先日にはデザイン関連のリークに定評にあるOnLeaks氏がCADを元に作成したGoogle Pixel 9aのレンダリング画像を公開しました。Pixel 9がベースになっている部分が多い中で、大きな違いとなっているのがカメラバンプが存在しないことです。
このことからもデザインは従来と大きく異なる印象を受け、さらに今まで以上に好みが分かれることになっています。今回はリークしたレンダリング画像を元にGoogle Pixel 9aのデザインはダサいのか主観的にまとめたいと思います。
否定的な声。
少なくともデザインで評価が分かれる部分として「カメラフレーム」の有無で個人的には実機を見るまで分からないとはいえカッコいいとは思えません。少なくとも自分はvivo X100 Ultraのような派手なカメラバンプを搭載している機種のデザインにも抵抗感がないので、余計にそう感じるのかもしれません。
先日YouTubeで動画を公開させて頂きましたが、否定派と肯定派は半々くらいの印象を受けます。その上で否定派の声をざっくりとまとめると以下のようになります。
| 否定派の声 |
| エントリーモデルのような安っぽいデザインに見える |
| カメラフレームがないのにカメラの搭載位置が最適化されていない |
現状としてカメラバンプがあまり目立たない機種は本体の厚みがそれなりにある。また大型センサーを搭載していないことが多いことからもエントリーモデルほとカメラバンプが目立ちにくいです。
このことからもエントリーモデルのようなデザインに見えてしまうの一理あると思います。またカメラの搭載位置も気になるところで、レンダリング画像を見る限りPixel 9のデザインにカメラフレームをなくしただけとちょっと中途半端な位置に搭載されているようにも見えてしまいます。
またGoogleによるとケースをつけることでデザインがより洗練されるようにPixelのデザイン設計を意識していることを明らかにしていますが、カメラフレームがないということは下手なケースをつけるとカメラ部分だけ凹むことになります。
多くのケースはカメラよりケースの方が高さが出るようになっているとはいえ、カメラ部分フラットでケースをつけることによって凹むデザインになるのであれば個人的には微妙に感じてしまいます。
肯定的な声。
次に肯定派の声をざっくりとまとめると以下のようになります。
| 肯定的な声 |
| 今までのカメラバンプがダサすぎた |
| テーブルなどにおいた時にガタガタしないのが良い |
少なくともテーブルなどにおいた時にガタガタするかどうかはカメラデザインによるという感じで、Pixel 9シリーズは他社のように左右にガタガタしないです。ちなみにスクエア型を採用しているPixel 9 Pro FoldですらガタガタしないでGoogleはかなり配慮してデザインを設計していると思います。
つまりカメラフレームのあるなしでそこまで影響がないとも言えます。一方でカメラバンプのデザインに関しては好みの要素が強いため、あってもなくてもバランスが難しいところに感じます。
デザインの仕事に携わる方から以下のようなコメントを頂きました。
あくまでもデザインという視点だけで考えた場合ですが、馴染ませて浮かないようにすることが理想でありデザインというものだと思います。昨今のカメラバンプは本体+カメラバンプという風に本来1つであるべきものが分けて考えられている印象です。
頂いたコメントの通り分離して設計されているように感じます。何よりフラッグシップを中心に本体の薄型化がかなり意識されている一方でカメラセンサーは大型化しているのでデザイン上分離させた方が分かりやすいのかもしれませんが、結果カメラ部分が浮いたというべきか調和しているように見えないことからダサいと感じてしまうのかもしれません。
個人的にはPixel 9シリーズのデザインはかなり好きなのでPixel 9aのデザインはかなり浮いて見えますが、Pixel 6シリーズからのカメラバンプを強調したデザインが好きではなかったユーザーからすれば朗報という感じなのかもしれません。
あとは質感がどのようになっているかで、プラスチック+光沢仕上げなら安っぽくは見えてしまうのかもしれません。
