年々スマホが高価格化している一方でユーザーの可処分所得はインフレに比例していない感じです。そのため多くのユーザーにとってスマホの価格は10万円前後が一つの目処になると思います。
今回はGoogle Pixel 10など10万円くらいで購入できるおすすめの機種について主観的にまとめたいと思います。
Google Pixel 10
まず一つ目の機種としてPixel 10でPixel 10シリーズの中で最も無難な選択という印象です。自分はゲームをやらないことからもゲームパフォーマンスが低いことはデメリットではないです。
その上で実際に使ってきて良かったと思う部分が望遠レンズを搭載したことで撮影に幅が出たことです。長らく無印は望遠非搭載の流れでしたがPixel 10では初めてトリプルレンズカメラ構成になりました。
とはいえ優秀なセンサーを望遠に採用しているわけではないので過度の期待はしない方がいいと思います。ただ撮影する際に1倍/2倍に加えて5倍が追加されるだけでだいぶ汎用性が改善したと思います。
正直動画に関しては5倍だとかなり厳しく動画ブーストにも非対応なのでかなり残念です。ただ写真に関しては多くのユーザーにとって満足できる写真が撮れるのかなと思います。
また256GBになると14万円は高いと思いますが自分はデータ移行の時間を抑えるために保存するデータは最小限にしていることから問題はなく基本クラウドベースだと気にならない。
シリーズの中で安定している。
そして発売以降Pixel 10シリーズを全部使ってみましたが自分の使い方だとPixel 10が最も安定している印象で特に同じ筐体サイズであるPixel 10 Proとは大きな差を実感します。
明らかにPixel 10の方が発熱しにくく電池持ちに関しても自分の使い方だと寝る前の電池残量が5〜10%近く違うのでシリーズの中で最も安定性は優秀なのかなと思っています。
リークの段階から無印が強化されることでProの立ち位置が中途半端になると懸念していました。そして実際に使ってみるとまさにその通りという感じで多くの人はProを選ぶ必要がないです。
Pixel 10 Proと同じ256GBで比較した場合の価格差は約3万円ですがベースモデル同士で比較した場合だと4万円以上ありこの価格差に整合性を持たせるだけの違いはないと思います。
サイズ感が最優先の人にとってはPixel 10もしくはPixel 10 Proという選択肢だと思います。ただ自分は大型モデルに抵抗がないのでスペック重視であればPixel 10 Pro XLを選びます。
単純にディスプレイサイズに大きな違いがある上にワイヤレス充電速度に違いがあります。自分の使い方だとPixel 10 Pro XLの方が電池持ちが悪く感じますが充電速度が速いのでカバーしやすいという感じで価格を考えればPixel 10が上手くまとまっている印象を受けます。
あとはQuick ShareがAirDropとの互換性がある上にQi2に正規対応しているのも強みです。定価でみれば10万円を少し超えていますが安く購入できるチャンスはかなりあると思います。
個人的にはメーカー問わず無印があまり好きではありませんがPixel 10は想定より良いです。
Xiaomi 15T Pro
次に2つ目の機種でおすすめしたいのが先日レビューしたばかりですがXiaomi 15T Proです。正直中華スマホに嫌悪感がないのであれば検討する価値は十分にあるのかなと思います。
TシリーズはXiaomiにとってセミフラッグシップモデルの扱いみたいでスペック的にはフラッグシップと比較すればもちろん落ちます。とはいえライトユーザーからヘビーユーザーのニーズをほぼ満たすことが出来ると思います。
まずDimensity9400+を搭載しており今年の上半期に発表れたOppo Find X8sなど各社フラッグシップの派生モデルが採用したSoCでパフォーマンス的に困ることはないと思います。
またDimensity9400もそうですがSnapdragon 8 Eliteと比較すると発熱が落ち着いている印象を受けます。そのためゲームをそこまでやらないユーザーからすれば発熱しにくいという印象になります。
また海外サイトのバッテリーテストを参考にすると16時間オーバーなので十分だと思いますもちろんユーザーの使い方次第で印象は変わってくると思いますが個人的には必要十分です。
そしてカメラに関してライカとの共同開発が特徴ですが好みが大きく分かれるところです。ライカっぽい写真や動画を撮れるのはプラスですが自分はあまり過度の補正は好きではないです。
ただ先日実際に比較してみたところXiaomi 15シリーズより色味は多少は現実寄りの印象です。もちろん派手であることに違いはありませんが上位モデルほどのやりすぎ感がないのが良いです。
正直セミフラッグシップなのでカメラに細かいことを求めても仕方ないとは思いますが想定していたより取り回しがよくポートレートモード撮影時のフォーカス精度も悪くないです。
またマクロ撮影が使いやすく接写を好むユーザーこそありがたい機能なのかもしれません。
バランスがかなり良い。
そしてXiaomiは国内展開する際にローカライズをカットすることでコストカットしていますがXiaomi 15T Proに関してはおサイフケータイに対応しているので文句も出にくいと思います。
一方で最大のデメリットはおそらく筐体サイズで個人的に重くはないですがデカいです。フラッグシップモデルの大型モデルよりもデカいのでユーザーを選ぶサイズ感だと思います。
あと不満があるとすれば純正の選択肢がなく欲しいと思えるアクセサリーが全然ないことです。時期によりますがXiaomi 15T Proはギリギリ10万円以下で購入できるので単純に安いです。
正直この価格帯の機種にこれ以上を求めるのであればフラッグシップモデルを購入するために貯金なり何なりをした方がいいと思っており上手い価格設定にまとめたなと思います。
Nothing Phone(3)
そして3つ目の機種としてはNothing Phone(3)で個人的にはかなり気に入っています。正直今までのNothing Phoneはコスパがそこまで良いと思ったことがなくデザインにどれだけの価値を感じられるかという感じでスペックの割には実際に使うと物足りなかったです。
ただNothing Phone(3)ではフラッグシップを名乗るだけの価値があるかなと思います。一つ目の理由としてはNothing Phone(3)限定の機能ではありませんがエッセンシャルスペースを搭載していることです。
何か後で確認したい記事やSNSのページや動画などを保存してくれる機能でハマると便利です。また保存された情報はAIが整理しておいてくれるので後で確認する時に分かりやすいです。
個人的にはOppo Find X9シリーズでマインドスペースという類似機能に対応したのはかなり嬉しかった感じで意外とこの手の機能に対応している機種がいないので付加価値が高いです。
カメラがかなり良くなった。
そして2つ目の理由としてはカメラの底上げで特にテレマクロに対応したことで使いやすいです。個人的には超広角を利用したマクロ撮影は確かにテレマクロよりは寄りやすいとは思います。
ただ撮影する時間帯によっては自分の影が入ったり撮影条件が悪いといい写真が撮れないです。一方でテレマクロはまだ撮りやすい印象でNothing Phone(3)に関してはカメラ全体が底上げされた印象を受けます。
正直今までは数年前のGalaxyのカメラという感じで色味が濃すぎて使う気にならなかったです。
ただNothing Phone(3)ではだいぶ改善した印象で今後世代を重ねればかなり良くなると思います。また最初はどうかと思いましたがデザインも使っていく内にいいじゃんと思えるようになりました。
正直前モデルまでのグリフインターフェイスって本体裏面を上側にしないと恩恵がないです。
自分はスマホを置く時はディスプレイ側を上側にするもしくはスタンドに置いていることが多いです。またスマートウォッチをペアリングしているなら通知は手元でみれば完結する感じになります。
だからこそグリフマトリックスで最低限の情報を確認できる程度でも個人的には十分です。Nothing Phone(3)はNothingの機種としてみれば10万円オーバーなので高いと思います。
ただ今まではデザイン重視でスペックは価格相当に感じていたのがNothing Phone(3)ではかなり底上げされたからこそハイエンドを好む自分でも使いたいと思える仕上がりになった印象を受けます。
Google Pixel 9a
そして4つ目の機種としてPixel 9aでライトユーザーにとっては分かりやすい機種だと思います。直販版は約8万円ですが執筆時点でブラックフライデーで割引になっているので6万5800円と安いと思います。
フラッグシップモデルでみればGoogle Tensorのパフォーマンスは低いかもしれませんが中価格帯の機種の中では必要十分であることに加えAI関連の機能がかなり充実しています。
もちろんPixel 10シリーズと比較するともちろん劣りますが8万円前後の機種の中では圧倒的なのかなと思います。そしてAIはよく分からないけど何かしら使ってみたいと思うユーザーにとって分かりやすい存在です。
またアップデートサポートは最大7年で基本毎月アップデートがあるのでセキュリティ的にも安心です。そしてカメラバンプがほぼなくフラットなデザインも評判がよくカメラセンサー自体は正直しょぼいですがGoogleらしい写真を撮れることに加え取り回しがいいので分かりやすいと思います。
安定性の部分に関しても自分の使い方であればPixel 10と同程度なので必要十分です。個人的には望遠がほしい人はPixel 10で望遠が要らない人はPixel 9aという感じです。
何よりPixel 10もそうですが自分が買いたいタイミングで買うよりも安くなっている時を狙って買うのがおすすめで派手な割引があるからこそ費用対効果も改善しやすいと思います。
まとめ。
今回は10万円前後で購入できる機種の中からおすすめの機種について主観的にまとめてみました。普段ハイエンドモデルを使っている人間からすればもちろん物足りなさを感じる部分あります。
何より数年前のミドルレンジは安いから仕方ないですがどこか面白みに欠ける印象が強かったです。一方で最近のミドルレンジは高くなったとはいえ面白みが増したからこそ魅力的になったと思います。