想定よりも全然安い。Galaxy S25が正式発表。実機が超ヤバかった

Androidの特徴の一つでもあるカスタマイズ性を活かしているのはSamsungという印象です。またAndroid15をベースにしたOneUI7.0は久しぶりの大刷新となっており得意のソフトをさらに強化してきている印象でSamsungはGalaxy AIにもかなり力をいれていると思います。

今回はSamsungさんに国内イベントにご招待して頂いたのでGalaxy S25の実機レポをしてみたいと思います。

デザインを確認。

リーク段階ではあまり期待値が高くなかったGalaxy S25ですが実機を見るとやはり違います。とりあえず本体上部から確認していくとマイクにアンテナスリットで本体左側面は特段なしです。

そして本体右側面を確認すると音量ボタンに電源ボタンとお馴染みの感じです。

最後に本体下部を確認するとマイクにスピーカーグリルにUSB-Cと大きな変更点はないです。

サイドフレームはアルミを採用しておりマット仕上げに加えフラット形状と質感はかなり良い感じです。

バックパネルもフラット形状を採用しておりマット仕上げを採用していることからも質感はかなり高めに感じます。リークしていたプレス画像からもネイビーがかなり気になっていましたが実機はかなりヤバいです。

想定以上に濃いネイビーという感じでポップなイメージがあった無印の中でも高級感が強いです。

本体サイズを確認すると147x71x7.2mmで前モデルと比較すると僅かに横幅が増しています。とはいえ無印の中で横幅71mmは標準的で本体の厚みに関して0.4mm薄くなったことで軽量化しているのもポイントです。

そもそもGalaxy S24の時点で軽くて小さいという印象でしたが取り回しがさらに改善しました。ただ個人的な印象としては軽いという印象があったからこそ改善されたとはいえそこまで印象は変わらずです。

とはいえ縦幅が150mm以下のフラッグシップは現状ほぼ選択肢がないので貴重な選択肢です。

またデザイン上で分かりやすい違いとしてはカメラリングがGalaxy Z Fold 6のように太めになりました。ちょっと好みが分かると思いますがカメラリングが太くなったことで威圧感がましたように感じます。

そして会場ではレギュラー色は全部展示してありネイビーの次に気になったのがシルバーシャドウです。Galaxy Z Fold 6と同じ感じで個人的にはXperia 5Ⅲのフロストシルバーのようにも見えます。

その他アイシーブルーとミントとありましたが従来と同じくポップな印象を受けます。

個人的にはネイビーとシルバーシャドウが無印でありながら重厚感を感じる色味でめっちゃ良いです。現時点で何色を買うか決めていませんがネイビーかシルバーシャドウのどちらかだと思います。

ちなみにSamsungオンラインショップ限定としてブルーブラックにコーラルレッドにピンクゴールドが用意されているので直販版でみると合計7色展開とかなりカラバリは豊富です。

前モデルと比較すればデザインの印象は大きく変わりませんがカラバリはかなり魅力的です。何よりスペックをしっかり底上げしつつもサイズ感を維持してくれたのは非樹に嬉しいところです。

スペックを確認。

そしてディスプレイ関連を確認するとディスプレイサイズは6.2インチと前モデルから変更はないです。手持ちにGalaxy S24がなかったので比較出来ませんでしたがベゼルがスリム化されたみたいです。

個人的には前モデルの時点でも十分にスリムだと思っていたのでちょっとやりすぎに感じます。むしろベゼルがスリム化されすぎるとガラスフィルムとの相性が出てくる上にガラスフィルムとケースの相性も出てくる可能性があるので個人的にはほどほどでいいかなと思っています。

ただベゼルがスリム化されると安っぽさが消えるというか全体的に引き締まった印象を受けます。

スペック的な部分をみるとディスプレイサイズや表示解像度には大きな違いはありません。また1Hzからの可変式120Hz表示も変わらずで会場のデモ機を触った感じで操作性は軽く感じます。

もともとOneUI自体が重かったことかもあり大刷新となったOneUI7.0ではさらに重くなると懸念していましたがデモ機だと意外と軽めであとはデータを入れた時にどうなるかです。

何よりデモ機ですらもっさりしているようなことはなくそこまで心配はしていないです。現時点でディスプレイの採用素材などは不明ですがコストカットのためにM14の可能性は低いと思います。

何よりディスプレイはスペック的にみても進化をそこまで進化を感じられないかなという印象です。

基礎スペックを確認。

そして基礎スペックを確認していきたいと思いますがAndroid15をベースにしたOneUI7.0を採用しています。また前モデルと同様にメジャーアップデート含めて最大7年のアップデートサポートに対応しています。

そして国内モデルに関してはeSIM+物理SIMのDual SIMに対応しており本体側面にミリ波用のアンテナスリットがないことからもミリ波には非対応なのかなと思いますが妥当だと思います。

またGalaxy AIに関してはマルチモーダルを意識しておりアプリとAIの組み合わせをより強化しています。例えば新機能として例えば自分が好きなサッカーチームの試合日程をAIに調べさせた上でカレンダーに調べた結果を登録させるなどアプリ間の連動が強化されています。

あくまでもSamsungの純正アプリがメインでサードパーティ製はGoogleアプリなど限定的です。ただAIに複数のことを同時に指示することが可能で他にはNow Briefとある意味AI執事に対応しています。

これらは実機を入手してから試してみたいと思いますがGalaxy AIがより身近になっています。

容量構成を確認。

そして容量構成を確認すると無印は数年ぶりだと思いますがRAMが底上げされ12GBに対応しています。やはりGalaxy AIが強化されていることからも合わせてRAMがしっかり底上げされた可能性があります。

またマルチタスクを使う人にとってはRAMが強化されて動作はより快適になると思います。ストレージオプションは最大512GBと従来から変更はなく国内はやはりベースの128GBはないです。

そして搭載SoCはSnapdragon 8 Elite for GalaxyとGalaxyに最適化されています。Samsungの説明をきく限りではオーバクロック版の可能性もありますが執筆撮影時点で確認はとれていません。

何よりプロセスノードが3nmに強化されたことで処理性能の底上げに加え電力効率も改善していると思います。

バッテリー容量は残念なことに前モデルから変更はありませんが最適化をしくじっていない限り電池持ちは改善している可能性があり海外サイトのバッテリーテストで13時間程度になってほしいです。

その他IP68に生体認証はインカメラを利用した2D顔認証に超音波式画面内指紋センサーを搭載しています。細かい部分でみるとWi-Fi7に対応など通信周りはユーザーの環境次第ですが進化しています。

カメラを確認。

カメラに関しては50MP+12MP+10MPと画素数でみれば前モデルから大きな変更はないです。センサーの詳細は現時点で確認できていませんがおそらく前モデルからほぼ変更はない可能性が高いです。

またカメラ周りでみると低照度におけるナイトグラフィービデオがより強化されています。さらにGalaxy AIを活かしてオーディオ消しゴムに対応とノイズや雑音の音量が調整可能になっています。

販路を確認。

そして注意すべき部分としては販路で大きな変更点としてはSoftBankの取扱があることです。SoftBankがGalaxyを取り扱うのは10年ぶりとなっており嬉しいの定番色は全色扱いがあることです。

ただ512GBモデルの扱いはないことを考えるとSoftBankもちょっと慎重になっているかもしれません。

カラバリ ストレージ docomo au SoftBank 直販版
アイシーブルー 256GB
512GB
シルバーシャドウ 256GB
512GB ◯(オンライン) ◯(オンライン)
ネイビー 256GB
512GB ◯(オンライン)
ミント 256GB ◯(オンライン)
512GB
ブルーブラック 256GB ◯(オンライン)
512GB ◯(オンライン)
コーラルレッド 256GB ◯(オンライン)
512GB ◯(オンライン)
ピンクゴールド 256GB ◯(オンライン)
512GB ◯(オンライン)

一方で従来は最もGalaxyに力を入れていた印象を受けるauが256GBモデルは2色のみです。そして512GBモデルに関してはオンラインショップ限定かつシルバーシャドウのみと控えめです。

少なくともSamsungオンラインショップであればグローバルと同じく7色の取り扱いがあります。またストレージも直販版であればカラバリによって制限されないので非常に魅力的な感じです。

ちなみにdocomoモデルに関しては背面から完全にキャリアロゴがなくなっているように見えます。

docomo au SoftBank 直販版
予約開始日 1月31日
発売日 2月中旬以降 2月14日

そして予約に関して発表直後ではなく1月31日より開始で現時点だと2月14日より発売予定です。ただdocomoのみは2月中旬以降の発売予定となっており今後の情報を待つ必要があります。

そしてSamsungオンラインショップにおいて256GBモデルは12万9000円と13万円以内がデカいです。

Samsungオンラインショップ 価格
256GB 12万9000円
512GB 14万7000円

個人的には14万円弱になる可能性があるかなと思っていたのでかなり安いという印象を受けます。少なくともコストが嵩みやすいハイエンドコンパクトモデルがこの価格なら全然ありです。

またSamsungオンラインショップで予約/購入/応募することでモバイルバッテリーが貰えます。そしてGalaxy S25と同時に購入することが条件になりますがGalaxy Tab S10シリーズやGalaxy Watch Ultraなどが10%オフでGalaxy Buds 3が15%オフになるキャンペーンもあります。

あとはGalaxy S25シリーズのアクセサリーがSamsungオンラインショップで50%オフになります。キャンペーンもあるなど本体の値引きはほぼないですが周辺アクセサリーは地味に安くなります。

まとめ。

今回はGalaxy S25の実機を一足先に触ることが出来たので実機レポをまとめてみました。執筆時点で一部スペックの詳細は確認できておらず何より触ってみないと分からない部分が多いです。

なので早く触ってみたいところで自分はGalaxy S24を購入しなかったからこそ余計に欲しいです。今後評価が変わるかもしれませんがGalaxy S24ユーザーが買い換えるような機種ではないです。

おそらくGalaxy AI関連の新機能もOneUI7.1のタイミングである程度追加される可能性があります。何より取り回しが優れた機種かつ安定性に優れており出来るだけ長く使いたい人におすすめです。

取材協力: Samsung Japan

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