Pixelより先行へ。Galaxy Watch 7の一部スペックに価格に発売日判明

直近の情報からもSamsungは7月10日に新製品イベントを開催してGalaxy Z Fold 6やGalaxy Z Flip 6を正式発表する可能性がありますが、ハード的に見れば現行モデルから大きな進化はない印象。

だからこそか今年は同時に発表される可能性が高いGalaxy Ringなど周辺アクセサリーの方が注目を集めやすい可能性があります。今回韓国のメディアサイトがGalaxy Watch 7の一部スペックに言及していることが判明したのでまとめたいと思います。

一部スペックが判明に。

今回の情報によるとAmazon Canadaにおいて未発表の「Galaxy Watch 7/40mm」の製品ページが公開されていることが判明したとしています。ただ現時点では上記の画像の製品ページは削除されているのでAmazonのミスだったと捉えることが出来ます。

その上でGalaxy Watch 7の一部スペックをまとめると以下のようになります。

今回判明した一部スペック
電力効率の改善に加え円滑な動作性を実現するため3nmプロセスノードを採用したSoCを採用(詳細は不明)
運動や睡眠中の心拍数をより正確に計測できるように「Bio Active Sensor 2」を搭載
パーソナライズされたAI機能は睡眠や運動にコミュニケーションなどをサポートする

またSamsungは今後Galaxy WatchにおいてもGalaxy AIを展開することを明らかにしていますがGalaxy Watch 7は「Galaxy AI Smart Reply」を活用してユーザーがGalaxy Watch上でメッセージの返信をする際の入力を手助けするとしています。

何より今回判明した内容はGalaxy Watch 7/40mmの特別機能になるとは考えにくくGalaxy Watch 7/44mmやGalaxy Watch Ultraでも同様に対応する可能性があると思います。

また上記の画像からも7月16日より発売予定で正式発表から約1週間後の可能性。またCA$358.55なので日本円で約4万2000円なので国内で発売されるとすれば4万5000円から5万円の間に収まるのかなという印象です。

Googleより先行する可能性。

Galaxy AIとGoogle AIではGemini NanoやGemini ProにGoogle cloudの利用など類似している部分が多いですが現時点でみるとGalaxy AIは「翻訳機能」がかなり強いという印象で、一方でGoogle AIは「写真や動画の編集機能」がかなり強いと似てそうで実際にはそこまで似ていません。

少なくともGoogle AIの方が先行している印象を受けますが今回の情報通りであればSamsungの方が周辺アクセサリーに対して一足早くAI機能を拡張する可能性があることに。

今回リークしたスペックをみる限りだとAI機能はおそらく本体のスペックに依存している可能性があり拡張性は限定されている可能性があります。とはいえGoogleがPixel Watchに対してAIを拡張しきれていない現時点では大きな差別化に繋がる可能性があると思います。

もちろんGoogleは今年の後半に正式発表するPixel Watch 3シリーズで何かしらしかけてくる可能性があります。ただそれまでの間Samsungはエコシステムの強さを活かして周辺アクセサリーにもどんどんAIを拡張していくのかもしれません。

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