先日にはGoogleは国内のGoogle StoreでもPixel 10aを今後発売することを告知しました。また注釈をみる限りでは早くても4月2日以降に予約が開始して発売の流れになるかもしれません。
今回はGoogle Pixel 11シリーズに関する情報が出てきたのでざっくりとまとめたいと思います。
Project Toscanaが進行中。
今年はPixelにとって10周年の節目であることに加えナンバリングも10とキリがいいです。なでの個人的には10周年記念として何かしらしかけてきてほしいところで海外の情報からもGoogleは本社においてUXテスターを対象にProject Toscanaをテストしたことが判明しました。
このProject Toscanaのテスト内容としてはシングルパンチホールを搭載したPixelと外付けカメラを2台搭載したChromebookを使った顔認証に関するテストだったとしています。
情報源によると様々な照明条件下でテストしたとされておりiPhoneのFace IDと同程度の認証速度で動作していたとしておりPixel 11での顔認証の強化を狙っている可能性があります。
残念なことにテスト機においてGoogleがどのような技術を採用していたのかは分かっていません。ただ昨年の夏頃からあった3D顔認証の実装に向けて最終テストをしているのかもしれません。
顔認証の歴史。
ちなみにGoogleは以前よりセキュリティの強化に尽力しておりPixel 4では初めて3D顔認証を搭載しましたがコストの問題などもあったのか僅か1世代で廃止になってしまいました。
それ以降顔認証すら非対応で一時期Pixel 6シリーズで復活するとの噂もありましたが結果的に復活したのはPixel 7シリーズの時で注意点としては他社と同じく2D顔認証でした。
ちなみに多くのAndroidが搭載している顔認証はインカメラを利用した2D顔認証になります。2Dなのでざっくりいえば平面でしか認識していないため写真でも認証が出来る可能性があります。
なのでほとんどのメーカーはセキュリティ上の問題から本体のロック解除のみに制限しています。一方でGoogleはPixel 8シリーズから実装した顔認証はスペックでみれば2D顔認証と同じです。
ただDPAFに対応したインカメラでユーザーをより立体的に認識した上でGoogle Tensorで処理をかけることでクラス3のセキュリティに対応した顔認証を実装することに成功しています。
少なくともクラス3はiPhoneのFace IDと同等のセキュリティレベルで本体のロック解除以外に支払い時の本認証や銀行系などセキュリティが高いアプリのログインにも使うことが可能です。
なので同じ顔認証でも多くのAndroidが対応しているものとPixelでは全く違う感じです。
顔認証の欠点。
一方で現行のPixel含めてセキュリティの問題はクリアしていますが大きな欠点もあります。あくまでもインカメラを利用した顔認証のため低照度の環境などインカメラが認識出来ないと認証が出来ない感じでProject Toscanaはおそらく3D顔認証のテストなのかなと思います。
一部中華メーカーの機種は顔認証する際にディスプレイを一時的に明るくすることで低照度でも認証できるようにしていますが3D顔認証は基本赤外線を搭載しているため照度は関係ないです。
もちろん赤外線と違う技術を使っている可能性もありますが一番無難なのかなと思います。
また最終仕様ではないと思いますがテスト機では現行モデルと同じくシングルパンチホールを採用していたとしているので顔認証に必要な各種センサーはディスプレイ下に搭載かもしれません。
面白いことに今年の後半に登場するiPhone 18 ProシリーズもFace ID用の一部部品をディスプレイ下に搭載することでピル型からシングルパンチホールに変更されるとの噂です。
類似している技術を採用しているか不明ですが仮にPixel 11で3D顔認証が復活したとしてもPixel 4シリーズの時みたく上部ベゼルがかなり太くて見た目が微妙になることはないかもです。
とはいえ3D顔認証を搭載するとしてもコストは爆増すると思うのでバランスがどうなるのか気になるところでAppleのように画面内指紋センサーをカットする流れにするのか不明です。
個人的には顔認証の精度に問題がなくセキュリティも問題がなければ顔認証のみでもいいです。画面内指紋センサーを搭載していると保護フィルムとの相性を考える必要があるの正直面倒です。
また自分の親などを見ていると加齢により冬は指が乾燥して認証できないとか指紋自体が全然なくて認証出来ないとか聞いているので顔認証の方がユーザビリティが改善するかもです。
現時点での情報ではPixel 11シリーズで生体認証がどうなるのか不明で3D顔認証を実際に搭載するのかも不明ですが以前のリークの確証性がさらに高くなったことに違いはないです。
セキュリティをより強化。
またPixel 3シリーズで初めて実装されたTaitan MチップですがGoogle Tensorを搭載したPixel 6シリーズでTaitan M2に強化しておりGoogle Tensor G6でTaitan M3に強化されると言われており詳細は分からないですがセキュリティが強化される可能性が高いです。
ハードレベルでセキュリティを強化するという意味でもTaitan M3チップの搭載と3D顔認証の実装は非常に相性がいいと思っておりPixel 11はAndroidでも最強レベルになるかもです。
Google Tensor G6を主軸に。
ちなみに以前Google Tensor G5やGoogle Tensor G6の内部ドキュメントをリークした人はGoogleに訴訟されたとしており最も重大な罪で有罪判決を受けた場合は最低懲役20年になると言われており元Googleの社員だったみたいですが非常に重い罪に問われる可能性がありそうです。
一方でこの元社員がリークしてくれたお陰と言っていいのか分からないですがTenosr G6を搭載したPixel 11シリーズで3D顔認証を搭載する可能性があることは分かっていたことに加え望遠センサーの刷新とAIの強化で最大100倍ズームに対応する可能性があるとの予測でした。
ただPixel 10 Proシリーズでは望遠センサーの刷新なしでAIを強化した超解像ズーム Proを実装しておりPixel 11 Proシリーズで望遠センサーを刷新して底上げするかもしれません。
何よりGoogle Tensorを中心にGoogleがやりたいことを徐々に実装している感じです。
内部をより強化。
また一部情報によるとGoogle Tensor G6ではMediaTekの5Gモデムを統合するとの予測です。Google Tensorに移行してから長年の課題だったのが通信接続の不安定さと電力効率の悪さです。
もちろんMediaTek製に切り替えれば改善するというわけではありませんがSamsung製からようやくおさらばできる可能性があるのでPixel 11シリーズでの底上げに期待したいです。
またGoogle Tensor G5ではメインコアが刷新されなかったので他社と比較して2世代遅れです。それがGoogle Tensor G6ではDimensity9500が搭載しているC1-Ultraに刷新かもです。
つまり1世代遅れまで追いつく可能性がありパフォーマンスや電池効率改善に期待したくなります。少なくともCPUのパフォーマンスはかなり改善する可能性がある一方でGPUに関してはGoogle Tensor G5と同じくimagination technology製を継続採用すると言われています。
つまり方向性は大きく変わることはなくAIをより快適に動作させるための存在だと思います。一方で懸念点は噂にあるようにTSMCの2nmプロセスノードを採用するかどうかだと思います。
Google Tensor G5で初めて3nmプロセスノードを採用したばかりを考えると僅か1世代で2nmプロセスノードを採用するかは微妙なところで個人的には3nmプロセスでもいいと思います。
コストカットが大きな課題。
そして仮に2nmプロセスノードを採用するとなった時にコストは爆増する可能性が高いです。ちなみにSnapdragon 8 Elite Gen 6やDimensity9600のコストはやばいと言われています。
OppoですらOppo Find X10シリーズでDimensity9600を共通搭載出来ないと言われています。それだけコストが高いと推測することができGoogleの規模感なら無理なのかなと思っちゃいます。
ちなみにGPUに関してはGoogle Tensor G5の時点ではレイトレーシングやGPUの仮想化はハード的に対応していますが有効化されておらずGoogle Tensor G6ではカットとの話です。
GPU部分の面積を縮小することでダイ面積を小型化してコストカットすると言われています。何よりGoogle Tensor G6はPixelにとって大きな転換期になる可能性があるのかなと思います。
ただコストとのバランスが難しいところでGoogleがどのような判断するのか気になるところです。
まとめ。
今回はPixel 11シリーズに関する情報がちょっと出てきたので簡単にまとめてみました。仮に昨年と同じ流れであれば3月頃にはほぼ確定的なデザインがリークするのかなと思います。
またAndroid17のβ版の配信が開始したことからも内部コードよりPixel 11シリーズの一部スペックがリークする可能性がありカメラセンサーとディスプレイの情報に期待出来ます。
何よりデザインが判明すればスペックを推測する上でかなり有力な情報になるのかなと思います。