直近の情報からもSamsungは2025年下半期に正式発表すると予測されているGalaxy Z Fold 7とGalaxy Z Flip 7の生産台数を500万台程度にするとされています。ちなみに現行モデルは800万台と言われており現行シリーズの販売不振から後継機種はかなり控えめになったと思われます。
今回GSM ArenaがGalaxy S24シリーズと第6世代のGalaxy Zシリーズの売上に言及しているので簡単にまとめたいと思います。
Galaxy S24シリーズは順調。
今回ハナ証券が公開したレポートからGalaxy S24シリーズの売上が非常に好調であることが判明したとしています。
レポート | Shipments (in million) |
Change |
Samsung Galaxy S23 | 10.46 | |
Samsung Galaxy S24 | 12.1 | 15.6% |
Samsung Galaxy S23+ | 5.39 | |
Samsung Galaxy S24+ | 6.77 | 25.6% |
Samsung Galaxy S23 Ultra | 13.56 | |
Samsung Galaxy S24 Ultra | 15.8 | 16.5% |
今回のレポートを確認するとGalaxy S24シリーズは前モデル対比で、それぞれが15%以上成長していることを確認することができます。ちなみに直近の情報によるとSamsungはGalaxy S25シリーズの出荷目標台数を大幅に増加させて3800万台を目標にするとの予測です。
ここまで売り上げが伸びた要因は不明ですが、Galaxy AIへの対応で一部ユーザーの注目を集めたことに違いはないのかなと思います。逆にこれだけ好調だとGalaxy S25シリーズへのプレッシャーが半端ないかもしれません。
Galaxy Zシリーズは不調。
次にGalaxy Zシリーズのレポートを確認すると以下のようになります。
レポート | Shipments (in million) |
Change |
Samsung Galaxy Z Flip5 | 3.3 | |
Samsung Galaxy Z Flip6 | 2.81 | -14.8% |
Samsung Galaxy Z Fold5 | 1.91 | |
Samsung Galaxy Z Fold6 | 2.09 | 9.4% |
Galaxy Z Fold 6に関しては前モデル対比でしっかりと成長していることを確認することができます。デザイン的にブラッシュアップされたとはいえカメラやバッテリーなどほぼ変わらない状態で逆にここまで売り上げがしっかり拡大しているのはすごいと思います。
一方でGalaxy Z Flip 6が前モデル対比で売れにくい状況に。ライバル機種が増えていることも加えGalaxy Z Flip 5はサブディスプレイが刷新されたことからGalaxy Z Flip 6はインパクトが欠けたのかもしれません。
結局折畳式機種でシェアを獲得するとなればFlip型に命運がかかっています。直近の情報だとGalaxy Z Flip 7は現行モデル対比でわずかに大型化すると予測されている中でどのような仕上がりになるのか非常に気になるところです。