思います。少なくともXiaomiの幹部によるとXiaomi 15 Ultraを中国の旧正月明け以降に正式発表予定であることを明らかにしています。
さらにグローバル展開することを明らかにしており国内での発売にかなり期待したいところです。改めて直近の中国市場におけるメーカー別シェアを確認するとXiaomiはトップ5に入れずの状態となっています。
売上が大苦戦していると言われているAppleよりも売れていない状況でその他扱いになっています。一方でグローバル市場でみるとXiaomiは3位となっており単純に考えるとXiaomiは中国市場ももちろん重要ですがグローバル市場での売上構成比の方が高い可能性があるのかなと思います。
なのでグローバル市場でのシェアもしっかり確保する必要があり最近のXiaomiの国内市場の力の入れようをみるとフラッグシップモデルをしっかり展開してきてもおかしくないかなと思います。
ただあくまでもコスパが良いとか安いというイメージが強いのでXiaomi 15の展開は微妙な所かなと思います。ちなみに人伝で聞いた話になりますがnubiaによるとnubia Z70 Ultraで値上げした理由はやはり技適を取得するためにコストが増したとの話でありローカライズはメーカーにとって痛いところです。
少なくともXiaomi 15 Ultraは技適なしで発表するとは思えませんがおサイフケータイやバンドをしっかり対応するか何ともであまり高いとXiaomiの国内におけるイメージと乖離します。
また日本専用のファームウェアを用意するとなるとアップデートにもコストがより嵩むことになります。なので個人的にはキャリアにしっかり扱ってもらえるようになったタイミングでローカライズをしっかりやればいいと思っており直販版のみの展開であればグローバルモデルと同等でも十分です。
何よりグローバル展開とタイムラグなく発売することを最優先にしてほしいのかなと思います。
直近の情報をみる限り最大の特徴は2億画素のHP9センサーを搭載することでズームの強化です。ただ注意点としてHonor Magic 7 Proとvivo X200 Proでは同じ2億画素のセンサーでも使い勝手やズーム性能に違いがあるのでXiaomi 15 Ultraに過度の期待は出来ない状況です。
ただHonor Magic 7 Proと異なりテレマクロに対応すると思うのでどこまで使い勝手がいいか非常に気になるところです。またグローバルモデルだとストレージオプションは地域によりますが512GBに加え1TBモデルが用意されているかもしれません。
さらにカラバリはブラック/ホワイト/ゴールドで大陸版のみレッドがある可能性があります。国内で発売される機種の中で最もカメラが強い可能性があるので今から非常に楽しみです。
ちなみに3月3日から開催されるMWCで正式発表と予測されているので早ければ3月中に国内で発表される可能性があります。
Nothing Phone(3)
そして3つ目の機種としてNothing Phone(3)で3月4日に正式発表される可能性があります。ちなみにこのイベントにおいては廉価版であるNothing Phone(3a)シリーズも正式発表される可能性が高いです。
個人的にやはり気になるのはNothing Phone(3)でNothingのCEOが従業員向けに送ったメールからも今年の上半期には真のフラッグシップモデルを発表することに言及しています。
またXにおける投稿を見ているとズーム性能をアピールしているように見えるため望遠センサーを初めて搭載している機種になる可能性がありカメラが一気に底上げする可能性があります。
またCEOによると例年と比較して正式発表まで大幅に遅れたが良い製品を生み出すことが出来たとアピールしておりNothing Phone(3)がどのような仕上がりになるのか気になるところです。
個人的にNothing Phone(3)に求めたいのはGalaxy S25 UltraやiPhone 16 Pro Maxなどプレミアムモデル部門の機種と対抗できる機種で同社のラインナップで不足していた部分です。
ちなみに真のフラッグシップになると言ってもハイエンドモデルかどうかは別の話になります。フラッグシップはあくまでも発表した時のNothingにおいて主力機種という意味合いです。
例えば2020年に発表されたPixel 5はSnapdragon765Gを搭載していたことからもSoCで見ればミドルレンジでしたが2020年のGoogleのラインナップの中ではフラッグシップモデルでした。
ちなみに情報が錯綜している印象ですがNothing Phone(3)がSnapdragon 7s Gen 3を搭載しているとの噂もあればNothing Phone(3a)がSnapdragon 7s Gen 3を搭載との噂もあります。
現行モデルと異なりDimensityからSnapdragonに変更するだけでもコストが増加する可能性があります。さらにパフォーマンスが高いSoCを搭載するとなればよりコストが増加する可能性もあります。
仮にNothing Phone(3a)がSnapdragon 7s Gen 3を搭載するならNothing Phone(3)は最低でもSnapdragon 8s Gen 3を搭載してほしいところでSnapdragon 8 Eliteは無理でもSnapdragon 8 Gen 3あたりに期待したところで画像処理性能が高いSoCの搭載に期待したいところです。
何よりデザイン性の高いシリーズでプレミアムモデルが出るのであれば絶対的に欲しいところです。個人的にはOnePlus 13のようなスペックもかなり強いけど価格も安いモデルにしてほしいです。
またおサイフケータイなどローカライズはしっかりしてくると思うのでキャリアが扱うかどうかも気になるところです。国内市場においては圧倒的に知名度が足りないのでキャリアが扱えばかなり売れるかもしれません。
Google Pixel 9a
そして4つ目の機種としてGoogle Pixel 9aで直近の情報通りであれば3月19日に予約が開始すると予測されています。この日付はあくまでもアメリカの現地時間だと思うので日本だと正確な日付は不明です。
従来と同じ流れであれば今年は上半期にPixel Tablet 2が発表される可能性がありました。ただ直近の情報からもGoogleは開発をキャンセルしたと言われておりPixel Tabletのチーム自体も解散したとの話で今後最新機種が登場する可能性は限りなくゼロに近い感じです。
さらに以前は上半期にPixel Buds Proが発表されましたがPixel Buds Pro 2は昨年の下半期に正式発表されており今年の上半期に出るとしてもPixel Buds A seriesですが現時点で全くリークがないことを考えると今年の上半期はPixel 9aくらいしかない可能性があります。
またPixel 8aでみるとGoogle I/Oのタイミング関係なく正式発表されたことに加えPixel 9シリーズが例年より約2ヶ月の前倒しで発表されたことからもラインナップ全体でのバランスをとるためにPixel 9aの発表時期が前倒しになるのも妥当で何よりイベント縛りがない可能性が高いです。
なのでおそらくですがPixel 9aが発表されるとしてもプレスのみになるのかなと思います。
そして正式発表と予約開始日が3月19日で直近の情報通りであれば3月26日より一部市場で販売されると予測されています。事前情報通りであればPixel 9をベースにした感じでサイドフレームとバックパネルはフラット化する可能性がありますが筐体サイズは現行モデルよりちょっと大きくなります。
またサイドフレームは光沢仕上げでバックパネルはマット仕上げと質感は想定以上に高いかもしれません。さらにカラバリは4色展開になると予測されておりディスプレイサイズは6.3インチと予測されています。
少なくともディスプレイ関連のスペックはPixel 9と共通化されている部分が多いとの話です。またGoogle Tensor G4を搭載しておりAIを主軸にして底上げしてくる可能性があります。
おそらくGemini Nanoは統合していると思いますがRAMが8GBと予測されていることからもGoogle AIで多少なりとも差別化されている可能性がありますがライトユーザーは十分に楽しめると思います。
また未知数な部分としてメインカメラセンサーが1/2.0インチのGN8を搭載する可能性があります。Samsungの公式サイトをみると1/1.95インチとなっていることからもクロップしている可能性があります。
何よりaシリーズのメインカメラセンサーでSamsung製が採用されるのは初めてなので未知数です。その他Pixel史上最大となる5100mAhのバッテリーを搭載して電池持ちが底上げされるかもしれません。
本体価格は$499と予測されていることからも現行モデルから据え置きで国内は為替次第です。またリーク通りならiPhone SEと価格が一緒なので国内価格がどうなるのか非常に楽しみです。
まとめ
今回は国内市場においても3月に多数の新製品が発表される可能性があるのでまとめてみました。海外でみるとOppo Find X8 UltraやOppo Find N5などが正式発表される可能性もあります。
何より国内市場もどんどん新製品が登場する時期になってくると思うので非常に楽しみです。