Samsungの発表によると年内にはAndroid15をベースにしたOneUI7.0の配信を開始予定であることを明らかにしています。一方でOneUI7.0を初めて搭載する機種は2025年に登場するGalaxy S25シリーズであることも合わせて明らかにしています。
今回Android AuthorityによるとGalaxy S24シリーズに対してOneUI7.0/β版の配信が開始したと報告しているのでまとめたいと思います。
β版の配信開始。
当初11月にも一部市場で配信を開始する可能性があると予測されていたOneUI7.0/β版ですが、今回の情報によると数回の延期を経てGalaxy S24シリーズに配信を開始したことが判明したとしています。
すでにアメリカ含めた一部市場で展開されており、β版をインストールするにはSamsung Membersアプリからベータプログラムに登録する必要があります。一方で今回配信を開始したのはβ版の中でも最も不安定な初期段階なのでバグや不具合はそれなりに多い可能性があります。
ちなみにアップデート容量は「4.7GB」で12月のセキュリティパッチが付属しています。そしてSamsungはβ版の配信の開始に合わせて以下のようにコメントしています。
One UI 7の公式リリースは、2025年第1四半期に今後のGalaxy Sシリーズデバイスで開始され、徐々に他のGalaxyデバイスに展開されます。
事前情報通りであればSamsungは1月下旬にGalaxy S23シリーズを正式発表する可能性があると予測されています。このことからもOneUI7.0の本配信は来年の1月下旬頃から開始するとイメージしておくのが分かりやすいのかもしれません。
どのような新機能が追加されるのか?
また今回のアップデートに伴いSamsungはOneUI7.0で追加される一部新機能に言及しています。
- Look Now: 新しいNow Barは、デバイスのロックを解除することなく、ユーザーに重要な通知を提供し、ロック画面のエクスペリエンスを変革します。通訳、音楽、録音、ストップウォッチなど、さまざまな機能に関連するアクティビティを強調しています。
- カメラ対応:ユーザーは、プレビュー画面から直接、お気に入りのカメラボタン、コントロール、モードを切り替えることができます。
- ライティングツールをどこでも使用:要約と書式設定が簡単になりました。ライティングツールは、アプリケーションを切り替えることなく使用できるようになりました。
- 通話トランスクリプト:通話録音が有効になっている場合、録音された通話は20の言語をサポートし、後で参照するために自動的に転写されます。
- セキュリティとプライバシー機能:
- 接続されているすべてのデバイスを一目で確認できるKnox Matrixダッシュボード。
- デバイスデータ転送とクレデンシャル同期の回復方法。
とりあえずSamsungとしてもOneUI7.0は超大型アップデートとなっていることからも開発が遅れている可能性があります。一方でAndroid16は例年より早く公開されることが判明していることからもSamsungとしては当面忙しい時期が続くのかもしれません。