一部噂によるとGoogleは3月にイベントなしで「Google Pixel 9a」を正式発表する可能性があります。発表時期が近づいてきたことも影響しているのか、例年よりリークも早い印象を受け、現時点でほとんどのスペックがリーク。
少なくとも歴代aシリーズの中では最もバランスが良く、さらに安定性はここ近年のPixelでは最も優れている可能性があります。今回はYouTubeにおいてPixel 9aはXiaomiやOppoに勝てないとコメントを頂いたので簡単にまとめたいと思います。
スペックと価格だけで判断するのは危険。
今回YouTubeにおいて以下のようにコメントを頂きました。
OPPO Find X8だったりXiaomi 14Tシリーズに勝てないと思う
特にXiaomi 14Tのau向けモデルの一括価格が衝撃的だったからこそ、Pixel 9aの動画をあげると似たようなコメントを地味に頂きます。おそらくですが価格とカタログスペックだけで判断している可能性が高いのかなと思います。
ただ個人的にはカタログスペックだけで良し悪しを判断できるのは、Xiaomiの機種を熟知している人のみがある程度できるのかなと思います。逆に言うと中華メーカーはそれだけスペックを魅せるのが上手い一方でデメリットを隠すのも上手いです。
例えば強力なSoC/120Hz/トリプルレンズカメラ/大容量バッテリー/超急速充電とみると多くのユーザーはすごいと感じると思う。それで価格が安ければコスパ最強という流れになりがちです。
ただ安いには必ず安いなりの理由があり、例えばXiaomi 14Tで見ると5000mAhのバッテリーを搭載しながらもGSM Arenaのバッテリーテストを参考にすると11時間32分です。
電池持ちが悪いと評価されているPixel 8aとほとんど変わらない感じで、少なくともバッテリー容量を考えると電池持ちが良くない。またディスプレイはGorilla Glass 5を採用するなどユーザーがあまり気にしない部分でしっかりコストカットしています。
隠すのが上手いからこそ実際に使ってみないと分からない部分が多く、個人的にはXiaomiに限らず中華系の機種はコスパ最強と言われる機種こそ警戒した方がいいのかなと思います。
価格以外に何が残るのか。
中華系のマーケティングは昔から非常に上手く、カメラで見れば「数」が多いほど正義。その次は「高画素」ほど正義というマーケティングをしていたので、そのイメージに引っ張られるユーザーも地味にいると思います。
シンプルかつ分かりやすいマーケティングをするからこそ興味を持つユーザーが多いですが、正直全てのユーザーが「コスパ」という言葉だけで買うかと言われればそんなことはないと思います。
また本当にそのコスパがいいと言われる機種が本当に欲しいか分かりやすい判断基準として価格以外に何か大きな特徴が残るか。そして特徴が残ったとして自分にとって興味がある特徴なのかどうかだと思います。
正直価格が最優先の人は気にしなくてもいいと思います。何より安ければ仮に自分に合わなくても短期間で買い換えることは十分に出来ます。少なくともYouTubeをやってきて思うのは「コスパ」という言葉だけでつられている人ほど失敗している印象です。
少なくともPixel 9aはスペックでみれば安定性を強化してきていますが実際に使ってみないと分からない。ほぼスペックがリークしたとはいえ分からないことが多い中で、安直にスペック同士を比較して勝てる/勝てないと判断してしまうのか危険なのかなと思います。