ついにSamsungを圧倒。Pixel 9 Pro Foldが想定以上の人気を獲得

今年の始めからGoogleはリストラ含めた組織構造の変革を行なっており従来と比較してハードが部門を超えて開発しやすいように編成されています。さらにAndroidの開発チームは他社よりより協力しやすい環境に変わっておりその第1弾として登場したのがSamsungと共同開発した「かこって検索」とされています。

少なくともSamsungの発言からも今年の10月まではSamsungとGoogle以外のメーカーが使用出来ないとされています。今回自身のコミュニティでアンケート調査を行なった結果Galaxy Z Fold 6よりPixel 9 Pro Foldの方が人気が高いことが判明したのでまとめたいと思います。

想定外の結果。

今回上記の画像のように自分のYouTubeのコミュニティにおいて「今年の下半期に登場する折畳式機種の中で興味がある機種は?」という内容でアンケートを行った結果「Pixel 9 Pro Fold」が約半数のシェアを獲得していることを確認できます。

少なくとも自分のチャンネルの特性上でみればGalaxy関連の動画よりPixel関連の動画の方が圧倒的に多いことからもPixelに興味を持っているユーザーの方が圧倒的に多いと思います。

ただこの特性があってもPixelよりGalaxyの方が安定性が優秀であるからこそGalaxyを選ぶユーザーが多いです。特に折畳式機種でみるとPixel Foldの評価がイマイチだからこそGalaxy Z Fold 6に期待しているユーザーの方が圧倒的に多いかと思いきやPixel 9 Pro Foldの方が圧倒的の結果になりました。

両機種とも現時点では正式発表されていませんが一部スペックやデザインを確認することができ、現時点での情報で判断すればPixel 9 Pro Foldの方が期待できる要素が多いという感じなのかもしれません。

Galaxy Z Fold 6は欲も悪くもデザインは大きく変わらずスペックは順調なマイナーアップデートに留まる感じで、ハードやソフトの品質は改善する可能性がある一方で成長性や意外性などにはどうしても欠けるのかなと思います。

こう考えている人が多いからこそPixel 9 Pro Foldに注目が集まっている可能性があります。

国内市場では真逆の動きに。

グローバル市場でみるとSamsungは年間3億台弱出荷しておりシェア1位となっていますがGoogleに関しては昨年ようやく1000万台を超えた程度で正直比較にならない感じです。

ただ2023年における国内シェアでみるとSamsungは5%前後と言われており四半期にもよりますがシェアは減少傾向にあります。一方でGoogleに関しては急激な成長を見せておりシェアは10%以上でAndroid部門では圧倒的な1位で国内シェアだとAppleに次いで2位になっています。

2024年に関してはどのような動きになっているのか不明ですが昨年でみればSamsungとGoogleでは真逆の動きになっています。おそらくPixelの価格がライバル機種と比較して安いことに加えキャリアが積極的にマーケティングを行なっていること。

またシェア拡大の上では重要になる中価格帯においてGoogleは「Pixel 8a」など絶対的な存在がいますが、SamsungでみるとGalaxy A55 5Gとインパクトにかける感じでキャリアの販促の差はもちろん直販版の販促にも大きな差を感じます。

少なくともSamsungはどんどん知る人ぞ知る「良機種」という感じになってきており、一方でPixelはAndroidで選ぶなら一番分かりやすい選択肢という感じに見えます。

こう考えると本体のスペックやデザインを気にするのは本当に一部ユーザーという感じで、何より重要なのは「認知度」と「購入のしやさ」という感じで今後Pixel 9シリーズが国内で登場すればGoogleの勢いはさらに加速するのかもしれません。

何よりGalaxy Z Fold 6に対してPixel 9 Pro Foldがどこまで勝負できるのか非常に気になるところです。

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