次期Pixelも他人事ではないかも。eSIMでめっちゃやらかしました

総務省が毎年横槍を入れることでキャリアがスマホの割引をしにくい状況を作り上げた印象を受けます。一方で良かった部分としては解約金が撤廃されたことでユーザーは移動がより流動的になったことに加え、eSIMの普及もガイドラインの改正によって一気に普及したのかなと思います。

今回はiPhone 17 Pro Maxのアクティベーションの際のeSIMで色々とやらかしたので主観的にまとめたいと思います。

突然圏外になった。

iPhone 17シリーズの国内発売日においてdocomoはeSIM関連で通信障害を発生させました。おそらくiPhone 17シリーズが手元に届いたユーザーが一気にeSIMに変更したことでサーバー側のキャパがオーバーしたことで通信障害に繋がってしまったのかなと思います。

そしてこの通信障害の結果からなのか不明ですがdocomoオンラインショップでiPhone 17に機種変手続きをしていた場合にiPhone 17シリーズ側をアクティベートしようとすると機種変手続きをしていた電話番号は自動的にeSIMとしてiPhone 17側に設定される流れとなっています。

自分はこの流れを知らなかったのでiPhone 17 Pro Maxの電源を入れたら勝手にeSIMに変更された上で吸収されたという印象でeSIMに変更したくなかったのでかなり残念な流れでした。

ただ多くのユーザーにとってはeSIMを移動させたり物理SIMからの変更が不要になるため楽に感じると思います。

無知は怖い。

そして今回eSIM関連でまたやらかした感じでeSIMのことについてもっと勉強しなきゃだめと痛感させられました。ざっくりと流れを説明するとiPhone 17 Pro Maxをドコモオンラインショップで購入した後にAQUOS sense10を購入しており直販版を購入しなかった理由としては手元に届くのが単純に遅かったからです。

またiPhone 17 Pro MaxでeSIMになっているのでeSIMとして使い続けたいと考えたことからAQUOS sense10の申し込みをする際に物理SIMカードではなくeSIMを選択しました。

そしてAQUOS sense10はレビュー用に購入しているためSIMカードを入れて使う予定はなかった。ただこれが無知であるが故の失敗で自分から面倒な流れに行ってしまう最初の部分になりました。

開通手続きの重要性。

先日Xでポストさせて頂きましたがApple Watchのペアリングがいきなり解除されてパニックになり、iPhone 17 Pro Maxを確認したら圏外となっており何をやっても復旧しない状態になりました。

ただこの時点では契約しているahamoが原因なのかiPhone 17 Pro Maxに問題があるのか分からなかったのでとりあえずiPhone 17 Pro MaxからeSIM再発行手続きをして逃そうとしました。

ただ冷静に考えれば分かることなのですが再発行手続きには確認コードをSMSで受信する必要があります。一方で常に圏外になっていることからもSMSを受信できる状態になく完全に詰んだ状態になりました。

結局ahamoのチャットサービスで相談した上でドコモオンラインショップセンターで電話で対応してもらった上でドコモショップで手数料を払った上でeSIMが復旧した感じです。

そして今回の一番の原因はAQUOS sense10が手元に届いた際に開通手続きをしなかったからです。開通手続きを一定期間しなかったことでiPhone 17 Pro Max側で使えなくなった感じです。

自分のように機種変更で買っても実際に使わないという人はかなり限定的なのかなと思います。なので多くの人は心配する必要がないことですが自分にとってはかなりの勉強になりました。

何よりドコモオンラインショップセンターの人とドコモショップの方の対応が凄く良くて助かりました。

対応して下さる方で差。

正直な話料金プランを安くしようと思ってahamoに変更したのではなくレビューのために変更した感じです。その後は今まで何も考えず使ってきた感じでスマホ本体も基本は直販版しか買わないです。

それこそキャリアで購入するとすればAQUOSのように直販版の販売がキャリアモデルより遅い場合やiPhoneの予約争奪戦で負けた時くらいなのでSIMカードを変えることも滅多にないです。

なので開通手続きもすることも滅多になく自分の無知が完全に招いた失敗だった感じです。ただだからこそキャリアのプランやeSIMについてはもっと勉強しないとダメと痛感しました。

最初はチャットサービスから。

ちなみにahamoの公式サイトを確認すると確認コードが受信出来ない場合は以下の電話番号に電話してとドコモオンラインショップセンターに相談しろとなっていますが実際に電話したらドコモ側ではahamo側の情報を確認出来ないため何もすることが出来ないと言われ終了しました。

なのでahamoのチャットサービスから連絡した感じで一回目に対応して頂いた方はeSIMのプロファイルをiPhoneで再ダウンロードすれば通信は必ず復活すると言われました。

ただプロファイルを再ダウンロードしたくても確認コードが受信出来ないのでダウンロードは出来ないと何回伝えても再ダウンロードすれば出来るの一点張りで結局時間の無駄に終わりました。

その後調べた感じだとチャットサービスに頼るしかなく再度問い合わせをしたら2回目に対応してくれた方がまさに神で状況を把握した上でdocomoオンラインショップセンターに繋いでくれた感じでこの方がいなければ正直諦めていた可能性もあるのかなと思っています。

またahamoはオンライン限定のサービスであることは理解していますが電話での対応もないです。何より実店舗関係なくdocomoに相談出来ないのが個人的には一番のストレスに感じました。

今回のゴタゴタで6時間くらい時間が潰れたので今後似たようなことが起きた時に面倒なので今回を機にahamoからdocomoに戻した感じで改めて相談のしやすさは重要に感じました。

次なる段階へ。

ちなみにeSIMは物理SIMを入れるようなスペースは必要はないですがeSIMの情報を保存するスペースが設けられており技術的に次の段階であるiSIMも発表自体はされています。

Snapdragonが対応しているのか把握していないですが簡単に言えばSIMの情報を保存する場所がSoCの中という感じで今後ゆっくりとiSIMに切り替わっていく可能性があるのかなと思います。

少なくともユーザー側からすればeSIMでもiSIMでも違いはなく情報が保存される場所の違いです。そしてAppleがiPhone 17シリーズからeSIM専用モデルの販売地域を拡大したことでiPhoneのようにeSIM専用モデルを用意するメーカーが今後増えてもおかしくないと思います。

eSIM専用モデルの存在。

ちなみに中国ではかなり厳しいと言われていたeSIMモデルを出すことが出来たのが大きいです。一応Oppo Find X9シリーズやHuawei Mate80シリーズはeSIMにも対応しているとの話です。

少なくともメーカーからすればSIMスロットを廃止することで内部スペースをより最適化できます。ただAppleのようにバッテリー容量を増やすために使うかはメーカーの考え方次第だと思います。

またSIMピンを付属させる必要がなくなるので販売台数が多いメーカーほどコストカットに繋がると思います。そしてAppleの次にeSIM専用モデルを出してくる可能性が一番高いのはGoogleだと思います。

現にアメリカにおいてPixel 10 Pro Foldを除いたPixel 10シリーズはeSIM専用モデルです。

また良くも悪くもAppleがeSIM専用モデルの下地を幅広い地域で先行して作ってくれたからこそ他のメーカーがeSIM専用モデルを出すためのハードルは多少なりとも下がる可能性があります。

現時点でなぜPixel 10 Pro Foldのみが物理SIMスロットを残したのかは分かっていないです。ただ単純に考えれば本体内部スペースにまだ余裕があると考えることも出来るかなと思います。

またアメリカ向けのモデルのみeSIMモデルになっただけなので内部スペースの最適化はまだです。ただGoogleが基本展開するのはヨーロッパを中心とした先進国が中心なのでスロットを廃止しやすい可能性がありeSIM専用モデルを提供するとほとんどの地域で一気に変える可能性もあります。

仮に内部スペースの最適化が行われるのであればバッテリー容量が今後増加する可能性があり折畳式機種でみれば薄型化しやすくなると思うのでメリットは大きいのかなと思います。

今後eSIMは当たり前に。

一方で課題もありiPhoneに関してはeSIMクイック転送がより充実している印象を受けます。とはいえMNOを中心に対応しているので手間をかけたくない人ほどMNOの方がいいのかもしれません。

またOSを跨いだ移動はこれから強化していく感じでiPhoneからPixelへのeSIMの移動はアメリカの一部キャリアで対応しており今後Samsungも同様に対応すると噂はされています。

とはいえ世界中で快適になるにはまだまだ時間がかかる可能性があるのかなとは思います。ちなみにアナリストによると2030年頃には最新機種でみれば8割近くはeSIM専用モデルになるとの予測もあり今後誰もがeSIM専用モデルを使うのが当たり前になるのかなとは思います。

少なくともSIMの移動自体は楽になる可能性がありますがトラブルがあった時に面倒になる可能性はあります。とりあえず今回の自分のように無知だと何かトラブルがあった時にお金がどうしてもかかります。

今回の自分の場合だと約5000円なので特にeSIMの使い始めの時はしっかり勉強すべきです正直物理SIMに戻した方が使いやすいですがそうするとiPhoneが使えなくなるのでジレンマです。

また当たり前ですが物理SIMに戻す場合はまた手数料が発生してしまうのでコストがかかります。

まとめ。

今回はeSIMでかなりやらかしてしまったので備忘録としても主観的にまとめてみました。やはり無知であることが一番怖いという感じでしっかり勉強する必要があると痛感しました。

ただしっかり勉強しておけばeSIMはかなり便利なのかなと思っており今後積極的に使っていきたいと思います。

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