超主観。最新世代であってもやはりiPhoneに戻ろうと思えない理由

2024年も様々な機種が発売されましたが中華メーカーを中心によりiPhoneを強く意識した印象を受けます。特にiPhoneのDynamic Islandに類似した機能を実装した機種が一気に増えた印象を受けます。

またOppoで見ればiPhoneと連携性をより強化するためにO+ Connectというアプリを発表しています。今回はiPhone 16 Pro MaxでもiPhoneに戻らなかった理由について主観的にまとめたいと思います。

iPhone単体での魅力をあげてほしい。

自分は基本毎年最新のiPhoneを購入しておりiPadにMacにVision Proと愛用しています。

それこそ下手なApple信者よりもApple製品に投資していると思いますがエコシステムの中心となるiPhoneは微妙に感じてしまうことが多くiPhoneに戻ろうと毎年のように考えては結局戻らずで最新世代となるiPhone 16 Pro Maxを使ってもやはり気持ちは変わらないです。

その一つ目の理由としてはスマホ単体としての面白さがAndroidと比較すると欠如している印象を受けます。普段多数のApple製品を使っているからこそスマホもiPhoneにした方が便利になると思います。

ただ自分は仕事中であればMacを触っていることからもiPhoneを触っている時間はほぼないです。

一方で外出する時はiPhoneを持ち出すことはあってもMacを常に持ち運んでいるわけではないので自分の使い方だとApple製品でも単体で使っていることが多く個人的にiPhoneに求めることとしてはやはりスマホとして何か面白い特徴があるのかが最優先になってきます。

例えばiOS18の大きな特徴としてApple Intelligenceがありますが見たことがある機能が多いです。結局GoogleがGeminiを通してすでにPixelで使える機能が多いことからも新鮮味がないです。

また細かい部分でみれば色々な良さがあると思いますがiOSの分かりやすい特徴の一つとしてアプリの位置を自由に配置することになったなどAndroidでは当たり前の機能にようやく対応した印象を受けます。

Androidに関してもそうですがメジャーアップデートのターンでも新鮮味がほとんどないです。そして近年のiPhoneを見ていると革新性よりもユーザビリティの改善を最大化することです。

そのため最新技術を搭載することよりも既存技術をより使いやすくすることにフォーカスしています。なので同じ機能であってもAndroidよりもiPhoneの使いやすいということが圧倒的に多いです。

ただ使いやすさという部分で最上位モデルで見れば20万円もする機種に投資する価値があるのか疑問に感じてしまいます。自分より上の世代であれば黎明期のAndroidのひどさを知っていると思うので信用はないと思います。

ただ今のAndroidはミッドハイレンジモデルになれば十分に使える感じでメーカーによって色があるとはいえ十分に使いやすくなっており安定性も個人的には十分なレベルだと思います。

なので使いやすいという理由で10万円以上も投資したいと思えないのが現状で自分のようにエコシステムの恩恵をあまり受けていない人はiPhoneに固執する必要はないのかなと思います。

デザインが大きく変わることもなければ進化もAndroidと比較すると遅く感じてしまいます。それでありながらも価格はAndroidと同等となってくると個人的にはちょっとつまらないです。

あくまでも自分の用途に合ってないことに加え自分はスマホが好きだからこそ面白い機能が欲しいです。大きな特徴の一つであるエコシステムはApple製品全体で見れば他社に真似できない強みです。

ただiPhone単体で見た時の強みとはいえずエコシステム以外の何かが欲しいと思っちゃいます。

カメラの汎用性が低い。

次に2つ目の理由としてカメラで個人的に改善して欲しい部分が一向に改善されない印象です。iPhone 16シリーズでは新たにカメラコントロールが追加されましたが多機能にした結果個人的には使いにくいと思っており以前のAppleの直感的な使いやすさは全くないように感じます。

また機能面でみればマニュアル撮影している人向けの機能で多くのユーザーにとって分かりにくいです。どうしてもXperiaのカメラキーに慣れている自分からするとカメラコントロールの搭載位置が中途半端で押しにくいことに加え画面オフの状態からカメラをオンに出来ないのは不便です。

そもそも以前のリークでAppleはiPhoneのボタンレス化を進めると噂されていましたが減るどころから世代を重ねるごとに増えておりAndroidと比較しても増えすぎた印象を受けます。

また自分がスマホに求めることとしてカメラですが特にiPhoneはポートレートが使いにくい。あくまでも名称からも人を撮ることがメインなんだと思いますが被写体が小さくなると最短撮影距離が長すぎて植物などは臨場感がある撮影するのはちょっと難しいと思います。

また通常モードであってもレンズの問題か同程度のセンサーサイズを搭載しているPixelやGalaxyと比較して被写体に寄りにくい上にフォーカス精度も甘いと感じることが多いです。

歴代iPhoneと比較すれば最短撮影距離が改善しているとはいえ使いやすくなったとは思えず結局のところ接写しやすいようにマクロ撮影に対応したんだと思いますが超広角なので画質が劣化してしまいます。

何より超広角を利用したマクロ撮影のため被写体にかなりよって撮影する必要があります。これはiPhoneだけの話ではありませんが撮影シーンによっては影が出てきてしまうので微妙です。

もしくはズームで撮影する感じになりますが2倍程度であっても画質の劣化を感じてしまいます。結局メインカメラセンサーに1/1.28インチの良いセンサーを搭載しているのに自分の使い方だと汎用性がかなり悪いという感じでマクロにしろズームに頼るとなるとメインの良さを引き出せないです。

またズームに関してもテトラプリズム機構を採用したことで光学5倍にデジタル25倍に対応しています。ただ画素数が望遠としたみた場合12MPはやはりく低いので解像感が足りないと思うことが多いです。

今までのiPhoneのズームはフラッグシップとして見れば弱かったのがiPhone 15 Pro MaxでようやくAndroidのフラッグシップの最低レベル程度になった感じで使いやすいとは思えないです。

少なくともProモデルに関してはカメラの底上げが必要でラインナップが限定的だからこそ余計にそう思っちゃいます。結局最新世代でみると4モデル構成とはいえカメラで見れば実質2モデル構成となっています。

以前のようにProとPro Maxでカメラを差別化してくれるならまだしも最新世代では一緒です。カメラはメーカーごとの考え方ではっきりと方向性が分かれる部分だと思いますがiPhone 16 Proシリーズは中華系の最上位モデルには正直遠く及ばないという感じです。

iPhone 17 Proシリーズでは可変絞りに対応するみたいな噂もあるので今後に期待したくなります。ただ現状だと15万円を超えてくる機種のカメラとしてはちょっと取り回しが悪く感じてしまいます。

ほとんどの人はiPhoneで十分。

個人的に不満に感じる部分はかなりありますが結局世界で最も売れるフラッグシップモデルです。そのため世界中の人が求めているフラッグシップのあり方がiPhoneのような機種なんだと思います。

なので自分のようなカメラに強い拘りを持っているユーザーはターゲット層ではないと思います。何より使いやさすさにフォーカスしておりiPhone 16シリーズで見れば電池持ちは驚異的です。

ギリギリXperia 1ⅥはiPhone 16 Pro Max以上のスコアを獲得していますが標準モデルのiPhone 16 Plusは18時間オーバーと当面上回る機種が出てこない可能性があるのかなと思います。

また発熱もしっかり抑制されておりゲームパフォーマンスに文句をつける人は限定的だと思います。そして若年層の中ではiPhoneを使っていることがある意味ステータスになっておりデータの共有はAirDropであることからも結果iPhoneを使いたいと考える若年層も増えていくと思います。

ただ自分はAirDropを使う機会は他人とではなく自分のApple製品同士のことが多いです。何より自分は毎年のようにiPhoneを使おうと思っても結局はAndroidの方が好きです。

先ほどの話と重複しますがカメラはあまり進化を感じられず動体の撮影はあまり強くないです。さらに動画性能は最強と評価されてきましたがPixelの動画ブーストには敵わなくなっています。

またカラバリは変わってもデザイン自体はほぼ変わらず物理ボタンはどんどん増えて微妙に感じてしまいます。そしてiPhone 15 Pro Maxでようやくスリム化された上で軽量化したとは思いきやiPhone 16 Pro Maxではまた重くなるなど個人的にはデザインは悪い方に進んでいる印象です。

どうしてもAndroidの方が先行していることが多いからこそiPhoneじゃなきゃダメという何が欲しいという感じでiPhone 13シリーズあたりで実装されたシネマティックモードはまさにそれという感じでした。

ただ今やポートレート動画に対応している機種が多くvivoの方がむしろ進んでいる印象を受けます。なのでiPhoneに戻りたいという気持ちがAndroidの楽しさを超えることは今のところないです。

一般ユーザーである自分の妻ですらiPhoneに飽きたと感じて折畳式機種に買い替えたくらいです。また妻の会社の人でもiPhoneから卒業したいとの声は地味に聞くとしており決断が出来ない感じです。

なのでAppleの戦略は上手いという感じですがこれ以上高価格化すると厳しくなるのかもしれません。逆に同じ価格なら何か特徴を持ったAndroidの方が選びやすいと考える人が増える可能性があります。

キャリアが販売を優遇している間は国内において圧倒的なシェアを維持する可能性が高いです。一方でAndroidメーカーにはiPhoneをパクってほしくない感じでiPhoneから卒業と考えているユーザーにとってAndroidがiPhoneに似ているのであれば正直意味がなくなります。

まとめ。

国内においてはiPhoneを使っておくのが間違いない感じで何かと何かの機種を比較する際にiPhoneが候補に入っている人も個人的にはiPhoneを選んだ方が幸せだと思います。

逆にAndroidのフラッグシップが欲しい人はスマホで何をしたいのか明確な目的がないとダメだと思います。単純に価格でAndroidの方が安いからという理由で選ぶのは失敗する可能性が非常に高いです。

そして価格の安さからAndroidを選んで結局iPhoneにしておけばよかったとか次はiPhoneに戻りますとか捨て台詞を吐く人は腐るほど見てきたので多くの人はiPhoneでいいと思います。

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