先日にXiaomiは中国市場で初のSnapdragon 8 Elite搭載機種である「Xiaomi 15シリーズ」を正式発表。例年通りとも言えますが「Xiaomi 15 Ultra」は同時発表されておらず、事前情報通りであれば2025年の1月に正式発表される可能性があります。
一方で個人的に気になる部分としては「Xiaomi 15シリーズ」のグローバル展開です。前モデルと同様の流れであればXiaomi 15のグローバル展開には期待できるのかなと思います。
今回Leo_Hefeng氏がXiaomi 15の国内展開に言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
やはりローカライズは高い?
今回同氏が以下のようにポストしていることが判明しました。
もし将来Xiaomi 15が日本で150,000円で販売されたら、皆さんは受け入れられますか?
✅ 91g、6.36インチ、厚さわずか8.08mm;
✅新しいSnapdragon 8至尊版、PCレベルの性能;
✅5400mAh Xiaomi金沙江バッテリー
✅Xiaomi澎湃OS 2
✅超音波指紋認証#Xiaomi15 pic.twitter.com/0rh0WfpfJ3— Leo_Hefeng (@leo_hefeng) October 29, 2024
何より現時点で「Xiaomi 15」が国内展開されることは決定していないと思います。その上での話になると思いますがXiaomi 15が15万円で販売されるとした場合のユーザーのリアクションを知りたい感じです。
同氏によると「15万円」という価格が一つの目安になっているのは日本向けのローカライズコストが非常に高いことに言及しています。逆に言えばXiaomi 14 Ultraと同様におサイフケータイ非対応にすればコストを抑制できるはずなので価格はもうちょっと頑張れる可能性があります。
またXiaomi Japanの幹部は以前Xiaomi 15 UltraのローカライズについてXでアンケートをとっていたことが判明しています。そのため価格や発売時期を大きく左右するのは「ローカライズ」なのかなと思います。
自分は欲しければグローバル版を先に買ってしまう人間なので、ローカライズによってグローバルより発売時期が遅れた上に高くなるとなればしらけてしまいます。何よりXiaomiのフラッグシップに興味を持っているユーザーはオタクが多いと思うのでローカライズより価格や発売時期を優先してほしいように感じます。
価格は13万円前後が目安。
市場を新規開拓するにはシェアを拡大するためにも廉価モデルを積極的に導入して価格でインパクトを与えた方が分かりやすいです。そのせいかXiaomiは「安い」というイメージが定着しているからこそ、フラッグシップの導入の際の弊害になっている印象を受けます。
直販版の価格 | |
iPhone 16 | 12万4800円~ |
Pixel 9 | 12万8900円~ |
Galaxy S24 | 12万4700円~ |
国内でXiaomi 15を仮に発売するとなった時に、分かりやすいライバル機種となるのは上記3機種かなと思います。容量構成は加味していませんが13万円以内に抑える必要があります。
さらに「安い」というイメージが定着していることからもベースモデルで12万円以下にするか、512GBなどストレージを増やして同価格帯にするかの2択に感じてしまいます。
何より上記の3機種はアメリカ現地で見れば価格は一緒です。ただ為替の影響によって国内での価格にばらつきが発生しており、Xiaomiも円安が進んでいる為替をどう考慮するかだと思います。
個人的にはミドルレンジやエントリーモデルに興味がないのでXiaomiの国内展開に興味はありませんでした。ただXiaomi 14 Ultraを国内展開してからは応援したいと思っており、Xiaomi 15やXiaomi 15 Ultraが国内展開されれば応援したいところです。