これを待ってた。Galaxy Z Fold Special Editionが欲しすぎる

事前情報からもSamsungは2024年第4四半期にGalaxy Zシリーズ初となる派生モデルを正式発表すると予測されていましたが販売地域が限定されていたこともあるのか他の機種と比較するとリークはほとんどない状態で本当にリーク通り正式発表されるのか謎という感じでした。

ただ今回SamsungGalaxy Z Fold Special Editionを正式発表したのでGalaxy Z Fold 6とどう違うのか簡単にまとめたいと思います。

大型化したのに軽量化。

最初に現時点での情報でみる限り国内で発売される可能性はほぼないと思った方がいいです。またSnapdragon 8 Eliteが出てくるタイミングで今後販売地域を一気に拡大するとも考えにくい状況なのでやはり来年の下半期に登場するGalaxy Z Fold 7に期待するしかないです。

その上で大きな進化ポイントの一つであるデザインから確認していきたいと思います。ぱっと見のデザインはベースになっている可能性が高いGalaxy Z Fold 6とほぼ一緒に見えます。

詳細を確認することは出来ませんが物理ボタンの搭載位置などもほぼ一緒の可能性があります。

また事前情報ではサイドフレームにチタンを採用すると予測されていましたがアルミを採用しています。ここまで聞くと残念な感じに聞こえますがバックパネルはマット仕上げで独自加工を採用しています。

カラバリは開発段階では2色あったみたいですが実際に製品化されたのはブラックの1色のみです。サイドフレームはXperia 1Ⅵのようにスリットが入っており独特なデザインになっています。

そして本体サイズですが開いた状態でh157.9×142.6×4.9mmとGalaxy Z Fold 6と比較すると縦幅が6mm近く伸びて横幅が10mm近く伸びたので印象が大きく変わってくると思います。

ちなみにグローバル展開されているHonor Magic V3は156.6×145.3×4.39mmです。流石に世界トップクラスの機種に本体の厚みでは敵いませんがGalaxy Z Fold 6対比で薄型化しています。

事前情報通りであればS-Pen用のデジタイザーのカットに加えコンポーネントの小型化を強化したとされています。その結果薄型化出来た可能性があり本体を閉じた状態でも横幅が72.8mmなので許容範囲です。

本体を閉じた状態だと横幅に4mm近くの差があるので取り回しで見れば圧倒的に悪いです。ただGalaxy Z Fold 6はサブディスプレイがむしろスリムすぎたので標準的になった印象です。

また個人的に想定外だったのが重さで薄型化したとはいえ大型化しながらも236gと軽量化しています。実際に持ち比べる必要がありますがGalaxy Z Fold 6の方が持ちやすくてスペック上は重いです。

なのでGalaxy Z Fold Special Editionは見た目以上に軽く感じる可能性が高いです。いつから開発していたのか不明ですがSamsungもしっかりと技術力があることアピール出来たと思います。

何よりGalaxy Z Fold 6は取り回しは優秀だけど折畳式機種としてはちょっと小さいです。ただGalaxy Z Fold Special Editionは中華系の折畳式機種と同程度まで大型化してくれました。

個人的には本体の大型化というだけでもGalaxy Z Fold Special Editionを買う価値があります。

ディスプレイを確認。

次に本体デザインと直結してくる部分でもありますがメインディスプレイはより正方形よりに変更されました。ディスプレイサイズが8.0インチに一気に大型化したことで視認性もしっかり改善した可能性があります。

またディスプレイ輝度もGalaxy S24 UltraやGalaxy Z Fold 6と同じとなっています。ちなみに海外サイトのテスト結果を参考にするとGalaxy Z Fold 6は手動調節で786nitsで自動調節は1630nitsとPixel 9 Pro Foldには及びませんが折畳式機種の中では明るめです。

また公式サイトで確認することが出来ませんがGalaxy Z Fold Special EditionはGalaxy Zシリーズで初となるUFGを採用したと言われており一つ目のメリットは折目の改善しています。

そして2つ目のメリットはより大型ディスプレイを搭載しやすくなり3つ目のメリットはコストカットや耐久性の改善とUFGを採用したことからも本体を大型化できた可能性があります。

一方で個人的にはメリットに感じなかったですがUnder Dsiplay Cameraは非搭載です。技術的なのかコストの問題なのか不明ですが折角やめるならインカメラ同士揃えて欲しかったと思います。

手触りなどに違いがあるのかは実機を触ってみないと分からないですが折目の改善は大きいです。

サブディスプレイを確認。

そしてサブディスプレイを確認するとディスプレイサイズが大型化した上でアスペクト比が変更されました。昨年までのXperia 1シリーズという感じで中華系がよく採用しているサイズにアスペクト比です。

そのため特徴がなくなったとはいえばなくなりましたがサブディスプレイも普通のスマホみたく使うことが可能になり細かい部分ですがサブディスプレイの表示解像度がようやくFHD+に対応しました。

少なくともブック型の折畳式機種の中でメインディスプレイもサブディスプレイも普遍的になりました。

またピーク輝度はメインディスプレイと一緒で海外サイトを確認するとGalaxy Z Fold 6は手動調節で772nitsで自動調節は1559nitsなので同程度の明るさに対応している可能性があります。

ちなみにバックパネルもサブディスプレイもGorilla Glass Victus 2を継続採用しています。少なくともスペックでみると基礎部分はGalaxy Z Fold 6とほとんど一緒という感じです。

ただディスプレイが大型化した上でアスペクト比が変更されたことで汎用性は一気に改善しています。あとはS-Penがどのような対応になっているのか分かり次第ご報告をしたいと思います。

基礎スペックを確認。

基礎スペック部分に関してはAndroid14の標準搭載に最大7年のアップデートサポートと一緒です。また販売地域が韓国と中国であることからもグローバルモデルが一応存在していることになります。

なので販売地域じゃないユーザーが個人輸入するとすれば韓国モデルに集中する可能性が高いです。そして容量構成に関してGalaxy Z Fold Special EditionはRAM16GB/ROM512GBモデの一択という感じでストレージオプションでみるとGalaxy Z Fold 6の方がよほど充実しています。

ちなみにリークしている化粧箱の写真からも付属品はGalaxy Z Fold 6対比でかなり充実しているかもしれません。何よりRAM16GBに対応したのはかなり久しぶりでGalaxy AIをより快適に動作させやすいです。

そしてタイミングが悪いと言えば悪いのかもしれませんがSnapdragon 8 Gen 3を搭載しています。

少なくともSnapdragon 8 Eliteを搭載した折畳式機種は2025年の第1四半期までは出ない可能性が高いです。とはいえストレートタイプはすぐに搭載機種が出てくることを考えると難しいところです。

そして個人的にちょっとショックだったのがバッテリー容量で4400mAhとなっています。現時点で充電速度は25Wから強化されているのか不明ですがバッテリー容量が一緒なら継続かもしれません。

何よりディスプレイサイズが大型化した上で搭載SoCは一緒と電池持ちはかなり不安です。

ちなみに公式サイトを確認するとインターネットの使用時間やビデオ再生時間を確認するとGalaxy Z Fold 6と全く一緒になっていますが逆に燃費が悪化した部分を何でカバーしたか不明で海外サイトのバッテリーテストを参考にするとGalaxy Z Fold 6は11時間31分です。

少なくともスコアだけで見ると電池持ちは良いとは言えずブック型の折畳式機種の中では平均以下です。筐体サイズが大型化したことで本体を開いた状態では排熱がしやすくなった可能性もあります。

ただ薄型化している部分発熱すればユーザーがより発熱を感じやすくなっている可能性もあります。このことを考えるとトップパフォーマンスをGalaxy Z Fold 6より制御して消費電力を抑制している可能性が高いです。

その結果電池持ちもギリギリ維持することが出来たという流れになっている可能性があります。その他電源ボタンに統合された指紋認証やIP48などはそのままで継続されている感じです。

カメラを確認。

最後にカメラを確認していきたいと思いますがメインカメラセンサーが200MPに強化されました。おそらくですがGalaxy S24 Ultraと同じくSamsungのHP2を採用している可能性があります。

つまり現状だと折畳式機種の中ではトップクラスとなる1/1.3インチのセンサーを搭載することになります。少なくともセンサーサイズが大きくなれば画質はしっかりと底上げされる可能性があります。

ただGalaxy S24 Ultraのようにレーザーオートフォーカスがないと取り回しは微妙かもしれません。結局Galaxy S24 Ultraと同じセンサーを搭載してどこまで仕上げているか非常に気になる感じです。

一方で画素数などを見る限り超広角と望遠はGalaxy Z Fold 6から継続されている可能性があります。そのため光学3倍にデジタル30倍とカメラバンプがでかくなった割にはさほど進化していないです。

最後に278万9600ウォンで現時点での為替で計算すると税抜で約31万円と非常に高いです。さらに国内に輸入するなら消費税なども加算されるため35万円は超えてくる可能性があります。

個人的にはGalaxy Z Fold 6のサイズ感とサブディスプレイの視認性の悪さにカメラの進化のなさがマイナスポイントだと思っていましたがGalaxy Z Fold Special Editionでしっかり改善されていることからも個人的にはめちゃくちゃ使ってみたいという感じです。

少なくともソフトが最強だったのがハードもある程度出揃った感じでめちゃくちゃ楽しみな機種です。

まとめ。

今回はGalaxy Z Fold Special Editionが正式発表されたので進化ポイントをまとめてみましたが個人的には待望の存在という感じで今回もまめこさんにお願いする感じです。

韓国では25日より予約開始なのか発売なのか不明ですが動きがあるみたいなのでスタッフを派遣してくれるみたいで早ければ25日は仕入れてくれるのでめちゃくちゃ楽しみです。

何より手元に届いたらレビューをしつつ比較レビューもしっかりやりたいかなと思います。

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