Pixel 11ではどうなる?Pixelを使用してきていまだに困惑してしまう一つのこと

直近の情報からもGoogleはGoogle Tensor G6で「効率化」を優先している可能性があります。個人的には負荷の高いゲームをやらないためゲームパフォーマンスやベンチマークスコアは全く気になりませんが、効率化を優先しているのであれば、もっと顕著に改善してほしいことがあります。

今回Android Authorityが歴代Google TensorとPixelの電池持ちに言及しているのでまとめたいと思います。

電池持ちが物足りない。

Google Pixel 6シリーズで初めてGoogle Tensorを搭載した際にユーザーの期待値はかなり高かった印象を受けます。またこの当時は他社が採用しているSoCと比較するとスコアも同程度だったのでパフォーマンスに不満を持つユーザーは少なかった印象を受けます。

一方で統合された5Gモデムはチューニング不足が影響なのか通信関連の問題が多発した上に発熱しやすく電池持ちは悪いと、「日常使い」においてはマイナス面が多かった印象を受けます。

何より多くのユーザーがGoogle Tensorに求めたことは安定性の改善だったのかもしれません。

GoogleがPixelチップセットを社内に持ち込んだとき、私はAppleのようなバッテリーが戻ってくることを期待していました…

自分はPixel 4シリーズから基本全てのPixelを使ってきましたが、電池持ちで満足度が高かったのは「Pixel 4a 5G」くらいという印象です。Googleも世代を重ねるごとに電池持ちや発熱を改善してくれているので、個人的には十分な感じです。

とはいえPixel 4a 5Gの時のような安定感が今のPixel 10シリーズにあるかと言われれば微妙なところで、iPhone 17シリーズのような抜群の安定性もありません。なのでいまだに電池持ちが課題になっていることに違いはありません。

シリコンカーボンバッテリーを採用すべきか。

AppleがAチップを安定させるのに莫大なコストがかかった上に長い年月を要しています。このことからもGoogleがGoogle Tensorを安定させるにはまだまだ時間が足りないのかもしれません。とはいえユーザーはその期間を待ってくれるわけではありません。

このペースでは、GoogleがPixelバッテリーを真に真剣に受け止めてもらいたいのであれば、シリコンカーボンセルに乗船する必要があります。OnePlusは2世代にわたって、OnePlus 13に6,000mAhのバッテリーを搭載し、OnePlus 15では7,300mAhに引き上げています。そして、どちらの場合も、バッテリーの心配もなく、充電の間に何日も費やすことができます。

分かりやすい電池持ちの改善の方法としてシリコンカーボンバッテリーを採用することでバッテリー容量を増やすことです。ただAppleを見ていると分かりやすいですがバッテリー容量が増えても電池持ちが改善するかは別で、結局はSoCの最適化に強く影響される印象を受けます。

そもそもGoogleがどの程度の電池持ちが理想としているのかは不明です。仮に基準があり、すでにそれを達成しているのであればコストをかけてまでこれ以上強化しない可能性はあります。

とはいえ多くのユーザーはPixelの安定性に不満を持っていることことも事実でPixel 11シリーズではどのように改善されるのか気になるところです。

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