他社がある意味証明。Pixel 10は進化よりも安定性の改善を優先すれば売れるかも

国内では2月14日より発売予定となっているGalaxy S25シリーズですが海外サイトの情報をみる限り完成度の高さは相変わらずという感じです。ただハードにおける進化幅が小さいことからも、買い替えに悩んでいるユーザーが多い印象を受けるのも事実です。

今回Pixel 10シリーズは安定性を改善するだけでも売上がより拡大する可能性があるので主観的にまとめたいと思います。

機種変更サイクルが長期化。

少なくともSamsungやAppleを見ているとハードの進化は最小限に留めている印象を受けます。またデザインに関してもイメージを大きく変えたくないことも影響しているのか、コストカットのためのかデザインの変更も最小限に留めている印象を受けます。

そのためユーザーからすると「進化に乏しい」という印象を受けます。ただそれでもAppleやSamsungでみるとしっかりと売れていることからも両社のマーケティングは正しいと判断することも出来ます。

そもそもメーカーはユーザーに1年ごとに買い替えてほしいと思っていないと思います。少なくともAppleに関しては「出来るだけ長く使って欲しい」とアピールしています。

なので短期間で進化することを求めていないと判断することができ、何よりユーザーの満足度をあげることが優先になります。また進化幅が少ない中で本体価格が値上がりするとコスパが悪くなったという印象を受けるユーザーも多いです。

そのためコストカットも優先になるため進化幅がより小さくなりますが、それでもしっかり売れるのであればメーカーとしては御の字です。よく毎年最新機種を出す必要はないと言われていますが、AppleやSamsungなど長期利益を主軸にするメーカーからすれば、最新機種を出さないことで既存ユーザーの受け皿がなくても他社に流れることを嫌うのかもしれません。

進化より使いやすさが重視。

もちろんGoogleがAppleやSamsungと同じ方向性を採用したからといって売れるわけではありません。ただSamsungやAppleを見ている限りは「進化」よりも「安定性」を重視した方がいいと思います。

少なくとも分かりやすい目標になっている可能性があります。スペックを強化しても現行モデルが抱えている不具合や不満を改善出来ないのであれば全体的なユーザビリティが改善しない可能性があります。

そうであれば進化よりも既存モデルの不具合や不満の改善を優先させた方がいいです。何よりSamsungやAppleと比較してPixelのブランドロイヤリティがかなり低いことがネックになっています。

つまりPixelはユーザーの満足度が低いことからも、次の買い替えのタイミングでPixelを選ばない可能性高いです。だからこそGoogleはPixel 10シリーズで進化よりも安定性の改善にフォーカスした方がいいのかもしれません。

ただGoogleもそれを強く意識しているからか、Google Tensor G5のアーキテクチャをみると「安定性」の改善をかなり意識しているように感じます。

最新情報をチェックしよう!