海外サイト指摘。Galaxy S25 UltraがQi2に正式対応出来なかった理由

先日正式発表されたGalaxy S25シリーズでは「Qi2 Ready」対応機種となっています。本体にマグネットを内蔵していないためマグネット内蔵ケースが必要になりますが、マグネットを起点とした各種アクセサリーを使うことが可能になります。

今回Phone ArenaによるとGalaxy S25シリーズがQi2に正式に対応しなかった理由に言及しているので簡単にまとめたいと思います。

Qi2に正式対応しなかった理由。

Qi2に対応するには本体にマグネットを内蔵していることが必須。少なくともGalaxy S25シリーズはQi2 Readyに対応したことからマグネットのケースが必須になるとはいえ、ユーザーからすれば本体にマグネットが内蔵しているかどうかはどっちでもいいのかもしれません。

一方で今回同サイトによるとGalaxy S25 UltraがQi2に正式対応しなかった理由について推測しています。まず一つ目の理由として、本体にマグネットを内蔵するということは本体の内部デザインやマグネットのサプライヤーの選出など開発に時間がかかります。

またQi2自体の技術は2023年に完成して正式発表自体は2024年初頭だったことからもGalaxy S25シリーズには間に合わなかった可能性があること指摘。そして2つ目の理由としてS-Penへの干渉を避ける可能性があると指摘しています。

歴代Ultraでもマグネット内蔵のケースを使うことでS-Penに影響が出ていたことが判明しています。少なくとも磁石によってUltraが搭載しているデジタイザーに影響が出る可能性が、磁力の強度によっても影響が出るケースとそうではないケースとあるのがややこしい。

何より今の構造だとマグネットを内蔵するのはリスクだと判断することが出来ます。ちなみにQi2 Ready対応機種とはいえ、サードパーティ製ケースで物によってはS-Penに影響を及ぼす可能性があります。

S-Penがネックに。

仮に同サイトの推測通りであれば、Galaxy S25とGalaxy S25+に関してはマグネットを内蔵することによるとコストの問題はあれど、Galaxy S25 UltraのS-Penのような問題はないことになります。

とはいえ最上位がQi2 Readyで無印がQi2対応だとバランスが非常に悪いと思います。先日の情報からも市場調査からニーズがないことからS-PenのBluetooth機能がカットされたとしています。

今後Samsungがどのような扱いにするのか不明ですが、Galaxy Z Fold 7ではデジタイザーをカットするとの噂もあります。このことを考えるとS-Penの重要度はどんどん下がっていることになり、UltraモデルのS-Pen内蔵はそのうちやめるのかもしれません。

デジタイザーをカットしてS-Penの内蔵をやめるだけでもバッテリー容量の増加やカメラ部分の大型化など他のスペックの強化が可能で、そっちを望んでいるユーザーが多いかもしれません。

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