先日の情報からもSonyは今年の4月にXperia 5シリーズの開発を「中国企業」に委託したと言われています。少なくとも開発期間が1年以上あることを考えるとXperia 5Ⅶは早くても来年の上半期で従来通りであれば来年の下半期に正式発表されることになります。
一方でフラッグシップモデルの開発を委託するとは考えにくいのでXperia 5Ⅶからは格下げになる可能性があり、Xperia 1シリーズが唯一のフラッグシップモデルになる可能性があります。
今回はYouTubeにおいてXperia 5シリーズの危険性についてコメントを頂いたので主観的にまとめたいと思います。
別軸で考える必要がある。
先日にXperia 5シリーズは今後中国企業に開発を委託するとの動画を出させて頂きましたが以下のようなコメントを頂きました。
今後Xperia 5シリーズは日本への輸入禁止するべきだ。中国に委託するとなればマルウェアなどを混入させられる可能性がある。
少なくとも日本人の感覚からは理解しにくいと思いますが中国は「監視社会」です。そのため政府の都合の良くなるように法改正をすることはもちろん「個人」は「国」のために存在するべきであって「個人」が「政府」より尊重させることはないと個人的には見えます。
また以前より言われていることの一つとして「マルウェア」を電子機器に感染させておくことで個人情報を抜き取ったり情報を監視している可能性があると指摘されています。
このことからも中国企業が開発したスマホも同様に危険なのでは?と不安に思うのは当たり前かもしれません。ただ今までのコメントを見ていると一つ思うのは中国メーカーは危険=中国以外のメーカーなら安心だと同軸で考えている人が多いことです。
少なくともアメリカ企業が開発しているiPhoneやPixelは中国メーカーと比較すれば変な噂が少ないのでまだ安心できるかもしれませんが、PixelやiPhoneが安心して使えるかどうかは中華メーカーが安心どうこうとは別軸で考える必要があるかなと思っています。
少なくともスマホをネットに接続させている以上メーカー関係なくその時点でリスクが発生します。ただなぜかメーカーだけでは安心かどうかを判断している人が非常に多いのかなと思います。
ソフトはSonyが開発するのでは?
少なくとも事前情報通りXperia 5シリーズの開発を中国企業に委託したとしても、それはデザインやスペックに一部機能なのかなと思います。結局Xperia Aceシリーズのように管理は「Sony」が行う可能性があるのではないかな?と思います。
あくまでも推測になりますがSonyが管理するのであれば「マルウェア」のリスクはだいぶ減ると思います。一方で開発を委託している時点で危険と判断してしまうと中国企業が関与している時点でリスクということになり収拾がつかなくなります。
例えばiPhoneの組み立ては中国がメインで行われていますが、製造の際にマルウェアを感染させられない可能性は本当にないのか?とこんなことを言い始めたら正直キリがないと思います。
個人的には噂通りXperia 5シリーズの開発が中国企業に委託されるとしてもセキュリティの部分は今までとほとんど変わらないのかなと思っています。一方でそれより重要なのはユーザーごとの使い方です。
中華メーカー以外の機種を使っていて安心だと思っていてもセキュリティアップデートがきれた上にapkなどをバンバン使っているのであれば元も子もないと思っちゃいます。
また先日のAppleのイベントからも「AI」をクラウド上で処理すること自体にリスクがある。だからこそAppleは処理するクラウドサーバーのセキュリティの重要性をしっかり説明していた感じです。
それだけネットに接続するということはリスクがあるということでメーカーで判断せずユーザーの使い方が一番重要だと思います。