先日公開されたレンダリング画像からもGalaxy Z Fold 6ではようやくデザインが刷新される可能性が高い。特にサブディスプレイのアスペクト比が23:9と縦長であったことからも視認性に加え操作性も悪いと大きなデメリットの一つになっていましたがGalaxy Z Fold 6では22:9に変更される可能性があります。
今回GSM ArenaがGalaxy Z Fold 6とGalaxy Z Flip 6の価格について言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
アメリカにおける価格が判明。
まずGalaxy Z Flip 6のアメリカにおける価格を確認すると以下のようになります。
Z Flip 5 | Z Flip 6 | |
256GB | $999 | $1099 |
512GB | $1099 | $1199 |
それぞれ$100ずつの値上げとなっていますが、何よりGalaxy Z Flipは「価格の安さ」が大きな魅力であったことを考えると$1000を超えてしまっているのでユーザーからの印象が大きく変わるかもしれません。
次にGalaxy Z Fol 6のアメリカにおける価格を確認すると以下のようになります。
Z Fold 5 | Z Fold 6 | |
256GB | $1799 | $1899 |
512GB | $1919 | $2019 |
1TB | $2159 | $2259 |
Galaxy Z Flip 6と同様にそれぞれ$100ずつの値上げになると予測されています。おそらくですが予約特典として「無料ストレージアップグレードプラン」があると思うので512GBモデルを256GBの価格で購入できる可能性があります。
とはいえ現行モデル対比で見れば$1899以下で購入できる訳ではないので高くなったと見られてもおかしくないと思います。またアメリカで値上げ傾向にあることを考えると多くの市場で値上げされる可能性があります。
Samsungもグローバル企業なのでおそらくドルベースで価格決定をしていると思うのでアメリカでの値上げはドル高の現状を考えると他の市場での値上げを意味すると思います。
一方で国内においてはGalaxy S24シリーズのように頑張ってくれるのであれば必ずしも値上げになるとは言い切れない状況にあります。
魅力がどんどんなくなっていく。
またリーク情報を元にGalaxy Z Fold 5とGalaxy Z Fold 6の主なスペックの違いをまとめると以下のようになります。
Z Fold 5 | Z Fold 6 | |
サポート期間 | メジャー4回/セキュリティ5年 | 最大7年 |
ディスプレイ輝度 | 1750nits | 2600nits? |
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 8 Gen 3 |
デザインの変更が大きな特徴で薄型化した上で軽量化する可能性が高いです。またディスプレイに関しては「サイズ」変わらずとも「アスペクト比」は変更される感じで従来と同じであればディスプレイ輝度はGalaxy S24シリーズと揃えてくる可能性がありサブディスプレイはGorilla Glass Armorを採用する可能性もあります。
一方で基礎スペック部分でみるとサポート期間が拡張された上でSnapdragon 8 Gen 3に変更される程度。バッテリー容量や充電速度にカメラなどは変更がないと予測されています。
このことを考えるとデザイン刷新に$100の価値があるかどうかという感じで、正直なところ値上げになると思っていなかったのでびっくりしました。これは有名なリーカーが指摘するように四角になっただけでユーザーはすぐに飽きるという流れになるのかもしれません。
Galaxy AIに関しても最初は専用機能が用意されてもAndroid15へのタイミングで共通化される可能性も十分にあり得ます。これはリーカーの指摘通り「失敗する」と思われても仕方ないかもしれません。