Googleが2月のアプデ配信開始。Pixelの重大な脆弱性を修正へ

事前情報通りであればGoogleはAndroid15 QPR 2の開発が最終段階に入っていると言われています。このまま順調にいけば3月のFeature Dropは例年通り配信される可能性が高く、Android15にとっては最後の「QPR」になる可能性があります。

何よりAndroid16が前倒しになることでAndroid15はここ近年でも短命のバージョンとなりそうです。今回9To5GoogleによるとGoogleがPixelに対して2月のアップデートの配信を開始したと報告しているのでまとめたいと思います。

2月のアップデートが配信開始。

今回Googleが「2月15日」のセキュリティパッチを包括したセキュリティアップデートの配信を開始したとしています。今回の情報によると今回のアップデートで24個の脆弱性が解決したとしています。

ちなみに脆弱性は深刻なものから軽度なものまでと様々だとしていますが、深刻な脆弱性が解決するのはユーザーにとって嬉しいところです。

GoogleはCVE-2024-53104が「限定的でターゲットを絞った悪用下にある可能性がある」と述べています。

昨年よりPixelやGalaxyは深刻な脆弱性が見つかっているからこそPixelの毎月アップデートを重ねてくれるのはセキュリティ面で非常に重要になってきます。

一部不具合も改善。

また今回のアップデートで一部不具合も改善されたとしています。

修正内容
オーディオ 特定の条件下でのAndroid Autoのオーディオ出力の問題の修正
Bluetooth 特定のBluetoothデバイスまたはアクセサリとの接続を妨げることがある問題の修正

個人的には現状のPixelがここまで本当に不具合が少ないのか謎です。もちろん月例のアップデートで全ての不具合が修正されるわけではありませんが、1月のGoogle Play Serviceのアップデート以降Wi-Fiの不具合報告なども増えているのでGoogleには早めに対処してほしいところです。

何より3月のFeature Dropがあるので2月のアップデートが最低限になるのは仕方ないのかもしれません。だからこそ3月のFeature Dropで新機能をしっかり追加した上で不具合やバグに関してもある程度修正してほしいところです。

Pixel 9シリーズはあまり目立った不具合がない感じになっていますがAndroid15の段階でユーザーからの不具合報告がある部分はしっかり修正してAndroid16に繋いでほしいです。

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